石垣島への飛行機情報を徹底解説!所要時間や空港からの移動手段もご紹介
飛行機で行く「石垣島」とはどんな島?
日本国内で人気の観光地といえば、沖縄県を思い浮かべられる方も多いのではないでしょうか。沖縄県は沖縄本島だけでなく、観光に適した数多くの離島が広いエリアに点在しているのが特徴です。
石垣島はその中でも屈指の人気を誇る観光島であり、白い砂浜と青い海、南国の楽園のような光景と出会うことができます。南国特有の美しい陽射しに照らされる、映画のワンシーンのような圧倒的な美観は、石垣島ならではの観光資源だと言えるでしょう。
また、都市部も発展しており、自然景観やアクティビティだけでなく、ショッピングなどを含めたリゾート観光的な遊び方ができるのが石垣島の特徴です。
石垣島への行き方
離島と聞くとフェリーでの移動をイメージされるかもしれませんが、石垣島に船で行くことはできません。
石垣島は八重山諸島に属しており、この諸島は沖縄本島から約410㎞もの距離に隔てられた立地になります。
同じ八重山諸島には日本最西端の与那国島も含まれていると言えば、その遠さがイメージしやすいでしょう。
東京~大阪間よりも長い距離をひたすら続く海に隔てられているため、船での移動に適していないのです。
石垣島へは飛行機のみでアクセス可能!
そのため、石垣島への移動手段は基本的に飛行機のみとなっています。
石垣島への観光旅行を考える場合は、まず飛行機の便を取る必要があると覚えておきましょう。
石垣島の玄関口「南ぬ島石垣新空港」の特徴
現在石垣島の玄関口となっているのは、2013年に開港した「南ぬ島石垣新空港」です。
旧石垣空港は現在の空港の開港するのと入れ替わりで廃港となったため、住所などを間違わないよう注意が必要です。
南ぬ島石垣新空港には物販や飲食店が数多く集まっており、ロビーから出てすぐに名産品の買い物や名物料理を味わうことができます。特に売店の数の多さには定評があり、石垣牛や石垣の塩などをはじめとしたさまざまなご当地食品や、琉球ガラスなどの名産品を購入できる点が特徴です。
数多くのショップに目移りしてしまうこと間違いなしのラインナップです。新石垣空港があるのは石垣市街地から北東へ15㎞ほどの場所で、車で片道30分ほどの距離感になります。
空港でレンタカーを借りることもできますので、空港を拠点として柔軟に観光を楽しむことができるでしょう。
各都市から飛行機で石垣島へ行く方法
石垣島には、日本全国のさまざまな都市から直行便が出ています。大きな都市圏にある空港からであれば、石垣島へ行くのは難しくないでしょう。
石垣島への直行便がない空港から出発する場合も、一度那覇を経由すれば問題なく石垣島まで行くことができます。
那覇空港からは石垣島行きの便が多数出ているため、自分がお住まいの地域から利用しやすい選択肢を選びましょう。
石垣島への直行便のある空港は?
2022年現在、石垣島に向けた直行便が出ているのは羽田・成田・中部・関西・福岡の5空港です。
これらの空港がある県、もしくは近隣の地域にお住まいの方は、利用することでスムーズに移動できるでしょう。
以下の項目に直行便で移動する場合の手段をまとめたので、地方ごとにチェックしていきましょう。
関東地方から飛行機で行く方法
関東地方から飛行機で行く際は、羽田空港と成田空港をそれぞれ利用することができます。
羽田空港からはJALとANAが1日に2便ずつ飛行機を出しており、1日4便の中から選べるため比較的自由が利きやすいでしょう。所要時間は、3時間強になります。
また、成田空港からはピーチが日に1便を出していて、3時間40分ほどの運行となっています。
関西地方から飛行機で行く方法
関西地方から飛行機で行く際には、関西空港の利用がおすすめです。関西空港からはJALとANAが1日に1便ずつ就航しており、ピーチは1日2便、計1日4便が就航しています。
ただし、ピーチは運休日があるため、事前によく調べた上で利用しましょう。所要時間は2時間20分ほどとなっています。
中部地方から飛行機で行く方法
中部空港からはANAとピーチが1日1便、観光客が増加する時期に限り、JALも1日1便運航しています。ここでもピーチは運休日があるため、注意して調べましょう。
所要時間は関西空港とほぼ変わらず、2時間20分ほどとなっています。
九州地方から飛行機で行く方法
距離としては最も沖縄と近い九州ですが、福岡空港からの便はANAの1日1便のみです。時間帯が限定されるため、タイムスケジュール調整は慎重に行いましょう。
距離が近いため所要時間は最も短く、ほぼ2時間ちょうどで到着することが可能です。
格安航空券で石垣島へ行くには?
石垣島観光には飛行機の利用が必須ですが、少しでも安く旅行するためには航空券を格安で済ませたいものです。
格安の航空券を探すには、どうすればいいのでしょうか。比較的安価な航空券を探すためのポイントを、以下にご紹介させていただきます。
LCCを利用する
安価な航空券を利用したい場合、LCCの利用を検討するのがおすすめです。
LCCとはローコストキャリアの略称で、機内の無料サービスの廃止や有料化したり、機内の設備を簡略化したりと、さまざまな試みで低価格化を推進している航空会社を指す言葉です。
それ以外にも予定の変更に料金がかかる、手荷物を預けるのが有料などの特徴がありますが、それらのサービス代を含めても格安で航空券を利用することができます。
日本国内のLCCはジェットスター、ピーチ、バニラ、エアアジアの4社が主であり、これらの便を利用するのがおすすめです。直行便にこだわらなければさまざまなLCCを利用できるため、柔軟にプランを練るといいでしょう。
石垣島とLCCの直行便が通っている空港
石垣島との間にLCCの直行便が通っているのは、上でもご紹介させていただいたように、成田空港、関西空港、中部空港の3か所となっています。
いずれもピーチが就航しており、最も安価な便であれば7000円程度でのフライトも可能です。
大きくコストカットすることができますので、ぜひ上手にLCCを活用されてみてはいかがでしょうか。
ハイシーズン以外に旅行する
ホテルや旅館の宿泊と同じように、航空券も観光最盛期とそれ以外の時期では価格が変動します。
LCCは席の埋まり具合に応じて値段が上下するため、最も安価に石垣島旅行を楽しみたいのであれば、できるだけ観光ハイシーズン以外の時期を狙うのがおすすめです。
石垣島旅行のハイシーズンとしては、まず美しい海で遊ぶのにもってこいの夏場が挙げられます。
特に夏休み、お盆などの期間はまとまった休みが取りやすいのと相まって、多くの観光客が殺到するので航空券の値段が高騰しやすい時期となっています。
連休が取りやすいという点で、ゴールデンウイークやシルバーウィークも価格が高くなりがちな時期だと言えるでしょう。また、石垣島は年間を通して温暖な気候なため、冬場にも寒さをしのぎに多くの観光客が訪れるのが特徴です。
特に年末年始は観光シーズンとなるため、安価に抑えるのであればこの時期を外して旅行を目指しましょう。
浮いた予算で石垣島のアクティビティを楽しもう!
航空券が安い時期に石垣島を訪れれば、連動して宿泊費も安く抑えやすいというメリットがあります。
大きく費用を抑えることで、ぜひ浮いたお金で石垣島観光を楽しみましょう。
石垣島観光といえば、SUPやシュノーケリング、カヌーなどのアクティビティを通じて思う存分美しい海を楽しむのがおすすめです!
SUPやシュノーケリングに参加すれば、ただ海水浴を楽しむのとは一味違う味わい深い海の景観に身を浸すことができます。
泳ぐのが苦手な方は、指導付きで楽しめるアクティビティツアーなども開催されていますので、浮いた費用を利用して積極的に参加されてみてはいかがでしょうか。また、お子様や高齢の方と一緒の旅行でも、グラスボートなどのアクティビティであれば安全に楽しむことが可能です。
グラスボートとは船底がガラスになった船のことで、このアクティビティでは透明な船底越しに海の中を眺めることができます。
川平湾の海は透明度が高いため、船底のガラスからは海中をクリアに見通すことができ、さながら船上水族館のような光景を楽しめること請け合いです。
ぜひさまざまなアクティビティを調べて、挑戦してみてくださいね。
空港からの移動手段
石垣島は観光島ですので、空港から他の場所まで移動するための手段は複数用意されています。
ツアー参加ではなく自前で移動手段を確保しなければならない旅行の場合は、あらかじめ移動手段を考えておくことで、よりスムーズな旅行を楽しむことができるでしょう。
以下にいくつかの移動手段をピックアップしましたので、順にチェックしていきましょう。
おすすめ!レンタカー
石垣島は広い島で、さまざまな観光スポットが島内に点在しています。
都市部だけでなく複数の自然景観などを巡りたいと考えているのであれば、最もおすすめしたいのがレンタカーを利用した移動です。
空港内や付近にも複数のレンタカー業者があるため、すぐにレンタルして自由に移動することができます。特に夏場の旅行の場合、石垣島は暑く、紫外線も強烈なものとなります。
レンタカーであれば屋外で遊ぶ時間以外を車内で過ごすことができ、日除けをしながら冷房を利用できるため、体力の消耗を抑えることができるでしょう。
南国植物を含めた自然景観が美しく、ドライブにも最適なロケーションですので、その点を含めて石垣島とレンタカーの相性は抜群です。
移動効率などを考えても、石垣島旅行を思う存分満喫しやすいのはレンタカーによる移動だと言えるでしょう。
バス
免許がない、運転に自信がないといった方の場合、バスを利用することでも問題なく島内を巡ることができます。
石垣島のバスは島民の方々の交通網として利用されている他、観光の要としても大きな役割を果たしています。
例えば、人気の高い観光スポットである川平湾などは徒歩2分ほどの位置にバス停があり、労力をかけずに最寄りまで移動することができるでしょう。
その他にも主要な観光スポットの多くにはバスで行くことができるため、事前にルートさえ調べておけば、十分に観光を楽しむことができますよ。
タクシー
石垣島観光では、タクシーの利用もおすすめです。費用は若干かさんでしまいますが、フレキシブルな観光が可能となるでしょう。
石垣島は観光島ですので、タクシードライバーにも観光客との接し方に慣れている方が多くいます。
観光情報を聞くことができたら、より奥深い楽しみ方ができるかもしれません。
まとめ
今回は石垣島への旅行について、唯一の移動手段である飛行機の情報を中心にご紹介させていただきました。
石垣島との間を結んでいる飛行機について理解することで、格安での旅行を実現させることも夢ではありません。
ぜひ丁寧な旅行プランを組んで、魅力たっぷりの石垣島を楽しんでください!
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