世界の青の洞窟15選!沖縄をはじめ全国の人気の青の洞窟を紹介!
世界中に点在する「青の洞窟」と呼ばれるポイント。
シュノーケリングやダイビングを愛する人たちにとっても聖地でもあります。
青の洞窟はなぜそこまで人々を魅了するのか。
そんな謎に迫りつつ、日本国内や海外にある青の洞窟を15か所ご紹介します。
世界中に点在する青の洞窟
青の洞窟で最も有名なのは、イタリアのカプリ島にある青の洞窟です。
しかし日本にも青の洞窟があるのをご存じでしょうか?
せっかく日本に住んでいながら、こんな素敵な場所を知らないなんてもったいない!
日本の青の洞窟は一体どのような場所なのか、見ていきましょう。
青の洞窟とは?
青の洞窟の多くは陸と海の両方にかかっている洞窟で、中に入ることができる場所を指します。
普通の洞窟と違うところは、差し込む太陽の光が創り出す幻想的な世界。
光が海の水を通って海底で反射し、海上に青くゆらめく神秘的な様子見ることができます。
なぜ青く見えるのか?
不思議なことに海底で光が跳ね返る時、地上に届くのは神秘的な青の光のみ。
これによって、海面が青く輝くように見えるのです。
洞窟によってできる暗い空間は、この幻想的な青の光をより一層際立たせます。
国内の「青の洞窟」は沖縄だけではない!
国内にもいくつか青の洞窟がありますが、イメージとしては沖縄のものが強いのではないのでしょうか?
実は日本には、沖縄以外にも青の洞窟がある場所がたくさんあります!
その一つ一つが違う青色をしていて、どこも魅力的な洞窟です。
日本国内の青の洞窟10選!
北は北海道、南は沖縄まで全国の青の洞窟を10か所紹介します。
沖縄「本島」青の洞窟(恩納村)
沖縄本島の恩納村にある真栄田岬に、青の洞窟があります。
恩納村の青の洞窟とは?
真栄田岬の青の洞窟は、二筋の青い光が見られることが特徴です。
海底の砂地は沖縄特有の真っ白な砂なので、太陽の光をより強く跳ね返します。
また、洞窟自体が様々な自然現象によって創り出されており、鍾乳洞のようになっているのも大きな特徴です。
深さは最も深くて10mほどで、入口から横に35mくらいに広がる大きさの恩納村「青の洞窟」。
ここでは人慣れした熱帯魚たちや、沖縄でしか見られない豊かなサンゴが暮らす様子を見ることができるのも魅力的です。
特に洞窟内でシュノーケリングやダイビングを楽しみたい、という人に大人気のスポットです。
「恩納村」青の洞窟シュノーケリングツアー
利用するプランや時間によって料金は異なりますが、3500~10000円程度が相場です。
安いプランでもインストラクターが同行して、シュノーケリングの仕方を教えてもらいながら泳ぐことができます。
真栄田岬の浜から歩いて向かうパターンと、ボートに乗って行くパターンがありますので、体力に合わせてお好きな方を選ぶのが良いでしょう。
沖縄本島(真栄田岬)青の洞窟シュノーケリングツアーをチェック!
「恩納村」青の洞窟ダイビングツアー
費用感は10000~18000円です。
おすすめは同行するインストラクターが写真や動画を撮ってくれるプランが多いです。
自分で写真を撮りたい人には向きませんが、記念には残したいけどダイビングに集中したい人にはちょうどよく、水中カメラを持っていない人も写真を残すことができます。
メモリーカードは自分で用意するプランもありますので、しっかりと詳細を確認しましょう。
沖縄「石垣島」青の洞窟
実は沖縄の青の洞窟は沖縄本島の恩納村にあるものだけではありません。
沖縄の大人気離島、石垣島にも青の洞窟は存在します。
石垣島港離島ターミナルから車に乗って約30分、島の北部に青の洞窟はあります。
石垣島の青の洞窟とは?
ここは青い光が洞窟内を真っ青に染める美しいスポットです。
暗い洞窟の中にある海自体が紺碧に輝くため、洞窟内は自然が創り出した青の癒し空間となっています。
大きな魅力は、洞窟にたどり着くまでの過程も楽しむことができるというところ!
カヤックやSUP、シュノーケリングで青の洞窟まで行く体験は貴重で好奇心をくすぐること間違いなしです。
洞窟内は歩くこともできるので、泳ぎが苦手な人でも洞窟を散策することができます。
「石垣島」青の洞窟シュノーケリングツアー
ビーチから石垣島の青の洞窟を目指すシュノーケリングプランは、浅瀬から始まるため泳ぎの苦手な方からも人気を集めています。
石垣島の青の洞窟では洞窟内でシュノーケリングを楽しむというより、洞窟周辺の海に沢山の熱帯魚やサンゴが棲息していて、大変魅力的です。
費用感は5000~13000円となっています。
「石垣島」青の洞窟SUP(サップ)ツアー
美しい石垣島の海をSUPで渡って行く貴重な体験ができます。
SUPとはStand Up Paddleの略で、サーフボードのようなボードの上に立ち、パドルを漕いで進む新定番のマリンアクティビティです。
天気の良い日にツアーに参加できると、これ以上ないほど気持ちのいい汗を流すことができますよ!
泳ぎが苦手だけど青の洞窟へは行ってみたいという方におすすめです。
費用感は8000~15000円となっています。
「石垣島」青の洞窟カヤックツアー
カヤックに乗って青の洞窟を目指すツアーは親子に大人気です。
カヤックは通常二人乗り以上なので、お子様と一緒に乗ったり、カップルで乗ることが可能です。
スタートのポイントによって変わりますが、大体20分程度で洞窟に着くようになっているので、初めての方でも無理なく楽しむことができます。
カヤックはSUP以上に安定感抜群の乗り物なので、ほとんど落ちることはありません。
ただし、青の洞窟へ入るには体が海につかる場合がほとんどです。
費用感は8500~15000円となっています。
沖縄「伊良部島(いらぶじま)」青の洞窟(宮古諸島)
沖縄で大人気の離島宮古島の隣にある伊良部島にも青の洞窟があります。
伊良部島の青の洞窟とは?
陸から少し離れた場所にある伊良部島の青の洞窟には、カヤックやグラスボート、あるいはシュノーケル船などに乗って行くことができます。
宮古ブルーの海を楽しみながら洞窟にたどり着くと、神秘的な世界が待っています。
さらに、この場所は海に潜った時に本領を発揮します。
海中から見上げる海面は、先ほどまで見ていた宮古ブルーの柔らかなエメラルドグリーンとは打って変わり、幻想的な群青色に光り輝きます。
このポイントは海からしか入ることができないので、泳ぐのが苦手な人には少しハードルが高いかもしれませんが、一度行ったが最後、絶対にまた行きたくなる感動的なスポットです。
「伊良部島」青の洞窟グラスボートツアー
グラスボートは船底がガラスになっているので、水中の様子を見ながら青の洞窟まで行くことができます。
透明度の高い海を誇る伊良部島だからこそ、最大限にグラスボートの良さが生きるツアーです。
泳ぐのが苦手、ただ眺めるだけでいい、そんな人におすすめです。
船底を眺めながら進んでいくので、酔いやすい人は気を付けましょう。5000~12000円で楽しめます。
「伊良部島」青の洞窟シュノーケリングツアー
伊良部島の青の洞窟のシュノーケルツアーのほとんどは、カヤックやグラスボートとセットになっていることが多いです。
一日でよりたくさんのツアーが楽しめるので、伊良部島の青の洞窟を遊び尽くしたいという方におすすめです。
費用感は5000~16000円で楽しめます。
「伊良部島」青の洞窟ダイビングツアー
初めてダイビングに挑戦する人は、ある程度のレクチャーを受けながらになりますので時間がかかりますが、ライセンスを持っていない方でも参加できる体験ダイビングがあるのおダイビングツアーの魅力の一つです。
ダイビングでは青の洞窟の深いところまでを見ることができるので、地形の造形美に興味がある人におすすめです。
もちろん、海の生き物たちの様子もみることができるため、青い光に包まれながら神秘的な海の世界を満喫できます。
費用感は15000~20000円とややお高めの金額設定ですが、その分しっかり楽しむことができますよ!
ダイビングもシュノーケリングと同様、カヤックなどとセットになったプランが多いです。
北海道「小樽(おたる)」青の洞窟
小樽の青の洞窟は、塩谷とオタモイの間にあるポイントです。
小樽の青の洞窟とは?
北海道の小樽は運河の街で有名です。
様々な観光スポットがある上に札幌からのアクセスも良いので、観光地としても人気があります。
小樽の青の洞窟の大きな特徴は、沖縄と違って海底が黒っぽい火成岩でできていることです。
それじゃああまり綺麗な青が見られないのでは?と、思うかもしれませんが
この黒がまた沖縄の青の洞窟とはちがう色を見せてくれるのです。
洞窟内にところどころ差し込む光が、黒い海底を反射して深い緑色の光を地上に届けてくれます。
宝石のように輝くその美しい緑色を見たら、言葉を失うでしょう。
比較的水深が浅いので、カヤックやシュノーケリングのツアーがおすすめです。
北海道「積丹(しゃこたん)」青の洞窟
積丹半島にある積丹町から行くことのできる青の洞窟です。
積丹の青の洞窟とは?
北海道の海は荒々しい波が立ち、寒いイメージが強いですよね。
ビーチの砂浜も砂場のような砂が多く、海水浴と言っても沖縄と比べると雲泥の差があります。
ところが積丹の海は、北海道の中でも類まれな透明度の高さを誇っていて、積丹ブルーと称されるほどなのです!
そんな積丹ブルーを堪能しながらたどり着く青の洞窟は幻想的な世界。
小樽の青の洞窟とはまた違った光に包まれています。
小樽と積丹は場所が近いので、両方のスポットを楽しむことができるツアーもあります。
ただし、北海道は寒いので青の洞窟に行けるツアーは夏場限定開催となっています。
暖かい日を狙っていくとより楽しめます!
北海道「知内(しりうち)」青の洞窟
函館市内から車で80分走ると辿りつく知内町にある青の洞窟です。
知内の青の洞窟とは?
函館は有名な観光スポットで観光客もたくさん訪れますが、そこから少し離れた知内町は手つかずの自然が残されている豊かな土地です。
知内の青の洞窟は、クルーズ船に乗って船の上から眺める形式が多いです。
洞窟は、高さ10m奥行きは60mほどで、船がそのまま入れるほど広くなっています。
洞窟に入るとしばらくは暗い時間が続きますが、やがて美しいブルーやグリーンに輝く光がキラキラと輝く様子が見られます。
5・6月の早朝はイルカに会えることもあるので、この時期がおすすめです。
海の中に入らなくても青の洞窟を満喫できるので、泳ぎが苦手な人や寒い時期に旅行に行く人におすすめのスポットです。
鹿児島「加計呂麻島(かけろまじま)」青の洞窟(奄美大島)
鹿児島県奄美大島(あまみおおしま)の南端に古仁屋という街からフェリーで20分ほど行くと見えてくる小さな島、加計呂麻島にある青の洞窟です。
加計呂麻島の青の洞窟とは?
島から島へ渡るということで、知る人ぞ知る秘境のようなスポットです。
なかなか普段の旅行では時間的にも足を運びにくいところではありますが、ここに絶景スポットが潜んでいます。
この島の周辺には、サンゴ礁が群生していて海も非常に綺麗です。
加計呂麻島の青の洞窟は、一つではなくいくつか点在しているところが大きなポイント!
シュノーケリングやダイビングを楽しみながら青の洞窟探しを楽しむこともできます。
小さな洞窟の中に入ると、そこは真っ青な神秘的世界。
泳ぎが苦手な人は、カヤックやボートでも行くことができるのが嬉しいですね。
岩手「八戸穴(はちのへあな)」青の洞窟
岩手県宮古市にある浄土ヶ浜は有名な観光スポットですが、そこから船に乗って行けるのが八戸穴という洞窟こそが青の洞窟です。
八戸穴の青の洞窟とは?
盛岡市から浄土ヶ浜までは車に乗って約2時間の距離。
白い小石が敷き詰められたような浜辺と美しい青い海が特徴で、全国から観光客が訪れる人気スポットです。
ここから青の洞窟へ向かうには狭い入口を通る必要があるため、漁師が使う小型船に乗って行くことになります。
中へ入っていくと薄暗い洞窟の向こう側から、漏れだすエメラルドグリーンの光が見えてきます。
青の洞窟では、様々な種類の青を見せてくれます。
エメラルドグリーンだったり、群青色だったり時間や角度でも表情がコロコロ変わるので、飽きることなくずっと眺めていられる風景です。
静岡「西伊豆」青の洞窟
西伊豆の青の洞窟とは、「堂ヶ島天窓洞」のこと。ここは、静岡県を代表するほどの人気観光スポットで、国の天然記念物にも指定されています。
西伊豆の青の洞窟とは?
遊覧船やクルーズ船に乗って行くことができる西伊豆の青の洞窟「堂ヶ島天窓洞」。
白い凝灰岩によって形作られる洞窟は、長い年月をかけて水で浸食され独特の造形美を見せてくれます。
水の中では、いたるところにトンネルがあいていて、まるで蜂の巣のようです。
船に乗って洞窟を探索するツアーに参加すると、水に入ることなく幻想的な青の洞窟の景色を満喫することができます。
ただし洞窟内はコウモリがたくさんいますので、心の準備をしておきましょう!
天窓洞の名前の通り、天窓のような穴が上にぽっかり空いているのが大きな特徴です。
ここから洞窟内に光が差し込むと、水面が丸く照らされて美しい光の柱を見ることができます。
洞窟内の真っ青な水が光によって様々な色に変化する様子は、まるで光のショーを見ているかのようです。
兵庫「竹野(たけの)」青の洞窟
兵庫県と言えば、大地の世界遺産と称される世界ジオパークに認定された山陰海岸ジオパークがあります。兵庫県の青の洞窟は、この近くにあります。
竹野の青の洞窟とは?
日本海形成の時に刻まれた大地の記憶が残る兵庫県。
特に城崎温泉周辺にはその形跡が色濃く残されています。
城崎温泉から車に乗って約20分行くと、竹野という場所にたどり着きます。
この場所の切浜から青の洞窟へ行くことができます。
ほんの最近までは秘境でしたが、近年テレビや雑誌で取り上げられるようになり知名度が上がりました。
洞窟は狭いため大きな船で乗り入れることは難しいです。
このため、カヌーやカヤックで探索するのがスタンダード!
ダイビングやシュノーケル船に乗ってポイントに行く方法もあります。
洞窟の天井に空いた穴から差し込む光が、洞窟内の青に様々な変化を加えます。
大自然が創り出す造形美と、海の色の変化を楽しめるスポットです。
青の洞窟へ行く際の注意点
青の洞窟は少し特徴的な場所が多く、行くときには注意点がいくつかあります。
今回は3つのポイントにまとめましたので、確認しておきましょう。
個人ではいけない場所がほとんど
個人で青の洞窟へ陸路で行けるケースはほとんどありません。
このため船やクルーズ船に乗って行くパターンが多いです。
ダイビングやシュノーケリングを楽しみたいなら、ツアーに参加して船に乗るのがおすすめです。
カヌーやカヤックを操縦しながら冒険できるプランも面白いです。
土地勘がない人が個人で行こうとするのはほぼできないと思っていた方が良いです。
ツアーなどを利用して、安全に青の洞窟へ向かいましょう。
自然環境を大切に
青の洞窟の美しさは大自然の恵みによって創り出されています。
人の手が加えられていないからこそ、美しさを保つことができるのです。
沖縄や鹿児島の青の洞窟ではサンゴが生き生きと生息していますが、これを踏みつけることはNG。
他にも景観を壊すような行為がないように、自然の恵みに感謝してありのままの形を楽しみましょう。
青の洞窟へ行く際の服装と持ち物
ツアーに参加する際は、各ツアーで指定されている服装があるので担当インストラクターの指示に従いましょう。
基本的に、どのツアーも濡れても良い水着などの格好で参加するのが一般的です。
シュノーケリングやダイビングのプランは必要に応じてウェットスーツのレンタルがあります。
【番外編】世界の青の洞窟5選
日本の青の洞窟を10か所紹介しましたが、やはり本場である世界の青の洞窟も気になりますよね!
今回は番外編として特に知名度の高い5か所を紹介します。
イタリア「カプリ島」青の洞窟
イタリアのナポリから船に乗って50分ほどで行くことができるカプリ島には、世界で最も有名な青の洞窟があります。
カプリ島の青の洞窟とは?
カプリ島の青の洞窟は、かつて地上にあったものが地盤沈下によって海中へと沈んでしまったことでできたと言われています。
青の洞窟の美しさは、本記事の中で何度も紹介してきたのでおわかりかと思いますが、カプリ島の洞窟も想像を絶するほどの美しさです。
海底は石灰を多く含んでいるため白いのが特徴で、この白に太陽の光が反射することで、やわらかく美しい青の世界を創り出しています。
自然が創り出した美しさだけでなく、この洞窟にはポセイドンやトリトンの彫像が残っていて、イタリアの歴史を感じることができるところも大きな魅力です。
イタリア「アマルフィ」エメラルドの洞窟
「エメラルドの洞窟」と呼ばれる青の洞窟は、イタリアの大人気観光スポットアマルフィ海岸にあります。
アマルフィのエメラルドの洞窟とは?
アマルフィ海岸といえば、世界屈指のリゾート地として有名な場所です。
約50㎞にも及ぶ広大な海岸はソレントからサレルノまで続いています。
海岸沿いにあるコンカ・デイ・マリーニという街の入り江に、エメラルドの洞窟はあります。
とにかく美しいエメラルドグリーンに輝く水面は、宝石のエメラルドと同じ色をしています。
洞窟を進んでいくと、グリーンは次第に深いブルーへと変化していき、様々な表情を見せてくれます。
洞窟内は船に乗って約10分の遊覧ですが、美しい世界に包まれる10分間は一生の宝物になります。
クロアチア「ビシェボ島」青の洞窟
アドリア海を挟んで、イタリアの北東に位置するクロアチア。青の洞窟があるビシェボ島は、アドリア海に浮かんでいます。
ビシェボ島の青の洞窟とは?
船がぶつかってしまうのでは?と思われるほど小さなトンネルをくぐると、そこには絶景が広がっています。
トンネルを抜けた瞬間、青く神秘的に輝く空間は思わず声が漏れてしまいます。
青と言っても絵具のような青ではなく蛍光色のような、しかしもっと透き通った輝きを持つブルー。これは、言葉では形容しがたいほどの美しさを持っています。
ビシェボ島の青の洞窟は、行けるシーズンが4~10月に限られています。
天気が悪かったり、波が高かったりすると入れないので、高確率で行ける時期を絞ると6~8月になります。
この時期にクロアチアに旅行に行く人は、絶対に行って欲しい絶景観光スポットです。
ギリシャ「ケファロニア島」メリッサニ洞窟
イオニア海に浮かぶ島で一番大きな島、ケファロニア島にギリシャの青の洞窟はあります。
ケファロニア島の青の洞窟とは?
ケファロニア島は、面積が最大といっても手つかずの自然を大いに残した静かな離島です。
道路を渡る羊の群れや広い牧草地帯は、ヨーロッパならではの長閑さを感じさせます。
そんなゆったりとした島の東側に、メリッサニ洞窟はあります。
地下にある洞窟の中には美しい地底湖がひっそりと存在しており、その美しさに人は言葉を失います。
元々は全体が覆われる形であった洞窟でしたが、地震の影響によって地盤が崩れその存在が明るみになったのです。
同時に、ぽっかり空いた穴からは暖かくも強い陽射しが差し込むようになり、闇に覆われていたはずの地底湖が持つ美しさを際立たせるようになったのです。
純粋な透明度を持つ地底湖の水は、太陽の光を一身に受けて光り輝きます。
その色は深く、純度の高い群青色とでも言いましょうか。
光を受けて揺らめく深い青色は、見るものの心も揺さぶります。
マルタ ブルーグロット
イタリアの最南端にあるシチリア島から南に約93㎞のところに位置するマルタ共和国は、3つの島を持つ島国です。本島であるマルタ島の南側に、ブルーグロットという青の洞窟が存在します。
マルタのブルーグロットとは?
ボートに乗って行くブルーグロット。向かう途中の海も透明度が高く、船の上から優雅に泳ぐ魚たちの姿をみることができます。
洞窟は大きな白い石灰岩の岩場のトンネルをくぐると姿をあらわします。
そこには、写真では伝えきれない神秘的な青の輝きが広がっています。
洞窟と言っても、ブルーグロットはしっかりと覆われているわけではなく、巨大なアーチや小さな洞門をくぐっていくアドベンチャーワールド的な場所です。
元々の海がとてもきれいなのですが、洞窟の暗さと差し込む光のコントラストによって生まれる美しい青の揺らめきは、見る人の心を奪います。
マルタ島は冬になると雨季に入ります。このため、船が出せない日が増えます。
ベストシーズンは4~10月の乾季で、美しい光景をゆったりと楽しみたいなら早朝がおすすめです。
まとめ
ダイビング・シュノーケリングをはじめとするマリンアクティビティやクルージングを楽しめるスポットとしてお馴染みの青の洞窟は、国内にも様々な場所にあります。
それぞれの場所によって見所や放つ色が異なり、またベストシーズンもちがうので、しっかりと下調べをしてから、最高の瞬間に立ち会いたいですね!
幻想的な青の世界は、人々の心を癒し一生の思い出に残ること間違いなしです!