石垣島でホタル観賞!3月から6月限定のホタルナイトショーを楽しもう
目次
3月〜6月に石垣島行く方はラッキー☆
ヤエヤマヒメボタルを見にいこう!
石垣島を含む八重山諸島にのみ生息するヤエヤマヒメボタルというホタルをご存知ですか?
ヤエヤマヒメボタルとは、石垣島で3月~6月にかけて見ることのできる体長2.3mm程の日本一小さなホタルです。
本州でホタルというと梅雨~夏の時期のイメージがありますが、ここ石垣島では3月から見られ、日本一早いホタルとしても有名です。
ヤエヤマヒメボタルは米粒程の大きさですが、このホタルは一か所に数百、数千と群れを成して集まるため、まるでクリスマスのイルミネーションの様です。
また、他のホタルとは違い地上を這うように光ることから"光の絨毯(じゅうたん)"と評されることも。森に入り辺りが暗くなったころ、無数のホタルが美しい光を発しながら飛び交う光景は、まさに自然の神秘です。
森の闇の中で、幻想的な光の乱舞に包まれる『ヤエヤマヒメボタル』は、特に3月から6月の間に楽しめます。
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ヤエヤマヒメボタルはなぜ光るの?
ヤエヤマヒメボタルが光る理由は、オスがメスを求めてアピールするためで、オスはメスの光を探して飛翔しながら光を放ちます。
ホタルによって光の強弱がありますが、オスが弱い光でメスが強い光だそうです。ヤエヤマヒメボタルが光を放つのは、日没からわずか数時間とのこと。なのでそのベストの時間を狙ってホタルツアーは催行されます。
一匹が光り始めると徐々に群れを成して光ります。光始めてから約30分ほどで光が徐々に減っていきます。強い光が減っていくということはおそらく良いパートナーに出会えたということですね!
このことからヤエヤマヒメボタルの光のイルミネーションを"ホタルの結婚式"なんて呼ぶこともあります。
石垣島のホタルの時期は?
石垣島のホタルは、気温20℃以上で湿度の高い場所を好んで生息します。
石垣島では全部でなんと9種類ものホタルを見ることができ、こんなにも多くのホタルが見られるのは亜熱帯地域に属する石垣島ならではです。
代表的なのは3月から6月のヤエヤマヒメボタルですが、4月から11月はキイロスジボタル、12月から1月はオオシママドボタルといったように見ることのできるホタルは変わりますが、ほぼ年中ホタルを見ることができます。
蛍によって光り方や動き方が違い、それぞれに魅力があるのも見所です。ツアーではそれぞれのホタルについて現地ガイドから詳しい話を聞くことができます。
その中でも最も美しいのはヤエヤマヒメボタルです。“光の絨毯”を初めて目にしたときは、感動して泣く方も続出するほどなので、ぜひご体験ください。
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ヤエヤマヒメボタルを見る場所は?
石垣島には、ヤエヤマヒメボタルを見ることができる場所(スポット)はいくつかあります。
市街地近くですと、『バンナ公園』付近や『前勢岳(マエセダケ)』の辺りは綺麗に見ることができます。珍しい場所では、沖縄県No.1の高さを誇る標高約525メートルの『於茂登岳(おもとだけ)』でもホタルを見ることができます。
他にも現地の人しか知らない、ツアーに参加した方のみが行くことができるホタルスポットもあります。
ホタルツアーでは、秘密のホタルポイントの中から、当日の天候などを考慮して一番綺麗に見えるスポットへお連れ致します。
レンタカーを借りて個人で行くのもいいですが、せっかくなら石垣島でその日一番のヤエヤマヒメボタルを見てはいかがでしょうか?
ホタルを見るときの注意点
ホタルは成虫でいる時間が短く、1年かけて成虫になり、わずか1週間だけ光り輝くことができます。その1週間は何も食べないで生き、子孫を残したら役割を終えるという儚い命です。
そのため、ヤエヤマヒメボタルを見る際は必ず以下の3点を注意してください。
(直接ホタルに当てない)
■暗くなる前に行ってホタルが光るのを待つ
■極力ツアーに参加して現地ガイドの指示に従う
地上の星を見た後は夜空の星を見よう!
日没からホタルの"光の絨毯"を見終える頃、ちょうど夜空に満天の星空が見える時間帯になります。
石垣島はジェット気流が少なく空が透き通っているため、星が大きく、はっきりと見えます。ホタルの生息するポイントは人工光がほとんどなく、星空スポットも近くにあることが多いです。
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石垣島のホタルスポット
バンナ公園ホタル街道
ホタル街道は、バンナ公園内にあるヤエヤマヒメボタルを観賞することができるスポットで、ヤエヤマヒメボタルが石垣島で最も多く生息するスポットといわれています。
ホタル街道があるバンナ公園には、エメラルドの海を見る展望台やバードウォッチングできる展望台、アスレチックやアトラクションのあるゾーンなど楽しめる場所がたくさんあるので、日中は散策して回った後に光の絨毯を見に行くのもいいかもしれませんね!
住所:沖縄県石垣市961-15
駐車場:なし(西口駐車場を利用)
自動販売機:なし
トイレ;なし
石垣島のホタルスポット
前勢岳(まえせだけ)の林道
前勢岳には、石垣島の星空について学ぶことができる人気の観光スポット『石垣島天文台』があります。
その『石垣島天文台』へ向かう途中にホタルが発光しているスポットがあります。ホタルが光る時間帯には観光客でにぎわっているので見つけることができるかと思います。
ただし、年々ホタルの数が減っているといわれており、バンナ公園の数と比べるとかなり少なく感じます。
住所:沖縄県石垣市新川
無料駐車場:なし
トイレ:なし
石垣島のホタルスポット
於茂登岳(おもとだけ)登山林道
於茂登岳(おもとだけ)は、標高約520mに至る沖縄県最高峰の山岳です。亜熱帯の動植物が生息・生育している山であり、国の天然記念物に指定されているカンムリワシやリュウキュウキンバトも目にすることができます。
島固有の珍しい生き物を見てみたい方にはナイトツアーもおすすめです。
所在地:沖縄県石垣市登野城
アクセス:石垣港離島ターミナルから約30分
駐車場:あり
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【西表島】のホタルスポット
旧白浜街道
石垣島から、フェリーでいくことができる西表島にもホタルスポットがあります。
旧白浜街道も祖納港近くの河川同様に西表島にあるホタルスポットで、2月下旬~5月が出現シーズンとなっています。19時前にサンセットを終え、30分後くらいから林の中から点滅するように光が見え始めます。
*以前は個人でもホタル観賞に訪れることができましたが、10年ほど前に白浜街道でがけ崩れが起きて、通行することができなくなりました。
ツアーでしたら訪れることもできるので、旧白浜街道にてヤエヤマヒメボタルを鑑賞したい方はツアーに参加して訪れるようにしましょう。
フェリーチケットは事前購入が必須
当日窓口は予想以上に混みます!
せっかく石垣島に来たなら、各離島(西表島・小浜島・黒島・鳩間島・竹富島)にも行ってみたいですよね!
昔は紙媒体のフェリーチケットでしたが、現在は3密回避や感染予防のためにも事前購入が主流になりました。当日は、予約時に届いたメール(QRコード)を提示するだけで乗船可能です。
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石垣島はレンタカー必須!
すぐに予約が埋まってしまうので要注意
石垣島は広い割に公共交通機関が少ないのが現状です。夕日や星空を見にちょっと出かけたりなど、レンタカーがあれば交通手段で悩まず行動することができます。
特に小さなお子様がいるご家族やたくさん荷物がある方はレンタカーをおすすめします!
※レンタカーの予約はすぐに埋まってしまうのでご注意ください。
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まとめ
いかがだったでしょうか。3月~6月に石垣島に来たら、ぜひヤエヤマヒメボタルのナイトショーを見ていってくださいね。
数百、数千の大自然のイルミネーションは何度見ても感動します。他にも6月~8月は『幻の一夜花』と呼ばれるサガリバナ鑑賞も人気なので、時期が合えばぜひツアーに参加してみてくださいね!