
石垣島から10分でいける竹富島を徹底解説します!
みなさんこんにちは!竹富島をご存知でしょうか?沖縄の原風景が残る集落に美しいビーチが魅力のサンゴ礁に囲まれた小さな島、それが竹富島です。
今回はそんな竹富島の魅力やおすすめスポットやグルメまでを徹底解説していきます。是非参考にして見てください。
竹富島とは
竹富島は石垣島から約6キロの場所に位置し、高速フェリーでわずか約10分ほどの距離にあります。
高速船の便数も多く、面積は約5平方キロメートル、島の周囲は約9キロメートルと小さいため、石垣島から日帰りで訪れる人も多くいます。竹富島は古来の伝統を守り続ける島としても有名で、沖縄らしさを感じられるフォトジェニックな風景がたくさんあります。
石垣と平屋の赤瓦屋根の家が並ぶ集落を散策したり、透明度抜群の海を楽しめるほか、街の光が少ないことから、最近では星空ウォッチングも人気です。離島ならではのゆったりとした特別な島時間を過ごすことができます。
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石垣島から竹富島のフェリー
竹富島やまわりの島々へは、石垣島にある石垣港離島ターミナルからフェリーを利用して行くことができます。竹富島へ渡る方法は「石垣港離島ターミナル」から船に乗って移動します。ターミナルへは、八重山諸島の主要空港である「南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港」から車で約30分、路線バスで50分程で到着します。
石垣島から竹富島へは2社の船会社が定期便を運航しています。季節により便数は変わりますが、朝7時半ころからから夕方18時ころまで1時間に2〜3便就航しています。便数は多いですが、夏場のホットシーズンはとても混みあうことが予測される為、事前に予約をしておいたほうが安心です。また、不定期で西表島大原港からや小浜島からフェリーで訪れることも可能ですが、1日1便程度と便数が少なく、事前予約も必要となります。
竹富島の観光スポット10選
さて、ここからは竹富島の観光スポットを10選ですが、小さな島に詰まっている沢山の魅力をお届けしていきます。
①竹富島の民家・集落(重要伝統的建造物群保存地区)
沖縄でもっとも原風景が残る島と言われている竹富島。島の集落は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。竹富島の民家は石垣に囲まれているため軒から下の部分は目立ちません。民家の屋根が集落景観の大切な要素となり、竹富島の場合は民家の屋根の大半は赤瓦葺でできています。これは竹富島の風土条件の下で発達したもので、雌瓦と雄瓦をかぶせ、漆喰で固め、強風で瓦が飛ぶことを防いでいます。瓦の赤褐色と漆喰の白色のコントラストが鮮やかである。さらに赤瓦の上には魔除けの獅子「シーサー」が置かれる。昭和62年4月28日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。赤瓦の屋根や民家を囲む石垣や真っ白なサンゴの砂道や道のいたるところに咲くハイビスカスの風景。散策するだけで心がほっこりすることでしょう。
アクセス:港から徒歩で約15分

②なごみの塔
竹富島を代表する観光スポットで、赤瓦の屋根が残る集落の様子を一望できる展望台です。塔自体は4.5mあり登ると民家集落や海岸線を一望することができます。塔が設置された1953年のころは、メガホンで住民に連絡する場所として使われていたとのことです。展望台の定員は2名で、1名ずつしか上ることができないので、人が多い時は待つ場合もあるそうです。また、コンクリート製の簡単な造りの塔になるので、階段が急になっているので上り下りする際は注意してください。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富
アクセス:竹富港から徒歩15分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし

③ 竹富島のビーチ
竹富島には様々なビーチがあります。星の砂で作られているビーチや幻の浜と言われているビーチまで様々です。特におすすめなのが、コンドイビーチとカイジ浜になります。幻の浜と呼ばれているコンドイビーチは竹富集落から徒歩で約15分ほどの所に位置しています。星砂の浜として有名なカイジ浜はコンドイビーチから徒歩で約5分ほどの所に位置しているため、コンドイビーチと併せて観光するとよいでしょう。どのビーチも特徴がありとてもおすすめなので散歩しながら、もしくはサイクリングしながら各ビーチを回ってみるのも良いかもしれませんね。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町字上原
アクセス:上原港から車で約10分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
名称:コンドイビーチ
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富
アクセス:竹富港から徒歩で25分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり


④ 竹富海底温泉
竹富島に温泉!?と思われるかもしれませんが、実は竹富島の海には温泉が沸いています。この竹富海底温泉ですが島に所在しているわけではなく、石垣島と西表島の間に広がる日本最大級のサンゴ礁である石西礁湖に位置しています。海底温泉の場所はダイビングスポットにもなっており、初心者の方から経験のあり方まで楽しめるスポットとなっておりますので是非訪れてみてください。
⑤ 西塘御嶽(にしとううたき)
西塘御嶽ですが竹富島が生んだ偉人の「西塘」を島の守神として祀っている場所になります。「西塘」とは土木技術にすぐれ、首里城壁を設計したり、園比屋武御嶽石門を造ったりした人物です。八重山地方の行政長官に任命されてからは、農業の改善指導、日時計や時報の鐘の設置など、八重山に多くの改革を行った。
現在は島の守護神・豊作の神として祀られており、正月には初詣の人々が参集します。島では「西塘精神」という言葉が残されているように、偉大なる政治家・篤実家・愛郷家として尊敬されています。立ち寄って、参拝することも可能なので是非立ち寄って見てください。
住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富島
アクセス:竹富港から徒歩で15分

⑥ 喜宝院蒐集館(きほういんしゅうしゅうかん)
日本最南端のお寺「喜宝院」に併設している民芸品などを集めた「蒐集館」ですが、世界的にも珍しいワラを使った「藁算」や、竹富島で織られた芭蕉布、竹富島で実際に使われていた民具や農具などが展示されています。文字がなかった時代に文字の代わりとして用いられていた「ワラサン(結縄)」の説明や、ミンサー織りの模様の由来など、館長やスタッフから興味深い話をいろいろ聞かせてもらうことができます。竹富島の歴史に触れられる場所ですので、ぜひ足を運んでみてください。
住所:竹富町字竹富108
アクセス:竹富港より徒歩約15分
電話番号:0980-85-2424(FAXのみ)
料金:大人300円、小人150円
営業時間:9:00~17:00

⑦ ンブフル展望台
「ンブフル」とは、昔、住民の飼っていた牛が夜中に角で土や石をつきあげて高い丘をつくり、その上で「ンブフル、ンブフル」と鳴いたので、この丘の上に見張台を作り牛の鳴き声にちなんで、「ンブフル展望台」と付けたと伝えられています。また、平坦な竹富島の中では最も高い展望台として知られています。
天気がよければ、石垣島や西表島を見ることもできるので、是非立ち寄りたい観光スポットです。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富
アクセス:竹富港から徒歩15分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし

⑧ 竹富郵便局
竹富郵便局は「誰もが使いやすいように」という島の人たちの好意から1993年に現在の地に移設したのを機に、現在の局舎ができています。琉球赤瓦の屋根に、丸太の柱が特徴的な平屋建てで古くから伝わる琉球建築のつくりをしています。周りは琉球石灰岩でできた石垣に囲まれ、屋根の赤と石垣の白のコントラストは見どころの1つです。ー屋根から来局者を見守るシーサーに加え、局舎前には丸いポストが目印に。今では珍しい円筒形が、島の景観としっくり馴染んでいます。また、ここでしか買えない記念切手や風景印もあるのでぜひ立ち寄ってみてください。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富500
アクセス:竹富港から車で5分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり

⑨ 西桟橋
竹富島は稲作に適した農耕地がなかったということもあり、 対岸に位置する西表島に田んぼを作り、島民が船で通うために 港として建設されたものだそうです。
その背景から西桟橋は2005年に国の登録有形文化財に登録されています。今では使われていない石造りの桟橋ですが、竹富島のサンセットスポットとして人気の観光名所です。日数に余裕を持たせて竹富島に滞在して、ぜひ美しい夕日を眺めるのもおすすめです。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富島
アクセス:竹富港から自転車で15分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし

⑩ 竹富民芸館
1972年に開設された竹富民芸館。民芸の島として知られている竹富島の八重山ミンサーや芭蕉布など、代表的な織物の制作パネルなどが展示されている施設です。なかには、機織りの製作工程も見学や機織りの体験もでき時間に余裕がある方は実際に伝統織物を体験するのも良いでしょう。
また、島内で織り上げられた織物の販売もしており、入場も無料なので竹富島の伝統的な文化を知るにはもってこいな施設でおすすめなスポットです。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富島
アクセス:竹富港からその他で10分レンタサイクルで約10分
駐車場:なし
食事(周辺):あり
トイレ:あり

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竹富島のグルメ5選
①そば処 竹乃子
創業40年となる名物そば店です。先代から味を受け継ぐ「八重山そば」が看板メニューです。そばを引き立てるピィヤーシ(島胡椒)を振って味わうのがおすすめです。昼時は混雑を避けて早めの来店がおすすめ。夜は郷土料理が自慢の居酒屋として営業しています。
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②カフェテードゥンしだめー館
竹富島郷土料理を堪能できる飲食店となります。このお店の名物はなんと言っても「竹富そば」です。竹富そばはこのお店発祥で三枚肉などと共に長命草が入っているのが特徴です。長命草は食べると長生きできると言われています。どのメニューもボリュームがあり、夜には居酒屋として営業するため絵ニューも多彩にあります。
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③ユーグレナ・ガーデン
竹富島役場から程近くにある「ユーグレナ・ガーデン」は、石垣産のユーグレナを使った料理を提供しているお店です。色々な料理の中にユーグレナを使っており、女性に人気なのは「みどりのクリームブリュレ」です。また、島のブランド牛を使ったメニューもあるため、ここでしか食べることに出来ない「美咲牛のローストビーフ丼」は絶品です。一風変わった沖縄料理を食べるにはおすすめのお店となります。
④島野菜カフェ リハロウビーチ
地元産の野菜や海の幸、お肉を使ったメニューが豊富で、男女共に大変人気です。このお店ではランチで食べることのできる「ガーリックシュリンププレート」が特におすすめとなります。ランチはドリンクバーが付ディナーは島野菜の食べ放題がついています。また、テイクアウトも可能なので近くにある公園でのんびりと外の空気を吸いながら食事をするのもおすすめになります。
⑤やらぼ
西桟橋近くにあるお店、やらぼは、竹富島エリアで地元の人に昔から親しまれてきたお店です。お店はアットホームな雰囲気が漂っていて、地元竹富島では知らない人はいないとされるほどの人気店です。お店イチオシメニューは「エビ入り野菜そば」です。地元竹富島で水揚げされた車エビを豪快に使ったメニューになり、車エビは新鮮で噛むごとにエビの味がジュワっと染み出てきて大変美味しいです。地元の観光雑誌でも紹介されており、竹富島の方だけでなく遠方からのリピーターさんも大変多いです。是非一度訪れて見てください。
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竹富島のおすすめアクティビティ4選
八重山離島めぐりツアー
石垣島から八重山の離島を効率よく観光したい方は、離島めぐりツアーがおすすめ。
島の9割がジャングルに覆われた大自然が魅力の西表島や、昔ながらの街並みが残る竹富島、西表島から水牛で海を渡って行く由布島など八重山離島の魅力を満喫できるツアーです。
マリンアクティビティとは違い、基本的に濡れることがないため、海が苦手な方にもおすすめです。
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竹富島観光&シュノーケリング1日コース-ランチ付き
竹富島を一日がっつり満喫したい方にはこちらのプランがおすすめです。竹富島周辺の海は海底が見えるほど透明度の高い海となっています。手つかずのカラフルなサンゴが広がっており、その周りを熱帯魚など色とりどりの生き物たちが泳いでいます。晴れた時は真っ青の空とエメラルドグリーンの海のコントラストがとても美しいです。竹富島周辺の海は浅瀬でサンゴや生き物を観察することができるのでのんびりシュノーケリングを楽しむことができます。石垣島から竹富島へ向かう船の上からでも美しい竹富島の海を望むことができ、入る前からウキウキ感が高まります。天然の水族館を全身で体感してみてくださいね。竹富島の海をシュノーケリングした後は、ソーキそばセット、フーチャンプル定食、ゴーヤチャンプル定食、野菜カレー、石垣牛コロッケカレーから選べるランチを食べます。石垣島の島食材をふんだんに使用した朝食をとった後は伝統的建築物保存地区である沖縄の原風景を残す集落を散策してまわります。フリータイムなのでレンタサイクルを利用して島を回ったり、水牛車でのんびり街を散策して回ってもいいですね。
超お得!幻の島上陸&トロピカルシュノーケリング&竹富島観光
石垣島だけでなく周辺離島もしっかり楽しみたい方にはお勧めなのが幻の島シュノーケリング&竹富島観光ツアーです!石垣島を出発して幻の島へ向けて船で約30分間のクルージングを堪能しアクセスします。幻の島の正式名称は浜島であり、潮位の差により島が姿を現したり、海へと消えたりする幻のような特徴から幻の島と呼ばれるようになりました。潮位により形を変える三日月形のホワイトサンドが特徴的であり、とてもSNS映えします。周囲には国内最大のサンゴ地帯である石西礁湖があり、シュノーケリングにて多種多様な生き物を観察することができます。リアル竜宮城でシュノーケリング体験を楽しんだ後は竹富島を散策して回ります。アクティビティを楽しんだ後ののんびりステイはとてもリラックスすることができます。島定番の水牛車にて自由気ままに観光して回るのもありですね!

竹富島観光&体験ダイビング1日コース-ランチ付き
最後にご紹介するプランは竹富島観光&体験ダイビング1日コースです!上でも少し触れました北半球最大のサンゴ地帯である石西礁湖にてダイビングを楽しみます。400種以上のサンゴと多種多様の海洋生物が生息しています。運が良ければウミガメやマンタと出会うこともできます。熱帯魚の量も大小さまざまなのでダイビングでじっくりと生き物観察をすると時間を忘れてしまいます。ダイビングが初めての方であっても、インストラクターの丁寧なレクチャーを受けた後にダイビングを行うので安心です!水深3~4mの深さでカラフル熱帯魚やサンゴを観察します。しっかりアクティビティを楽しんだ後は島食材を使用したランチを摂り、のんびりと赤瓦の古民家や琉球石灰岩の石垣の集落を散策して回ったり、星砂の浜やコンドイビーチ、西桟橋などの人気観光スポットをまわったりと自由な時間を楽しめます。自由に行くことも可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は竹富島に関して徹底解説してまいりました。1周わずか10kmに満たない島ですが、沢山の魅力が詰まっていましたね。
竹富島に訪れた際には、是非本記事を参考にしていただき、満喫していただけたら幸いです。