石垣島の人口密度はどれくらい？住みやすさと暮らしのリアルを徹底解説
目次
石垣島の人口は今どれくらい？
青い空とエメラルドグリーンの海、真っ白な砂浜のビーチが点在する国内リゾートの代表、石垣島。
「一度は住んでみたい」と思われる方も多いのではないでしょうか？
今回は、石垣島の現在の人口や住みやすさなど、生活に関する素朴な疑問にお答えします♪
◆石垣島の住みやすさが気になる方
◆石垣島への移住を検討している方
石垣島ってどんなところ？
沖縄県八重山諸島の中心にある石垣島は、美しい海や自然、温暖な気候が魅力の島です。観光や移住にも人気です。
石垣島の位置とアクセス
石垣島は沖縄本島から南西約410kmに位置し、台湾にも近い場所にあります。
那覇からは飛行機で約1時間、東京・大阪・名古屋・福岡などの主要都市からの直行便もあり、LCCを使えば飛行機代は往復2万円以下で済むことも。
八重山諸島への船の玄関口でもあり、周辺の離島観光にも便利です。
石垣島の気候と自然の魅力
石垣島は亜熱帯海洋性気候で、一年を通して温暖です。夏は30℃を超える日も多いですが、冬でも平均気温は18℃ほど。
降水量は多めで、緑豊かな自然が広がります。特に海の透明度は高く、ダイビングやシュノーケリングの名所が点在。
7月から10月までは台風シーズンになるので、注意が必要です。
石垣島の台風についてもっと詳しく↓
石垣島の人口と世帯数
石垣島（石垣市）の人口は2025年6月時点で49,428人（26,524世帯）です。
2023年7月には、石垣市において初めて人口5万人を突破し、例年おおよそ5万人前後を推移しています。
増えてる？減ってる？人口の変化を解説
石垣市の人口は、2010年には約48,258人だったので、ゆるやかに増加していると言えます。
2023年に開設された陸上自衛隊の駐屯地の影響もあり、前述の通り一時期5万人超えが記録された年もありますが、現在はまた微減している状況です。
これは、自然減（出生数より死亡数が多い）や社会減（転入者数より転出者数が多い）が要因とされています。
石垣島の暮らしやすさって？
実際に住むとしたら、どんな暮らしができるのか気になりますよね。どんな家が多いの？住みやすさは？詳しく見ていきましょう。
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どんな家が多い？世帯数の変化
約26,500〜26,600世帯がある石垣島。一世帯あたりの人数は少なめで、一人暮らしや小さな家族も多いようです。
単身世帯も多く、リゾートバイトなどで一時的な移住をしている方も。
人口密度から見る住み心地と、旅行者の増加
石垣島の人口密度は約208人／km²。これは東京23区の 約15,742人／km² に比べるとびっくりするほど低く、穏やかな島時間が流れています。
ただし、島の南部に住宅街が集中していることと、年々観光客数が増加していることから、島民にとっても重要な交通手段である路線バスやフェリーが混雑してしまうことは課題としてあります。
「オーバーツーリズム」にならないよう、島民の暮らしの快適さのバランスは、島の課題としてあげられています。
病院・学校・交通など暮らしの便利さ
医療施設は、病院・診療所は揃っていますが、コロナ禍では医療体制の脆弱さが問題になりました。
学校も幼稚園から高校まで揃っていて子どもがいる家庭にも頼もしい環境ですが、専門学校や大学がないので、さらに進学したい場合は18歳で石垣島を出る必要があります。
これにより、若者の島離れも問題になっています。
とはいえ、美しい海が見える小学校や大自然あふれる環境、小さな頃から地域の大切な祭事に関わる経験は、子どもにとって何にも変え難い体験となるはずです。
ワーケーションや二拠点生活の流行
「別の場所で仕事しつつ暮らす」二拠点生活やワーケーションの拠点に石垣島を選ぶ方も増えています。
数週間石垣島でリモートワークをしながら自然やアクティビティを楽しみベースの都市に戻る…という暮らしをしている方もいらっしゃいます。
「働き方改革」政策後、石垣島にもコワーキングスペースがいくつかオープンし、今も便利に利用されています。
石垣島のコワーキングスペースについてはこちら↓
移住者に人気のエリアはここ！
実際に移住者に人気のあるエリアを、ざっくり紹介いたします！
石垣島の繁華街についてはこちら↓
真栄里エリア（旧空港付近）
真栄里（まえざと）は旧空港の近くにあるエリアで、近年ホテルやマンションが増えている地域です。
石垣市役所、八重山病院、飲食店やスーパー、バス停などがそろっていて、移住後の生活のスタートにはピッタリです。
平得エリア
平得（ひらえ）は真栄里に近いものの比較的静かな住宅街なので、賑やかすぎない環境を探している方におすすめです。
バス停もあり、車がなくても離島ターミナルや空港までのアクセスに便利です。
新川エリア
新川（あらかわ）は、市の中心部に近く、学校や病院、スーパーなどがまとまっていて、子育て世帯にも安心のエリア。
生活の利便性が高く、特に家族暮らしに選ばれることが多い印象です。
石垣島のよさ発見！おすすめ観光スポット
思わず「ここで暮らしてみたい！」という気持ちになってしまう、石垣島の人気観光スポットもご紹介します☆
川平湾
石垣島で有名な景勝地の一つ、グリーン・ミシュラン三つ星を獲得した川平湾。
白い砂浜と透き通った海、水中のサンゴや魚たちがとてもきれいで、まるで絵はがきのような景色です。
人気のSUPやカヌーのアクティビティツアーも多数開催されています。絶景の中楽しめるのは川平湾ならでは。
アクセス：新石垣島空港から車で約25分、離島ターミナルから車で約30分
川平湾開催！おすすめツアーはこちら↓
川平湾についてもっと詳しく↓
平久保崎
石垣島の最北端にある絶景スポット・平久保崎。広い海と断崖の風景が広がり、地の果てのようでドラマチック。
静かな感動を味わいたいならここがイチオシです。
トイレや自動販売機もあるので、ドライブのゴール地点にぴったりです。
駐車場は小さいので、譲り合って利用しましょう。
アクセス：石垣空港から車で約50分
底地ビーチ
オンシーズンには監視員やクラゲ防止ネットが整備される、小さなお子様連れにおすすめのの底地（すくじ）ビーチ。
地元の人にも愛される、隠れ家的スポットです。
20205年の夏は、石垣島出身の有名アーティストBIGINのデビュー35周年を記念して期間限定の海の家が開かれ、無料ライブも開催されました！
アクセス：離島ターミナルから車で約20分
営業期間：3月中旬～9月
設備：クラゲ防止ネット、監視員、トイレ、更衣室、シャワー（有料：100円）、売店、ビーチグッズレンタル
石垣島鍾乳洞
雨の日や暑い日にもぴったりの観光スポット、石垣島鍾乳洞。洞窟内はひんやりしていて、地形の迫力と自然の神秘に触れられます。
サンゴ礁が隆起した地層が20万年間かけて侵食され、神秘的な鍾乳洞が形成されたそう。
イルミネーション、水琴窟、トトロの鍾乳石、シャコ貝の化石など見どころがたくさんあり、飽きずに楽しめます。
アクセス：新石垣空港から車で約30分
竹富島
石垣島からフェリーで約15分、昔ながらの沖縄の風景が守られている竹富島（たけとみじま）。
毎朝島民によって掃き清められる白砂の道や、赤瓦の伝統的な家屋が並ぶ集落は、素朴ながら感動する美しさです。
水牛車に乗って集落を巡る水牛車観光や、レンタサイクルでの島巡りが人気です。
アクセス：石垣港離島ターミナルからフェリーで約15分
フェリー運行便数：1時間1本程度
料金目安：片道800円前後
竹富島についてもっと詳しく↓
竹富島を含むおすすめツアーはこちら↓
石垣島の人口についての
よくある質問（FAQ）
石垣市は、空港や港湾機能の強化、ICT技術の活用、安全な宅地供給などを通じて、さらに人口増加を目指した計画を進めています。
石垣島にはマクドナルドやミスド、ケンタッキーなどのファストフード店をはじめ、ドン・キホーテやニトリ、ホームセンターなど暮らしに役立つお店はだいたい揃っています。
初めて訪れた人はだいたい「想像していたより都会だった…！」と感じるようです。
「大自然」が観光資源である島のはずが、少しずつ開発が進んでおり、環境保全と住みやすさ、観光地としてのあり方が今後の課題です。
現在、空き賃貸物件は不足しているようです。石垣市にある不動産会社に相談し、こまめに連絡を取り合うのがおすすめ。
リゾートバイトの場合、寮が用意されている会社も多いです。
まとめ
石垣島は、観光地のイメージが強いかもしれませんが、自然や暮らしやすさも魅力的な場所です。
観光スポットやエリア情報とあわせてご紹介しましたがいかがでしたか？
旅行に訪れた際、島の方とお話しするチャンスがあったらぜひゆんたく（お喋り）してみてくださいね。
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