石垣島周辺には有名ダイビングスポットが点在しています。
石垣島周辺のダイビングスポットは【北部・川平・西部・南部】の大きく4つに分けることができ、今回はそのなかでも人気のダイビングスポットを厳選してご紹介いたします。
北部エリア
北部エリアは市街地からは少し距離がありますが、手付かずの自然が残ったダイビングスポットです。
伊土名(いとな)ドーム
◆最大水深:20m
◆流れ:ときに強い
ドーム型に空いた穴からまっすぐな光が差し込む神秘的な光景が見られるスポットです。
水深が11mほどの場所でも美しい光景を目にすることができ、初心者でも満喫できます。
川平エリア
川平エリアは、石垣島随一の絶景として有名な川平湾の沖から米原あたりのダイビングエリアです。
マンタやサンゴ礁など、大小様々な海の生き物が生息する豊かな水域です。
米原Wリーフ(フカピー)
◆最大水深:25m
◆流れ:ほとんどなし
石垣島の川平近隣にある米原ビーチ沖のポイントです。広大なリーフでは東側と西側でのコース取りができます。
地形ダイブやフィッシュウォッチダイブなど、ダイバーの好みによって様々な楽しみ方ができ、初心者から上級者まで楽しめるポイントです。
↓米原ビーチについてもっと詳しく
川平石崎マンタスクランブル
◆最大水深:25m
◆流れ:ほとんどなし
石垣島のマンタスポットといえば、マンタの群遊をウォッチングできる超人気ダイビングスポット「川平石崎マンタスクランブル」です。特に9月~10月頃は繁殖シーズンで、何尾もの雄が雌を追い回すシーンが見られることも!
9月と10月の繁殖時期は遭遇確率が上がるベストシーズンのため、おすすめです。
↓マンタツアーの詳細はこちら
マンタシティポイント
◆最大水深:20m
◆流れ:ほとんどなし
川平石崎マンタスクランブルからほど近く、こちらもマンタが見らる人気スポットです。
水深が比較的浅い場所でもマンタを見ることがきます。
西部エリア
名蔵湾から御神崎(おがんざき)あたりまで海岸線に沿ってダイビングポイントが連なっています。
カラフルな熱帯魚やサンゴ礁、さらにトンネルやアーチなどの地形も楽しめます。
崎枝迷路(さきえだめいろ)
◆最大水深:20m〜
◆流れ:ほとんどなし
「迷路」と呼ばれるだけあり、複雑な地形を楽しめます。天然のアーチやトンネルと光の融合は幻想的。メディアでもよく取り上げられています。
リーフに囲まれているため、初心者におすすめな穏やかな水域です。
大崎ハナゴイリーフ
◆最大水深:30m〜
◆流れ:ほとんどなし
海底にユビエダハマサンゴが群生したエリアです。美しいサンゴ礁と、名前の通り「ハナゴイ」の鮮やかな乱舞が見られます。
南部エリア
石垣島と西表島に広がる広大なサンゴ礁地帯「石西礁湖(せきせいしょうこ)」、竹富島・黒島・パナリ島にまたがる南部エリアは、様々な種類のサンゴ礁が見られます。
リーフに囲まれているので、穏やかなポイントが多く、冬の時期でも潜れるのがポイントです。
ヨナラ水道
◆最大水深:30m
◆流れ:あり
西表島の東側にあるスポットです。クリーニングステーションが水深26m前後の中級者以上向けのスポットになります。
マンタやイソマグロ、ウミガメなどが姿を見せることもあるスポットです。
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黒島テラピー
◆最大水深:8m
◆流れ:ほとんどなし
黒島テラピーは真っ白な砂地が続くエリアです。水深が5m〜8mと比較的浅いため、太陽の光を受け、明るく輝く美しい黒島ブルーが望めるでしょう。
砂地にはサンゴの根があり、スカシテンジクダイの群れやハナヒゲウツボ、セミホウボウなど、小さなお魚も観察できます。
黒島周辺は冬の時期になると、大量のプランクトンが発生し、それを食べに来るマンタを見られるポイントです。