
与那国島への行き方・遊び方・おすすめスポット一覧!
目次
与那国島とは?
台湾までわずか111kmで、年に数回は台湾の島影が見えることもあるという、日本最西端の神秘と夕日に魅せられる国境の島『与那国島』。謎の海底遺跡や不思議な奇岩、日本で一番遅い時間に沈む夕陽など、ロマンをかきたてられるみどころが沢山あります。
島の最南端に位置する岬や東崎(あがりざき)ではヨナグニウマの姿がみられたり、変化に富んだ島内の景色をドライブしながら楽しめます。また、ヨナグニウマの乗馬体験や海底遺跡の見学、西崎の夕日など島の東西南北に観光スポットが点在し、日帰りでは時間が足りないかも!?ぜひとも宿泊して夜は黒潮が流れ、大型回遊魚が泳ぎまわる豊かな漁場が育む海の幸である、名物のカジキ料理を味わって見てください。
石垣島から与那国島への行き方
行き方
与那国島へは飛行機、フェリーの2つの行き方があります。
飛行機
飛行機の航路は、那覇空港⇔与那国島と石垣空港⇔与那国島があります。
- 那覇空港⇒与那国島
本数:1日1便
所要時間:1時間30分
運賃:片道20,000円~ - 石垣空港⇔与那国島
本数:1日3便
所要時間:30分
運賃:片道12,000円~
空港からの移動については宿やレンタカーショップの送迎を利用しましょう。空港前にはバス停がありますが、便数が少なく実用的とはいえませんし、島のタクシーは数が予約していないと乗ることは難しいです!予約時に宿やレンタカーショップへ到着時間を知らせるのをお忘れなく!
フェリー(高速船)
直線距離でいうと与那国島は石垣島から約127km、台湾からは111kmの距離にあります。与那国島は、石垣島よりも台湾からのほうが実は近いんです。石垣島からのフェリーも運航していますが、便数は限られています。またフェリーは長時間の航路となるため、快適な移動手段として飛行機をおすすめします。
- 運航数:週2便
- 所要時間:4時間30分
- 料金:3,550円
フェリーは島の西側にある久部良港に到着します。宿やレンタカーを予約した人は送迎車が待機してくれています。タクシーを利用する場合は、必ず予約を入れておきましょう。バスは久部良から発車しますが、便数が少ないのでレンタカー・タクシーが必須です。
島内の周り方
周囲約28kmと広く、島内は起伏が激しいです。また島の東西にみどころがちらばっているため、車かバイクでの周遊がベスト。レンタカー・バイクの営業所へ予約を入れると、空港・港まで送迎してくれるので事前に予約しましょう。車での島内一周は約1時間程度。風が強いのでバイクはハンドルを取られないように注意しましょう!東崎や南牧場周辺の道には、牛や馬が外に出ないための溝(テキサスゲート)があるので走行時には気を付けてください。島内の3つの集落を結ぶ無料路線バスや観光タクシーもあるので、利用を考えている人は事前に予約や時刻の確認をしておきましょう。
与那国島の主なエリアと人気スポット
志木那島診療所
人気テレビドラマ『Dr.コトー診療所』の撮影が行われたのが与那国島。比川浜に立つ診療所のオープンセットは今もそのまま残っていて、撮影時のセットが見学できます。セットは内部も見学でき、本物の診療所の様なリアルな雰囲気を感じることができます。実際に現地で目の当たりにすると、想像以上の精巧さに驚きます。人気ドラマの名場面が数々生まれた診療所は、与那国島に来たら必見です。
⇒志木那島診療所の詳細はこちら
海底遺跡
出典:ZEKKEI Japan
海底遺跡は古代の宮殿跡か?!と昨今注目を集める与那国島の必見ポイント。久部良港から出向する海底観光船(グラスボート)でだれでも遺跡をウォッチングできます。また、海底遺跡は人気のダイビングポイント。周囲は潮流が激しく上級ダイバー向けですが、目の前に迫る不思議な光景は圧巻です。上級ダイバー・ベテランダイバーの方はぜひ訪れてみてください!
⇒海底遺跡の詳細はこちら
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崎元酒造所
出典:崎元酒造所
与那国島での製造されているアルコール度数60度のはなざけ『与那国クバ巻』を作っている醸造所です。
立神岩
与那国島のシンボル。高くそびえる不思議な岩。その昔、海鳥の卵をとろうと、この岩に登って下りれなくなった若者が、神に祈りをささげて眠りにつき、目を覚ましたら無事に戻れていたという伝説があると言われています。
資料館
500年の歴史がある与那国花織。その制作過程を見学できる資料館です。与那国織の小物や衣類の販売コーナーも併設され、与那国花織の体験も可能。繊細で優美な幾何学模様の与那国花織。昔ながらの機織りでオリジナルのコースーターを作ってみましょう!
ティンダハナタ
集落と海が一望できる。祖納集落とナンタ浜を一望できます。標高約100mの天然の展望台。16世紀ごろに与那国を統治していた女傑サンアイ・イソバが住んでいたとされています。
⇒ティンダハナタの詳細はこちら
ナンタ浜
祖納集落に面する美景の浜。視界が広く海のグラデーションが綺麗なので、ずっと眺めていたくなる浜。民謡「ナンタ浜」にも歌われています。また、漢字で書くと『波多浜』。近くのビーチは穏やかですが、少し離れると潮の流れが速いのでゆっくりとビーチ際で遊んだり、海を眺めるのがおすすめです。
⇒なんた浜の詳細はこちら
西崎(いりざき)・日本最西端の碑
西崎(いりざき)は日本最西端の地、つまり日本で一番最後に夕日が沈む場所です。日本最西端の碑が建つ小高い丘の下は断崖絶壁!台湾まで約111kmの大海原と久部良集落を望めます。2018年に天皇、皇后両陛下(現在の上皇、上皇后両陛下)が訪問されたことでも話題となりました。
⇒日本最西端の碑の詳細はこちら
東崎(あがりざき)
島の最東端に白い灯台が建つ東崎。断崖絶壁の岬の上に放牧場が広がる、絶好のビュー&休憩ポイント。晴れた日には海上にかすかに西表島が見えることも。雄大な景色が広がる岬一帯は放牧地になっており、ヨナグニウマや牛たちにも会えます。
⇒東崎の詳細はこちら
久部良バリ
悲しい歴史のある岩の裂け目。幅3~5mもあるこの裂け目は、今から200年ほど前、人頭税に悩まされた与那国で、人減らしの為に妊婦さんにここを飛ばせ、流産や転落死させたという悲しい歴史を繋いでいます。
ヨナグニウマふれあい広場
与那国島に約130頭しかいない在来馬で、与那国町の天然記念物に指定されているヨナグニウマとふれあえる場所。大人しい性格なので、乗馬体験などにも安心して挑戦できます♪
与那国島のおすすめアクティビティ
乗馬体験
日本に8種いる在来馬の1つ、ヨナグニウマに乗る乗馬体験。体格は小柄で性格も大人しく、島内には約120頭ほどが生息しています。ヨナグニウマに乗って海や山に出かけられるのも与那国島ならではの体験です。
ダイビング
与那国島のダイナミックな自然を体感するならダイビングがベスト!八重山のほかの島とはひと味もふた味も違う絶海の孤島、与那国島。「人工建造物か自然の産物か-」発見から数十年、今もなお、謎に包まれる海底遺跡は世界的なダイビングスポットの海底遺跡。冬から春にかけては、ダイバーの憧れハンマーヘッドシャークも与那国島の海に現れます!
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グラスボート&シュノーケリング
「ダイビングはちょっと」という方には、グラスボートやシュノーケリングでも海底遺跡が見られます。泳がなくても手軽に海底遺跡を見ることができるグラスボート、ダイバーではないけれど、海底遺跡を泳いでみたい、という方にはシュノーケリングがおすすめ。たくさんの魚やウミガメにであえることも?!
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体験工房
色とりどりの貝殻や天然石を使って、あなただけのオリジナルアクセサリーや雑貨を作ってみるのもいいですね。
釣り
与那国島では体験釣りでカジキがかかることも?!港から15分ほど沖に出れば、そこはカジキのほか、ロウニンアジ、イソマグロなどが狙える大物ポイント!風や潮の流れも強いので、やや上級者むけです。初めての方は西表島や石垣島での釣りがおすすめ。初めての方でもアカジンなどの沖縄高級魚が釣れることもありますよ♪
その他のイベント&みどころ
与那国島カジキ釣り大会
久部良漁港で、毎年7月の第1週に開催されるカジキ釣り大会には大物を求めて全国から腕自慢が集います。大会最終日にはカジキの丸焼きがふるまわれます。ぜひ釣りに自信がある人は参加してみては?
長命草ロールケーキ
島のスイーツ『長命草ロールケーキ』。与那国島に自生する長命草(和名:ボタンボウフク)は近年、島の健康食材として大いに注目されており、その長命草を使ったロールケーキ。甘さを少し抑えたしっとりとした味わいです。
与那国島のグルメ5選
島料理いすん
島料理海響(いすん)は久部良漁港から徒歩で約3分の場所に位置する海鮮料理屋さんです。すぐ近くにある久部良漁港から水揚げされた新鮮の魚介類が提供されます。特におすすめなのが与那国島近海で獲れたカジキのトロ部分であるハラゴの刺身です!プリプリとした食べ応えのある触感が病みつきになります!
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国2022-6
電話番号:080-5476-2230(予約専用)
営業時間:18:00~23:00
定休日:水曜日
海人食堂
海人食堂は久部良の漁港内にある日本最西端の食堂です。漁港内にあるため、島料理いすん同様に新鮮な状態で魚介類を堪能することができます。変わった魚介類の提供もあるので、ぜひ本土で食べることができないものを食していってくださいね。カウンター席からは海を望みながら食事をすることができます。とにかく魚料理がおいしいので海人食堂を訪れた際には、ぜひ海鮮料理を食べてみてください!
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国4022-1
アクセス:与那国空港より車で約10分
電話:090-2589-7410
営業時間:11:30~15:00
定休日:月曜日
居所屋どぅーらい
居所屋どぅーらいは与那国島人気の居酒屋です。連日、地元の方たちで賑わいを見せており、みんなが集まる居酒屋といった感じのスポットです。新鮮な魚料理のの他、チャンプルーなどの沖縄の郷土料理の提供もたくさんあります。他にもツナベーコン、明太ポテト味などの3種のフレーバーがあるピザ仕上げられたヒラヤーチなどの創作料理も絶品です。さくもち触感が癖になっちゃうのでぜひご賞味ください。
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国62
アクセス:与那国空港より車で約10分
駐車場:なし
電話:0980-87-2909
営業時間:18:30?23:00
定休日:日曜日
居酒屋まるてぃ
居酒屋まるてぃ久部良港から徒歩で約3分の場所にある天然木でつくられた温かみがあるリーズナブルな居酒屋さんです。ランチメニューは650円、夜のメニューのほとんどが500円以下と非常にリーズナブルなのでとても人気のお店です。ホットシーズンは混雑するので予約が必要です。また、居酒屋まるてぃには民宿てぃだん(太陽)が併設されているので、宿泊を決めて遅くまで飲み明かしてもいいですね。与那国島近海で獲れたカジキの刺身とおりオンビールの愛称が抜群です。ぜひ、お試しください!
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国4022-21
アクセス:与那国空港より車で約10分
駐車場:有り
電話:0980-87-2550
営業時間:18:00?24:00
定休日:日曜日
どぅぐいわり
島の食材をふんだんに使用した創作料理を堪能できるお洒落な佇まいのどぅぐいわり。お洒落かつ落ち着きのある雰囲気がある一方で、楽しそうにお酒を嗜んでいる笑い声が聞こえてきます。ハラゴなどの地元特産のメニューが豊富に取り揃えています。お洒落な雰囲気で与那国島食材を堪能しましょう。
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国564
アクセス:与那国空港より車で約6分
電話:0980-87-3739
営業時間:18:00~24:00
定休日:日曜日
与那国島の宿5選
①与那国ゲストハウス フィエスタ
白を基調とした外観が特徴的な与那国ゲストハウス フィエスタ。このゲストハウスはオーナーさんの手作りなんです!驚きですね。屋上からは周囲を見渡すことでき、眼前に広がるオーシャンビューがとても美しいです。屋上からの絶景を眺めながらオリオンビールでも飲むのもいいですね。客室は男女別で個室が用意されており、共同のキッチンもあるので自炊をすることもできます。旅人同士の交流もできる、旅の醍醐味満載のゲストハウスです。
住所:沖縄県八重山郡与那国町与那国1080
②民宿さきはら荘
いつも笑顔の女将さん切り盛りするアットホームな雰囲気が漂う民宿さきはら荘。食事もすべて女将さんお手作りであり、愛情もボリュームたっぷりなので満足すること間違いなしです。明るくて開放的な空間なので、どこか懐かしささえ感じます。共有ロビーには与那国島の観光情報や地図もあり、観光のことはおかみさんに聞けば親切に教えてくださるので、ぜひ聞いてみてくださいね。
住所:沖縄県八重山郡与那国町与那国131
アクセス:与那国空港より車で約10分
駐車場:あり
電話番号:0980-87-2976
③よしまる荘
よしまる荘は久部良港の目の前に位置するダイビングショップが併設されている民宿です。ビギナーからベテランまでダイビングを楽しむことができるサービスも提供されています。そのため、多くのダイバーが利用します。駐車場が完備されており、空港やフェリー乗り場からの無料送迎もあるのでアクセスに困ることはありません。また、客室は個室の洋室と和室があり大浴場、食堂も整っているため、満足できること間違いなしです。
住所:沖縄県八重山郡与那国町与那国3984-3
駐車場:あり
電話番号:0980-87-2658
④アイランドホテル与那国
アイランドホテル与那国は与那国空港から車で約3分の場所に位置する島唯一のリゾートホテルです。客室は36㎡のツインルーム広さがあります。浴室とトイレの独立やテレビや冷蔵庫など設備が完備されているため過ごすのに不便することはありません。周囲には食事処は少ないですが、ホテルにはレストランが併設されているので食事処探しで困ることもありません。
住所:沖縄県八重山郡与那国町与那国4647-1
駐車場:あり
⑤入福旅館
最後にご紹介する宿泊施設はドラマDr.コトー診療所の撮影にも使用された入福旅館。築100年にも至る趣のある建造物であり、国の有形文化財に登録されています。有形文化財に宿泊することができるんです。与那国島の祖納地区の中心部にあるため、観光して回るのにとても向いています。また、入福旅館では与那国島の近海の魚の唐揚げや島サラダなど島食材にこだわった食材を味わうことができます。日によって仕入れた材料で組まれる献立が違うので、連泊しても食事の楽しみが尽きません!
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国160
与那国島のモデルコース
10:10 石垣島出発
10:45 与那国島到着
11:00 3畳ビーチにてまったり
住所:沖縄県八重山郡与那国町
滞在時間:30分
12:15 海人食堂
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国4022-1
アクセス:与那国空港より車で約10分
電話:090-2589-7410
営業時間:11:30~15:00
定休日:月曜日
滞在時間:50分
13:15 ナーマ浜にて海水浴
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国
滞在時間:120分
15:30 日本最西端の地碑
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国139
滞在時間:30分
16:15 与那国町伝統工芸館
営業時間:8:30?17:30(月曜?金曜)、8:30?17:00(土曜)
定休日:日曜日
滞在時間:40分
17:00 橙cafe+ yonaguniにてお茶
住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国138
電話番号:050-3708-4792
営業時間:11:30?15:00
定休日:火曜日
滞在時間:90分
18:45 与那国島発
19:15 石垣島着
まとめ
与那国島は石垣からでも最低1泊2日はほしいところ。長期の休みが取れた方や定番とは違った場所に行きたい方にはぜひおすすめです。
石垣島の全て遊びはこちら↓
石垣島ツアーズ