石垣島で絶滅危惧種のヤシガニを探そう!
目次
石垣島の夜を楽しむナイトツアーで
絶滅危惧種のヤシガニ探してみよう☆
石垣島の夜を楽しむナイトツアーで、ホタルに次いで人気の生物といえば「ヤシガニ」。
ヤシガニといえば、絶滅危惧種として知られるヤドカリの仲間になります!
◆ヤシガニなどの生物を観察したい方
◆絶滅危惧種のヤシガニに興味がある方
◆夜の自然探索で特別な思い出を作りたい方
◆ホタルや星空なども一緒に楽しみたい方
今回は、そんな亜熱帯原生林が広がる石垣島に生息するヤシガニの生態や、ナイトツアーでの楽しみ方をご紹介します!
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絶滅危惧種のヤシガニとは?
ヤシガニは夜行性の生物で、夜になるとマングローブ湿地帯や洞窟周辺に姿を現します。
絶滅危惧種に指定されており個体数は少ないですが、生息環境が限定的なため、石垣島では比較的高確率で出会うことができます。
この構造が解明され、人間にも応用される日が来れば、若さを保てるかもしれませんね...!
『寿命がない』と言われるヤシガニですが、それでも絶滅危惧種になっている理由があります。
硬い甲羅を持っているように見えますが、実は衝撃に非常に弱いのです。そのため、高い木から落下したり、毒性のある食べ物を摂取したりすることで命を落とすことが多いと言われています。
特に、西表島などでは夜の道路にヤシガニが出没することがあり、車との事故も彼らの生存を脅かす一因となっています。
夜間にドライブをする際は、道路にヤシガニがいないか十分注意し、安全運転を心がけてくださいね。
彼らの生息環境を守るためにも、私たちができる小さな配慮が大切です!
ヤシガニが好きな食べ物「アダンの実」
ヤシガニは、パイナップルのような形をした「アダンの実」が大好物で、アダンの実がある場所にはヤシガニがいると言われるほどです。
また、その名の通りヤシの実も食べますが、実は雑食性でほとんど何でも食べるのが特徴です。
この食欲旺盛さが裏目に出ることもあり、毒性のあるものでも食べられそうなら口にしてしまうことがあります。その結果、体調を崩したり命を落とすこともあるとか。ヤシガニの旺盛な生命力の裏にある、ちょっと無鉄砲な一面ですね!
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ヤシガニの大きさ(体長)
ヤシガニはカニの形をしていますが、その見た目は「いかにも熱帯地域にいそう」と思わせるユニークな出で立ちです。
その大きさは驚くべきもので、大きなヤシガニでは体長40cm、脚を広げると1mを超える個体もいます。このサイズ感はまさに日本最大級の迫力!
ヤシガニのハサミの力
ヤシガニは、その強力なハサミの力でも知られています。体重は大きいものでも約4kgほどですが、その握力はなんと300kg~400kgにも達すると言われています。
自分の体重の100倍もの重さを持ち上げられるなんて驚きですね!
ただし、ヤシガニは基本的に自分から人を襲うことはありません。しかし、興味本位で指をハサミに近づけるのは絶対にNG!
その力強さとユニークな姿に感動しながら、ヤシガニとの出会いを楽しんでください。
石垣島ではヤシガニを食べる文化がある
ヤシガニの食べ方としては、通常のカニと同じように茹でて食べるのが一般的で、その濃厚な味わいが魅力です。また、ヤシガニのエキスを使った汁料理もおいしいと評判です。
現在は資源保護の観点から、ヤシガニを食べる機会は限られていますが、地域文化の一端として伝統的な食文化があることを知るのも興味深いですね。
かなりの高確率で出会える♪
夜の石垣島でヤシガニを探しに行こう!
石垣島のジャングルナイトツアーでは、ヤシガニにほぼ確実に出会うことができます。特に、マングローブの湿地帯やビーチ近くの洞窟などがヤシガニの生息地として知られています。
暖かい時期には、洞窟内で1匹や2匹だけでなく、5匹、6匹とまとまって見られることもあり、その光景には圧倒されるでしょう。
石垣島のナイトツアーでは、ヤシガニだけでなく、さまざまな魅力的な夜の景色や生き物に出会えます。
夜行性のオオコウモリや、かつて大津波で流されたといわれる巨大岩、そして時期が合えば地上に光を放つホタルなどが見どころです。さらに、天気が良ければ満天の星空や流れ星も楽しめるでしょう。
石垣島の夜に広がる大自然を存分に体感できるナイトツアー。ぜひ参加して、この特別な体験を満喫してくださいね☆
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石垣島のヤシガニ生息スポット紹介
①バンナ公園
バンナ公園は、近くに海があり、周囲8kmにわたる広大な敷地を持つ緑豊かな公園です。森林が広がる環境には多くの生物が生息しており、ヤシガニもその一つ!
春シーズンだと『ヤエヤマヒメボタル』も見れます。バンナ公園での自然観察は、石垣島の豊かな生態系を体感できる貴重な体験になることでしょう♪
住所:沖縄県石垣市961−15
アクセス:石垣港離島ターミナルから約15分
②白保海岸
新石垣空港から車で約10分の白保海岸は、サンゴの種類と量が石垣島でもトップクラスを誇るスポットです。
特に希少なアオサンゴの大群落が見られることでも有名で、その貴重な環境は生物多様性が非常に高いことで知られています。
また、この豊かな生態系はヤシガニの生息地としても理想的です。白保海岸周辺には、ヤシガニの餌となる豊富な栄養源があり、生息しやすい環境が整っています。
アクセス:新石垣空港から車で約10分。市街地から車で約20分。
駐車場:なし
③平久保崎周辺
平久保崎周辺にもヤシガニが確認されており、特に西海岸沿いに多く生息しています。
平久保崎の西海岸沿いには保護指定エリアがあり、条例により12月から翌年8月までヤシガニ捕獲が禁止されています。観光で訪れたい際にヤシガニと出会ってもそっとしておいてあげましょう。
アクセス:新石垣空港から車で約50分市街地からから車で約90分
駐車場:あり
食事(周辺):なし
トイレ:なし
④御神崎周辺
御神崎は石垣島最西端の岬で、美しいサンセットを望める絶景スポットとして知られています。
荒々しい波がゴツゴツとした岩肌に打ち付ける景観が特徴で、石垣島を訪れる際にはぜひ立ち寄りたい場所です。
御神崎周辺には亜熱帯植物が生い茂り、近くの浜辺では夜間にヤシガニがとことこ歩いている姿に出会えることもあります。
住所:沖縄県石垣市崎枝
アクセス:新石垣空港から車で約1時間20分、石垣港離島ターミナルから車で約45分
⑤明石ビーチ
平久保崎でご紹介したヤシガニの保護区は明石エリアにも及んでおり、この明石エリアも生息域になります。
明石ビーチはヤシガニの大好物のアダンの木が多く自生しており、以前はヤシガニをたくさん確認されていました。
最近では随分と確認件数も減り、レッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類とされ保護対象となりました。
所在地:沖縄県石垣市伊原間340
アクセス:新石垣空港から約22キロ、車で約45分
駐車場:なし
食事(周辺):あり
トイレ:なし
⑥川平湾
石垣島を代表する景勝地である川平湾には、ヤシガニの大好物であるアダンの木は多くありませんが、海に近く、亜熱帯の動植物が豊富な点から、ヤシガニが生息するのに適した環境といえます。
「アダンの木がある場所にヤシガニがいる」と言われることもありますが、アダンがない場所でもヤシガニがいないわけではありません。
ヤシガニは雑食性であるため、餌が豊富で生息に適した環境であれば確認されることがあります。川平湾でも、夜間に探してみるとヤシガニに出会える可能性があるかもしれません!
アクセス:バスターミナルからバスで40分
駐車場:あり
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まとめ
絶滅危惧種に指定されているヤシガニは、八重山諸島ではとても愛されている夜行性の生き物です。2018年3月30日には石垣市が「星空保護区」に認定され、その美しい夜空は国内外から注目を集めています。
ナイトツアーに参加すれば、満天の星空を楽しむだけでなく、夜行性のヤシガニを観察する貴重な体験もできます。石垣島ならではの大自然と星空、そしてヤシガニの神秘的な姿を同時に楽しむ、特別な夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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