沖縄旅行で行きたい人気の離島20選!沖縄在住スタッフがおすすめ離島を徹底解説!
目次
国内旅行人気が圧倒的に高い沖縄県。
沖縄旅行は、美しい海や自然を楽しむのはもちろんのこと、沖縄独自の文化や歴史に触れることも楽しいですよね。
首里城をはじめとした観光スポットがあるのは本島なので、沖縄旅行というと本島のイメージが強いですが、離島も人気なのをご存じでしょうか?
多くの観光客が訪れる沖縄県の離島は、実はたくさんあります!
今回は、沖縄県で人気の離島20選へのアクセスやおすすめ観光スポットを詳しく解説していきます。
沖縄の離島とは?
皆さん、沖縄にはいくつの島が所属しているか知っていますか?
実は、有人・無人のすべてを合わせて160もの島があるのです!
その中で、人々が生活を営んでいたり足を運んだりする有人島は47あるとされています。
この中には、沖縄本島から橋などでつながっている離島もあれば、飛行機でしかアクセスできない離島もあります。
そんな沖縄は、大きく3つのエリアに分類されます。
沖縄は大きく3エリアに分かれる
沖縄は大きく以下の3つの諸島に分かれています。
・沖縄諸島
・八重山諸島
・宮古諸島
それぞれの魅力があり、どこも観光客がたくさん訪れる名観光スポット!
さて、3つのエリアについて詳しく見ていきましょう。
沖縄諸島(おきなわしょとう)
沖縄本島を含めて、その周辺の島々と少し離れたいくつかの島々を入れて、沖縄諸島と呼ばれるエリアがあります。
分類を正確にしようとするとちょっと大変なのですが、簡単に言うと後で紹介する八重山諸島と宮古諸島を除いた島々を沖縄諸島と呼びます。
所属する島の数は116もあって、沖縄県に所属する島の大部分が沖縄諸島であることがわかりますね。
沖縄諸島の特徴は、基本的に那覇市が行政の中心となるため、本島とのアクセスが良いということです。
航路はもちろんのこと、空路も整備されているのも特徴一つです。
八重山諸島(やえやましょとう)
八重山諸島は、沖縄の中でも有名な石垣島を含む12の島で構成される島嶼群です。
位置的には、本島よりも南西の方にあるため、平均気温が本島よりもやや高いという特徴があります。
一年間の気温差も小さいため、冬でも比較的暖かい日が多くなっています。
八重山諸島のそれぞれの島は、石垣島からのフェリーでのアクセスが充実しているため、石垣島へ行けば他の八重山諸島の離島へも簡単に行くことができます。
石垣島には石垣空港がありますので、本島からは飛行機でのアクセスが便利です。
さらに沖縄本島だけでなく、東京(成田・羽田)・大阪・名古屋・福岡の5つの空港からは、石垣島に直接アクセスすることができるため、八重山諸島をメインに観光したい人にも空路がおすすめです。
宮古諸島(みやこしょとう)
宮古諸島には、観光客に大人気の離島である宮古島を含む8つの有人島が所属しています。
宮古諸島も、宮古島を中心としてそれぞれの島へアクセスできるようになっています。
船でのアクセスも充実していますが、大橋がかかっているところは陸路でのアクセスがおすすめです。
沖縄県はたくさんの離島も含めると、東西に1000㎞にもわたります。
宮古諸島は、その範囲の中でほとんど中間地点に位置しています。
サンゴは沖縄県の大きな自然の特徴ですが、特に宮古諸島のサンゴは種類も多くのびのび育っていて、さらに本島周辺よりも海がより綺麗だとして、観光客からたくさんの人気を集めています。
宮古諸島には、本島とも八重山諸島とも異なる文化などかあり、言葉もより方言が独特になっているのも面白いポイントです。
一度の旅行での諸島間の移動は難しい
沖縄県の面積は、2282㎢で全国で44番目の大きさ。このため、沖縄県は小さなイメージが強いですよね。
行きたいところに気軽に行けそうに思えてしまいます。
しかし旅行では、その距離感に注意しなければなりません!
沖縄県の範囲は広い海を含みながら、東西は約1000㎞、そして南北には約400㎞もの範囲に及びます。
これは本州の半分以上を占める大きさです。
ですから、一度の旅行で3つのエリアを巡ろうとすると、移動ばかりになり現実的にほぼ不可能 or 長期旅行になってしまいます。
一度の旅行では、1つのエリアをじっくり周る方が充実した時間を過ごせます!
沖縄諸島エリア人気の離島10選(沖縄本島から日帰り観光可)
さて、いよいよおすすめの離島を紹介していきます。
まずは、沖縄諸島エリアの中から人気のある離島を10個選びました。
沖縄諸島は、首里城や美ら海水族館をはじめとした人気観光スポットが多数存在する沖縄本島を拠点にして、日帰りで観光することもできるので、ちょっと離島に足を運びたい!という人にもおすすめです!
今回は、それぞれの島の魅力と本島からのアクセス、そして人気のおすすめ観光スポットを厳選して紹介していきます。
渡嘉敷(とかしき)島(慶良間諸島)
慶良間諸島に所属する渡嘉敷島は、慶良間諸島が誇る「ケラマブルー」を満喫できるビーチがある島です。
また、慶良間諸島に住む人々で構成される渡嘉敷村があり島でもあります。
観光業が盛んで、観光客向けの宿泊施設や飲食店、レンタルショップも充実しています。
本島から最短35分程度で行くことができるので、地元の人たちも海水浴に訪れる場所です。
オンシーズンには、高速船やフェリーの予約がいっぱいになるので、早めの予約が必要となります!
渡嘉敷島へのアクセス
<那覇空港から泊港へ>
タクシー 約10~15分
ゆいレール 約25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
<泊港(那覇市)から阿嘉島へ>
フェリーとかしき 約70分
マリンライナーとかしき 約35分
渡嘉敷島の人気観光スポット
渡嘉敷島で、ケラマブルーを満喫するのにおすすめの観光スポットを2つ紹介します!
渡嘉志久(とかしく)ビーチ
トカシクビーチまでは、車で10分程度。路線バスはありません。
少ないですが、シャワーとトイレがあるので、海水浴やマリンアクティビティにおすすめです。
白い砂浜と世界に認められた美しいケラマブルーを満喫しながら、高確率でウミガメに遭遇できるところが大きなポイント!
遊泳区域は比較的浅いので、シュノーケリングがおすすめです。透明度の高いケラマブルーで、色とりどりのサンゴや小魚たちを眺めることができます。
阿波連岬(あはれん)ビーチ
渡嘉敷島の南端には、ナカチブルビーチというビーチがあります。
ここから南に歩いていくと小さな小島が見えてきます。
この小島はウン島と言って、阿波連岬はこの島にあります。
ナカチブルビーチからほんの少し泳いで渡ることになりますが、これはこれで冒険心をくすぐりますね。
岬にある灯台を登れば、渡嘉敷島を高いところから一望できるので、早朝に訪れて朝日を堪能するのもおすすめです。
座間味(ざまみ)島(慶良間諸島)
座間味島は、慶良間諸島に所属する島の一つ。慶良間諸島を代表する村、座間味村があることでも知られています。
また、慶良間諸島を有名にし「ケラマブルー」という言葉を生んだきっかけを作ったのもこの座間味島。
ここには、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得した古座間味ビーチがあり、多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。
座間味島へのアクセス
<那覇空港から泊港へ>
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
<泊港(那覇市)から阿嘉島へ>
フェリーざまみ・・・約90分
高速船クイーンざまみ・・・約50分
座間味島の人気観光スポット
座間味島で人気のあるビーチを2つ紹介していきます!
古座間味(ふるざまみ)ビーチ
古座間味ビーチは先ほども触れたように、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得した世界が認めるビーチの一つです。
何がすごいかと言うと、水の透明度の高さです。
沖縄の海はどこもエメラルドグリーンで美しいですが、慶良間諸島の海はそれよりも数段水の透明度が高いのです。
この透明度のおかげで、サンゴもすくすくと育ち、海の環境をより良く保つことができると言われています。
そんな透明度の高い海では、シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティが最高です!
阿真(あま)ビーチ
阿真ビーチは、古座間味ビーチと比べて観光客が少なく、落ち着いたビーチです。
海自体は変わりませんので、透明度抜群のケラマブルーを楽しむことができます。
ビーチ自体にトイレやシャワーがないので訪れる人が少なめなだけで、近くのキャンプ場を利用すれば何も問題ありません!
満潮の時間になると、ウミガメが餌を食べにやってきます。
このタイミングで海に潜ると、ウミガメが泳ぐ様子を見ることができるかも!
阿嘉(あか)島(慶良間諸島)
阿嘉島は慶良間諸島に所属する有人島の一つです。
ここには、260人前後の住民が生活を営んでいます。
観光客も訪れる中で、美しいケラマブルーと陸上に繁る豊かな自然がしっかり維持されているところが特徴的です。
天然記念物であるケラマジカもたくさん生息していて、集落の近くで頻繁に目にすることができます。
阿嘉島の隣にある慶留間島(げるまじま)へ続く阿嘉大橋は、キラキラ輝くケラマブルーと夕日が織りなす言葉にできない風景を見られる絶景スポットとして人気です。
阿嘉島へのアクセス
<那覇空港から泊港へ>
タクシー・・・10~15分
ゆいレール・・・25分(那覇空港駅から美栄橋駅・その後徒歩)
<泊港(那覇市)から阿嘉島へ>
フェリーざまみ・・・約90分
高速船クイーンざまみ・・・約50分
阿嘉島の人気観光スポット
阿嘉島の雄大な自然を眺めることができる人気の観光スポットを2つ紹介します。
北浜(にしばま)ビーチ
ニシバマビーチは透明度の高いケラマブルーを静かに楽しむことができるおすすめスポットです。
渡嘉敷島の阿波連ビーチや座間味島の古座間味ビーチは、マリンアクティビティを楽しむのにうってつけで、レンタルショップや周辺施設も充実しています。
そのため、観光客もたくさん訪れる観光スポット。
一方、ニシバマビーチはそれらのビーチと変わらない美しさを持ちながらも、訪れる観光客は少ないため、プライベートビーチのようにゆっくりと過ごすことができるのがポイントです。
天城(あまぐすく)展望台
天城展望台は、阿嘉島の集落の近くにある展望台です。
展望台からは、阿嘉島の景色を一望することができます。
美しいケラマブルーと陸の大自然が生み出す澄んだ空気を楽しむことができるのが特徴的。
ゆったりと散歩をしながら気軽に足を運べる天城展望台で、のんびりした時間を過ごすのがおすすめです。
水納島(みんなじま)
50人あまりの人が住む、小さな島である水納島。
空から島を見ると、三日月のような形をしていて「クロワッサンアイランド」とも呼ばれています。
小さな島であるにも関わらず、ここに訪れる観光客はなんと年間6万人にも上ります!
この島が人気を集めている理由は、本島からたったの15分で行けるということ!
本島を拠点に旅行をしながら、水納島の魅力的なビーチを日帰りで楽しむことができます。
水納島へのアクセス
<那覇空港から渡久地港へ>
やんばる急行バス・・・2時間半
レンタカー・・・1時間半前後
<渡久地港から水納島へ>
高速船「ニューウイングみんなⅡ」・・・15分程度
水納島の人気観光スポット
水納島のありのままの自然を楽しめる人気の観光スポットを2つ紹介します!
水納ビーチ
水納島に行く目的の大半は、水納ビーチにあります!
ビーチの魅力は、キラキラ輝く海の美しさ!
遠浅の海ですから、波も比較的穏やかでお子様連れでも海水浴を満足に楽しむことができます。
また、水納島自体が多種多様なサンゴに囲まれていることもあって、ダイビングスポットとしても人気を博しています。
沖縄ならではのサンゴや熱帯魚が織りなすカラフルな水中の風景を、浅瀬でも楽しむことができるので、沖縄を満喫することもできますね!
水納島灯台
水納島は小さな島ながら、沖縄にとって重要な場所に存在しています。
特に、水納島と瀬底島の間は本島から本州の方へ向かう船の往来が激しく、航路的に大切な場所なのです。
行き交う船が安全に航行できるようにと作られたのが水納島灯台。
白いタイルで覆われた真っ白な姿が、天気のいい日は真っ青な空とのコントラストでよく映えます。
水納ビーチから歩いて約15分で行けますが、灯台自体は一般公開されていないため入ることはできません。
海遊びの休憩もかねて東の方へ歩いていくと、その真っ白な姿を見ることができます。
久米島(くめじま)
本島から100㎞ほども離れたところにある久米島。
久米島は、沖縄の最も西に位置する島です。
ここは、1983年に島すべてが県立の自然公園に指定されているため、豊かな自然が保護されています。
そのため、なんとも言葉にできないほど美しい海がそのまま残されているのです。
久米島の海の美しさは世界的にも有名ため、たくさんのダイバーが毎年訪れる観光スポットとなっています。
特に有名なのが、「ハテの浜」です。ここは、久米島から船に乗って30分で行ける無人島のことを指します。
小さな無人島はぐるりと海に囲まれており、その浜は真っ白な砂とサンゴの欠片だけでできていて、天国を思わせる美しさです。
久米島へのアクセス
<那覇空港から久米島空港へ>
約35分
※夏季シーズンは羽田空港から久米島空港への直行便があります。(所要時間約2.5時間)
<那覇泊港から久米島兼城空港へ>
フェリー「琉球」or「海邦」・・・3~3.5時間
久米島の人気観光スポット
ありのままの自然が大切にされている久米島の人気観光スポット2つを紹介します!
ミーフガー
久米島は、日本で出生率第2位を記録する、子宝の島として知られています。
ここには、子宝に恵まれるとされるパワースポットがあります。
それが、ミーフガーです。
20mを超える大きな岩の壁があり、壁の間がぽっかりと空いています。
この不思議な形は、二つの岩がぶつかり合ってできたのだそうです。
さらに何百年もかけて波が岩肌を削り、今のような形を作り出しました。
周囲は岩場となっているため、スニーカーなどの歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
畳石
久米島の東側には、奥武島という島があります。
なんとこの島は、久米島と海中道路でつながっていて、気軽にアクセスすることができます。
さて、この奥武島には岩が敷き詰められたような場所があります。
ここが畳石と呼ばれる名観光スポット!
ここは、沖縄県の指定天然記念物に登録されており、非常に希少な場所なのです。
亀の甲羅のような形をした岩が敷き詰められたその場所は、干潮時にしか拝むことができません。
瀬長島(せながじま)
那覇空港の目と鼻の先にある瀬長島。
その距離はたったの1.5㎞ほどです。
島の面積は0.18㎢と、とても小さな島ですが、本島と海中道路でつながっているため多くの人が往来する場所となっています。
最近は観光振興地域に指定されたことで、リゾートホテルが増えてきており、観光客にも大人気の離島となっています!
瀬長島へのアクセス
那覇空港から車で15分程度
※徒歩だと1時間程度(海中道路は徒歩はもちろん自転車でも往来できます。)
瀬長島の人気観光スポット
瀬長島に行くなら絶対訪れたい人気観光スポットを2つ紹介します!
ウミカジテラス
真っ白な壁で囲まれた小さなお店がいくつも並ぶウミカジテラス。
まるでエーゲ海のサントリーニ島に旅行に来たのでは?と錯覚するような外観と雰囲気で、南国のリゾート気分を思う存分味わうことができます。
夜には、それぞれのお店がライトアップされることで、昼間とはまたちがったロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。
ウミカジテラスには、沖縄ならではの食材やそれらを使ったグルメを楽しむことができるお店や、今流行りのスイーツショップ、あるいはお土産を買える雑貨屋さんなど様々なお店があります。
真っ白な小さな街を散歩しながら、ショッピングを楽しめるので、女子に大人気の観光スポットです!
瀬長ビーチ
那覇空港から最も近いビーチとして有名な瀬永ビーチ。
海水浴を楽しむことができる場所ではないので注意が必要です。
理由はその水の深さにあります。
実はとても浅い海なのです。
ですが、これがむしろ好都合!ちょっと足を浸かる程度に遊ぶだけなので、服を着たままでも沖縄の海を楽しめてしまうのが良いポイントです!
しかも、シャワーと足洗い場も完備されているので、空いた時間や行き帰りのちょっとした時間に訪れて海で遊ぶことができます!
また、ヨットやカヤック、SUPのアクティビティは楽しむことができるので、ツアーに参加してマリンアクティビティを体験するのにもおすすめです。
久高島(くだかじま)
本島から南東にある細長い島が久高島です。
ここには、240人前後の人が暮らしています。
琉球の歴史が深く刻まれる久高島は、神聖な島として沖縄県民に知られています。
琉球を創ったとされる神様のアマミキヨが久高島に降りてきて、そこから琉球の国づくりを始めたという琉球神話が残されているからです。
かつては、琉球王国の国王が久高島に訪れて祈りを捧げるということもありました。
現在でも聖地とされており、島内には立ち入り禁止や男子禁制となっているスポットもあるため注意が必要です。
ちなみに、アマミキヨは女性の神様。琉球神話では、女性が中心になることも多いのです。
久高島へのアクセス
<那覇空港から安座間港へ>
ゆいレール→旭橋駅・・・10分前後
旭橋駅→バスターミナル・・・徒歩2~3分
バスターミナル(7番バス乗り場)→あざまサンサンビーチ入口・・・路線バス1時間前後
あざまサンサンビーチ入口→安座間港・・・徒歩4~5分
<安座間港から久高島へ>
フェリー「フェリーくだかⅢ」・・・約25分
高速船「ニューぐだかⅢ」・・・約15分
久高島の人気観光スポット
神聖な島である久高島には一体どんな観光スポットがあるのでしょうか?2つ紹介します。
ハビャーン(カベール岬)
この場所こそ、琉球神話で語られるアマミキヨが降り立ったとされる場所です。
久高島の最北端にあるカベ―ル岬の周辺には、県の天然記念物に指定されている植物が生い茂っています。
ハビャーン(カベ―ル岬)へ向かう道の途中には、クバと呼ばれる木が茂っています。
実はこの木も神話に関係していて、アマミキヨはこのクバの木を持って降り立ったとされているのです。
さらに、周辺にあるオキンワシャリンバイという風よけのための植物たちこそ、天然記念物に指定されている希少な植物。
是非、琉球神話を少しかじってから訪れてみてください。
そうすると、神聖な久高島の雰囲気を感じ取ることができるでしょう。
ウパーマ
久高島の南側にある浜辺は、ウパーマと呼ばれています。
沖縄の言葉で、「広い浜」を指すウパーマという場所は、実は沖縄の中に点在するよくある場所。
しかし、久高島のウパーマはあることで非常に有名です。
なんとこの浜では星の砂を手に入れることができるのです!
そうは言っても簡単に見つけられるものではありません。
無数にある白い砂を手のひらに押し付けて、その中から星形の砂を探します。
見つけられて人は何か幸運なことがあるかもしれませんね。
星砂をさがすひと時を楽しむのがおすすめです!
浜比嘉島(はまひがしま)
浜比嘉島は、本島から車で簡単にアクセスできる離島の一つです。
本島に訪れた観光客は、レンタカーを利用することが多く、浜比嘉島までは橋を渡ったり海中道路を通ったりと、ドライブコースとしても人気があります。
本島では味わうことのできない、離島ならではのゆったりとした時間を楽しむことができるのが、浜比嘉島の大きな魅力です。
また、浜比嘉島は数々のパワースポットを備える神聖な土地でもあります。
ゆったりした時間の中で、日々の疲れを癒しつつパワーをチャージするのに最適です!
浜比嘉島へのアクセス
<那覇空港から浜比嘉島へ>
ゆいレール→旭橋駅・・・10分前後
旭橋駅→バスターミナル・・・徒歩2~3分
バスターミナル→JA与那城支店前・・・路線バス 約2時間
JA与那城支店前→浜比嘉島・・・路線バス 約15~20分
※レンタカーだと高速経由で1.5時間程度
浜比嘉島の人気観光スポット
ゆったりとした離島ならではの雰囲気を味わうことができる浜比嘉島で人気の観光スポットを2つ紹介します。
浜比嘉ビーチ
観光客が少なく、プライベートビーチのような感覚を味わうことができるのが浜比嘉ビーチ!
実はここは、人工のビーチ。浜比嘉ビーチからは海中道路を一望することができます。
周囲は防波堤でぐるりと囲まれており、人の手で作られたことがよくわかります。
しかし、その防波堤のおかげで歩きやすいので散策にもおすすめです。
トイレ・シャワー・駐車場完備で、海水浴には申し分ありません。
防波堤の内側は、波が落ち着いているのでお子様連れでも安心して海水浴を楽しむことができます。
沖縄の海をひとり占めして、ゆっくりと離島気分を味わいたい人におすすめの観光スポットです。
アマミチューの墓
浜比嘉島の聖地の一つ、アマミチューの墓。
アマミチューとはアマミキヨのことを指します。
つまりここは久高島で前述したとおり、琉球を創った女神アマミキヨのお墓とされる場所なのです。
ただし、ここに祀られているのはアマミキヨだけではありません。
男神であるシルミキヨも祀られているのです。
二人は、子宝に恵まれたこともあって、この場所では子孫繁昌のパワーを授かることができると言われています。このため、子宝を望む夫婦や、妊婦さんに特に人気のあるパワースポットとなっています。
古宇利島(こうりじま)
「恋の島」と呼ばれる古宇利島は、カップルに絶大な人気を誇る観光スポットです。
2005年に古宇利大橋が開通されたことによって利便性も高まり、ますます多くの観光客が訪れるようになりました。
なぜここが「恋の島」なのかというと、この地に残されている伝説に由来しています。
かつて古宇利島に降ってきた男女の子どもが、時を経ることで知恵をつけ、お互いを意識しはじめ、最終的には子孫を残し、琉球人の祖先になったというお話です。
さながら、アダムとイヴのような伝説として、よく知られています。
そんな伝説もあって、島自体がパワースポットと言われるほどの不思議な力を宿しているとされています。
古宇利島へのアクセス
古宇利島までは、バスを乗り継いで行くこともできますが、最終的にはタクシーなどに乗らなければいけないため、レンタカーでのアクセスがおすすめです。
<那覇空港から古宇利島へ>
レンタカー・・・1時間45分程度(高速道路経由)
古宇利島の人気観光スポット
「恋の島」と呼ばれる古宇利島の人気観光スポットを2つ紹介します!
古宇利ビーチ
古宇利ビーチは透き通ったエメラルドグリーンを楽しむことができるビーチとして大人気のビーチです。
オンシーズンはたくさんのビーチパラソルが砂浜に並びます。
古宇利大橋を渡ったところにすぐあるので、アクセスも良くまたわかりやすいのが嬉しいポイント。
砂浜からは渡ってきた古宇利大橋を眺めることもできますし、橋からビーチを眺めることもできます。
昼間は観光客で賑わうビーチですが、夜は満天の星空を眺めることができるため、ロマンチックな雰囲気を楽しむカップルも多く訪れます。
ハートロック
古宇利島の北側にあるティーヌ浜には、古宇利島で最も人気のある観光スポット「ハートロック」があります。
ここは、国民的アイドルである嵐のCMによって全国にその名を轟かせることとなりました。
ハートロックの名前の通り、ハートの形をした大きな岩が海の上にたたずんでいます。
古宇利島の美しい青い海と、ハート型のロマンチックな岩の写真はインスタ映え間違いなしです!
伊江島(いえじま)
4530人前後の人が暮らす沖縄の離島「伊江島」は、本島の北からフェリーに乗って30分程度で行けるとても近い島です。
沖縄本島北部には、美ら海水族館があるため多くの人が訪れる場所でもありますね。
そこから簡単にアクセスできるため、伊江島にも多くの観光客が訪れます。
伊江島のシンボルでもある城山(ぐすくやま)は、本島からもよく見えるので一目瞭然。
城山はイータッチューと呼ばれ、沖縄の人々から愛されています。
伊江島はのんびりした離島らしい島ですが、長い琉球と沖縄の歴史がぎゅっと詰まった色の濃い島でもあります。
特に琉球の伝説や沖縄の歴史に興味がある人におすすめの離島の一つです。
伊江島へのアクセス
<那覇空港から名護バスターミナルへ>
路線バス 約2.時間30分
高速バス 約1時間40分
<名護バスターミナルから本部港へ>
路線バス 約40分
<那覇空港から本部港へ>
やんばる急行バス 約2時間
エアポートシャトルバス 約2時間50分
<本部港から伊江港へ>
伊江島フェリー 約30分
伊江島の人気観光スポット
琉球の伝説や沖縄の歴史を色濃く刻む伊江島の人気観光スポットを2つ紹介します!
ニャティヤ洞
伊江港から約3.5㎞のところにある、ニャティヤ洞。
ここは、島民にとってとても神聖な場所として大切にされています。
光が強く差し込む一方で、光によって生み出される影は、そのコントラストと静かな空気感でなんとも言えない神聖さを感じさせます。
なぜここが人気なのかと言うと、ここに置かれているビジル石に理由があります。
この石を女性が持ち上げることで、子宝に恵まれるという伝説があるのです。
また、既に子宝を宿している妊婦さんが持ち上げると、お腹の子の性別がわかるという逸話も。
子宝に恵まれるとの言い伝えが残されるニャティヤ洞、お子さんを望んでいる夫婦に人気の観光スポットです。
伊江城山(いえぐすくやま)
本島からも眺めることができる伊江島のシンボル、伊江城山は標高172mの山です。
現地では、イータッチュー・イージマタッチューなどという愛称で呼ばれるほど愛されている山です。
ここには、伊江島の豊作と島民の健康、航海安全を祈願するための御嶽(うたき)が置かれており、山を神様のように尊び信仰しています。
この城山のすごいところは、なんと島より7000年も前から存在しているということです!
世界でも稀であるオフスクレープ現象によって、今城山ができました。
オフスクレープ現象というのは、通常古い岩盤が新しい岩盤の下に入り込むのですが、その過程で古い岩盤が新しい岩盤の上に乗っかることによって、積み重なる現象のこと。
この例は、世界中探しても伊江島の城山でしか見られないのだそうです。
神秘的でかつ希少な城山、一度は見てみたい人気観光スポットです。
八重山諸島エリア人気の離島6選(石垣島から日帰り観光可)
今度は八重山諸島エリアから、人気の離島を6つ厳選して紹介します。
特に、メインとなる石垣島をはじめ、そこから日帰りで観光できる離島をピックアップしました!
石垣島から八重山諸島の他の離島へのアクセスは基本的にフェリーのみとなっており、フェリーでの離島巡りを楽しめるのが八重山諸島観光の最大の魅力となっています。
石垣島(いしがきじま)
沖縄の離島と言えば「石垣島」!というほど、誰もが知っている離島オブ離島です。
沖縄の中で3番目に大きい面積を持ち、4万9千人の人が暮らしているため、離島としてはかなり栄えている島です。
栄えていることもあって、観光スポットのみならずリゾートホテルや飲食店などがかなり充実しており、八重山諸島の離島旅行を楽しみたい観光客の拠点として非常に大きな人気を集めています。
また、空港も整備されているので本島から1時間程度でアクセスできるのも嬉しいポイント。
人気の美しい海では、高確率でマンタに出遭えることから、世界中のダイバーが石垣島に集まってきます。
石垣島へのアクセス
石垣島へはフェリーでもアクセスすることができますが、週に1度しか就航便がないため空路でのアクセスがおすすめです。
<那覇空港から南ぬ島石垣空港へ>
約1時間
<羽田空港から南ぬ島石垣空港へ>
約3時間15分
<成田空港から南ぬ島石垣空港へ>
約3時間45分
<関西国際空港から南ぬ島石垣空港へ>
約2時間30分
<中部国際空港から南ぬ島石垣空港へ>
約2時間45分
<福岡空港から南ぬ島石垣空港へ>
約2時間
石垣島の人気観光スポット
多くの外国人観光客も訪れる石垣島で、特に人気のある観光スポットを2つ紹介します!
川平湾(かびらわん)
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星と評価された川平湾は、これぞ求めていた海!
と思うほど見事なエメラルドグリーンが輝く海です。
それだけではなく、自然豊かな緑の島の風景と白い砂浜があいまって、日常とかけ離れた南の楽園を五感全てから感じることができます。
ビーチ自体は遊泳が禁止されていますが、そのおかげもあって信じられないほど透明度の高い海を維持しています。
是非、近くまで足を運んで眺めてみてください!
青の洞窟
青の洞窟と呼ばれる観光スポットは、世界中のあちこちにあります。
青の洞窟とは、海の水に太陽の光が入り込むことによって、エメラルドグリーンとは違う深い青を作り出し、幻想的な景色を織りなす場所のことです。
石垣島の青の洞窟も、心が揺さぶられるような幻想的な青を生み出すことで世界中に知られており、多くの人が訪れる観光スポットとなっています。
周辺の海には、カラフルな魚やサンゴがたくさん棲息しており、シュノーケリングなど海の中を楽しむマリンアクティビティが一番おすすめです!
一方で、SUPやカヤックでの洞窟探検やクルージングもありますので、泳ぐのが苦手な人でも十分に楽しむことができます。
様々な楽しみ方ができるのも、人気の理由の一つです!
西表島(いりおもてじま)
沖縄本島に次いで、2番目に大きな面積を持つ西表島。
分類上は亜熱帯海洋性気候に属しますが、月別平均気温だけみると熱帯雨林気候と言えてしまうほど、年間を通して温かい島です。
安定した温かい気候もあって、島の90%近くは亜熱帯気候特有のジャングルで占められています。
豊かな自然の中では、イリオモテヤマネコなどの希少な動物たちがのびのび暮らしています。
島自体がミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得しているので、その魅力はお墨付き!
そんな自然を思う存分満喫できるアクティビティツアーが充実しているのも大きな特徴です。
西表島へのアクセス
<南ぬ石垣空港から石垣港離島ターミナルへ>
バス 約40分
レンタカー 約30分
<石垣港離島ターミナルから西表島へ>
西表島上原(うえはら)港 約50分
西表島大原(おおはら)港 約40分
※西表島には港が2つあるため注意が必要です。
西表島の人気観光スポット
西表島の豊かな自然を肌で感じることができる人気観光スポットを2つ紹介します!
ピナイサーラの滝
沖縄最大を誇る、落差55mにも上る滝である「ピナイサーラの滝」!
ここでは、現地ショップが提供しているツアーに参加して、西表島の自然を身体いっぱいに感じながらピナイサーラの滝まで冒険に繰り出すのがおすすめです。
カヌーやカヤックに乗って、マングローブ林を通るプランや、ジャングルをトレッキングしながら目的地を目指すプランなど、種類が豊富なのも嬉しいポイントです。
ピナイサーラの滝にたどりつくと、その雄大な姿を下から眺めることになります。
高さ55mから落ちてくる大量の水と勢いは圧巻で、西表島の自然の力に圧倒されること間違いありません。
滝つぼではちょっとした水遊びもできるので、アウトドア派にはたまりません。
大自然の中で思いっきり体を動かして汗を流すことで、日々の生活の疲れを流しだし、心にもパワーをチャージできます!
バラス島
地図にはのっていない、奇跡の島「バラス島」が西表島にありました!
普段は姿を見ることができませんが、潮が引いた時にスッと現れるという奇跡の島。
真っ白なサンゴの欠片が集まってできている島なので、姿を現した時には太陽の光によってより一層輝く白い浜を拝むことができます。
基本的にはツアーに参加することで、足を踏み入れることのできる場所です。
ゆったりと散歩をするのも良いですし、透明度の高い海に潜って海中世界を楽しむのもおすすめです。
小浜島(こはまじま)
石垣島と西表島の間に浮かぶ小浜島。
NHKの連続テレビ小説ドラマ「ちゅらさん」で一躍有名となった場所でもあります。
沖縄ならではの広大なさとうきび畑が広がり、豊かな自然に包まれる一方で、南の島ならではのリゾート施設も充実しているのが大きな特徴です。
知名度と充実度の高さから、多くの観光客が毎年足を運んでいます。
小浜島に残されている伝統芸能は、重要無形文化財にも指定されており文化的にも価値が高い小浜島。
静かでゆったりとした時間を過ごしたい離島旅行にはうってつけの島です。
小浜島へのアクセス
<南ぬ石垣空港から石垣港離島ターミナルへ>
バス 約40分
レンタカー 約30分
<石垣港離島ターミナルから小浜島へ>
フェリー 約25分
小浜島の人気観光スポット
知名度も人気も高い離島、小浜島の人気観光スポットを2つ紹介します。
シュガーロード
シュガーロードは、ドラマ「ちゅらさん」でお馴染みとなったさとうきび畑の間にある道です。
周辺はさとうきび畑と牧場が多いですが、最近は牧草地の方が増えています。
おすすめはレンタサイクルを利用したサイクリングです!
細長く続く道は、途中で坂になっていて登り切ったあとの下り坂は最高の爽快感!
ちゅらさん気分を味わいながら、のんびりとした時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか?
海人(うみんちゅ)公園
小浜島の西側にある細崎海岸の近くにある海人公園。
広々とした敷地を持つ公園の目玉は、「マンタ展望台」です。
最近、観光客がたくさん足を運ぶようになり、人気急上昇中の観光スポットです。
マンタの形をした展望台は、絶好の記念撮影スポット!
展望台からは、綺麗な海とそこに浮かぶ西表島を眺めることができます。
お弁当を用意してのピクニックがおすすめです。
また、あまり知られていませんが、公園の奥に進んでいくとひっそりとビーチがあります。
ここは観光客が非常に少ないので、実は穴場スポット。
ひっそりと誰にも邪魔されずに海を楽しみたい人におすすめです。
波照間島(はてるまじま)
有人島として日本最南端となる波照間島!
南の「さいはての島」と呼ばれる波照間島は、南端に存在することから最も星が近い場所としても有名です。
夜空に浮かぶ無数の星たちは、澄んだ空気もあってより鮮明に見え、南十字星がはっきりとその姿を現します。
観光客用のリゾートや飲食店などはありませんが、何もないからこその良さを感じることができるはずです。
真っ青に輝く海と満天の星空を眺めていれば、都会の喧騒がちっぽけなものに思えてきます。
心身に溜まった疲れを取り除き、自然が持つ豊かさで心満たされること間違いなしです!
波照間島へのアクセス
<南ぬ石垣空港から石垣港離島ターミナルへ>
バス 約40分
レンタカー 約30分
<石垣港離島ターミナルから波照間島へ>
・フェリー 約1.5時間
波照間島の人気観光スポット
ありのままの自然の姿を楽しめる波照間島の人気観光スポットを2つ紹介します。
ニシ浜ビーチ
波照間島のニシ浜ビーチは、沖縄の中でも指折りの美しいビーチとして有名です。
特に、八重山諸島の中では一番海が綺麗なビーチと言われていて、人気も高くなっています。
ニシ浜ビーチに行くために、波照間島まで足を運ぶ人がいるほど人気があるのは、透き通ったエメラルドグリーンが理由の一つです。
美しく豊かに育ったサンゴ礁のカラフルな色合いを、はっきりと目にすることのできる透明度は、太陽の光を受けて、きらきらと輝きを増します。
天気の良い日には絶対に足を運びたい名観光スポットです。
波照間島灯台
自然のありのままを残す波照間島の中で、ひと際目立った存在感を示すのが波照間島灯台。
かつて、日本最南端の灯台としてその名を全国に轟かせていました。
今は小笠原諸島の沖ノ鳥島に灯台ができたため最南端ではなくなりましたが、波照間島にとってシンボルであることに変わりありません。
昼間に訪れると、真っ白なボディに目を奪われその存在感に納得ですが、夜に訪れると真っ暗な暗闇を照らす光を灯し、島にとってどれほど大きな存在であるのかがよくわかります。
中に入ることなどはできないので、外観を眺めるだけになりますが波照間島のシンボルとして観光スポットとなっています。
竹富島(たけとみじま)
古くから伝わる伝統と文化を大切に守り続ける竹富島は、ゆっくりとした本来の時間の流れを感じる場所です。
現代の都会で暮らす人たちにとっては「現実離れ」したような感覚に陥るほど。
八重山諸島の拠点である石垣島からは10分ほどでアクセスすることができるのも魅力の一つ。
一歩足を踏み入れれば、時間の流れが変わり沖縄ならではの赤瓦づくりの家々が並ぶ街並みと高い空、そして透明度の高い海からささやく風に、心を奪われることでしょう。
島内には、観光客が滞在できるリゾートホテルもあり、ゆったりとしたひと時を楽しめる飲食店もあり、観光するにあったって困ることのない充実度となっています。
竹富島へのアクセス
<南ぬ石垣空港から石垣港離島ターミナルへ>
バス 約40分
レンタカー 約30分
<石垣港離島ターミナルから竹富島へ>
高速船 約10分
竹富島の人気観光スポット
古き良き島である竹富島の人気観光スポットを2つ紹介します。
コンドイビーチ
まぶしく輝く透明度の高い海と、真っ白な砂浜が印象的なコンドイビーチ。
ここは、八重山諸島を代表する人気ビーチの一つです。
白い砂浜部分が非常に多いのが特徴で、沖の方までずっと続いています。
サンゴが特徴的な海とはちがいますが、真っ白な砂浜のおかげで海のエメラルドグリーンがより一層美しく輝くので、とても写真映えします。
海水浴を最高に楽しむことができるのでおすすめです。
西桟橋(にしさんばし)
言葉にできないほど美しいエメラルドグリーンの上に白く存在感を示す西桟橋。
とにかく美しい海を眺めるのに最適の場所です。
昼間はキラキラ輝く海に魅了され、夕方にはその美しい海に沈む夕日を眺めることができます。
エメラルドグリーンに溶けていく夕日のオレンジは、形容しがたい美しさと感動を心に刻んでくれるでしょう。
日が落ちた後も、無数に輝く星たちが空をうたいあげます。
ずっとそこにいるのに、自分が違う世界を渡ったかのような風景の移り変わりが楽しめる西桟橋は、離島でのゆったりとした時間を過ごすのにおすすめの観光スポットです。
与那国島(よなぐにじま)
教科書にも出てくる与那国島は、日本最西端の島として知られています。
また、島内にはたくさんの与那国馬が棲息していることでも有名です。
日本本土からは遠く離れ、八重山諸島の中でも少し距離があり、台湾の方が近く感じる場所に浮かんでいます。
最西端にあるので、日本で一番日が沈むのが遅くなっており、一日がなんだか長く感じるのも不思議なところ。
与那国島は有人島で、現在は1800人前後の人たちが生活を営んでいます。
テレビドラマ「Dr.こと―診療所」となったことで、島内の様子ののどかさが全国に知れ渡り、ますます観光客が増えています。
飛行機でアクセスできるのも、行きやすいポイントです。
与那国島へのアクセス
<那覇空港から与那国空港まで>
約1時間30分
<石垣島から与那国島まで>
飛行機 約30分
フェリー 約4時間
与那国島の人気観光スポット
日本最西端の島、与那国島の人気観光スポットを2つ紹介します。
東崎(あがりざき)
東崎は、海面から約100mの高さに位置する断崖絶壁の岬です。
ここには、東崎灯台と共に展望台が設けられています。
展望台からは、西表島を一望できるのが魅力。
灯台周辺は豊かで広大な牧草地にあって、なんと与那国島の馬や牛が放牧されています。
海の近くで放牧される馬や牛という風景は、日常生活でまずお目にかかれない不思議な光景。
青い海、高い空、そして豊かな牧草地とのびのび過ごす動物たち。
なんとものどかで平和な風景です。
馬鼻崎・北牧場(うまはなざききたぼくじょう)
北牧場内にある馬鼻崎という岬にたどり着くためには、道の無い牧草地を行きます。
足場の良くないところもありますが、こここそテレビドラマ「Dr.コトー診療所」でコトー先生がエンディングの時に海を眺めていた場所になります。
眼前に広がるコバルトブルーの空と、その色を映し出した海の碧さは、何とも言えない美しさです。
しばし時間を忘れて見入ってしまうほど。
とにかく自然を感じ、ありのままの姿を思い出させてくれる豊かな時間を過ごすことができます。
宮古諸島エリア人気の離島4選(宮古島から日帰り観光可)
宮古諸島には8つの離島が所属していて、どの島も見所でいっぱいです。
深いコバルトブルーの海と白い砂浜がつくり出すエメラルドグリーンのグラデーションは、宮古ブルーと呼ばれ、この海を一目見ようと毎年多くの観光客が訪れます。
そんな宮古諸島エリアで、最も人気のある宮古島から日帰りで観光に行ける離島4つを厳選して紹介します!
宮古島(みやこじま)
宮古諸島の中で最も大きい島である宮古島は、宮古諸島の生活の中心であり宮古諸島旅行の拠点となる場所です。
伊良部島とつながる伊良部大橋、池間島とつながる池間大橋、来間島とつながる来間大橋と、交通も整備されて宮古諸島の中のアクセスに優れています。
沖縄離島旅行と言えば宮古島!と言われるほど有名で、一度は足を運びたい島ですよね!
その魅力はやはり美しい海と、豊かな自然、そして離島ならではのゆっくりと流れる時間にあります。
宮古空港へは全国各地から飛行機が飛んでいますので、直行して離島旅行を楽しむのにも最適です。
宮古島へのアクセス
<那覇空港から宮古空港・下地島空港>
約50分
<石垣空港から宮古空港>
約30分
<多良間空港から宮古空港>
約25分
※多良間島からはフェリーでも行けます。所要時間は約2時間5分。
<羽田空港から宮古空港・下地島空港>
約3時間
<成田空港から下地島空港>
約3時間
<関西国際空港から宮古空港・下地島空港>
約2時間30分
<中部国際空港から宮古空港>
約2時間45分
<神戸空港から下地島空港>
約2時間30分
<福岡空港から宮古空港>
約2時間
宮古島の人気観光スポット
宮古諸島の中で一番人気の宮古島。人気の観光スポットの中から2つ紹介します。
与那覇前浜(よなはまえはま)
宮古島が人気の理由はこの与那覇前浜にあります!
与那覇前浜ビーチは、日本のベストビーチに選ばれるほど美しく、その名を全国に轟かせています。
このビーチの特徴は、なんと言っても美しい宮古ブルー。
起きの方は深いコバルトブルーですが、浅瀬に向かうにつれて白い砂浜と色が混じり、美しく透き通ったエメラルドグリーンになっていきます。
この色のグラデーションを遠くから眺めるだけでも、言葉にできないような感動を得ることができます。
さらに大きな特徴は、エメラルドグリーンをつくり出す白い砂浜です。
与那覇前浜の砂浜は、とても細かい粒の砂でできていて、サンゴの欠片もほとんどないので裸足で駆け回ることができます。
東平安名崎(ひがしへんなざき)
宮古島の最東端にある東平安名崎までは、車で約40分。
宮古島をぐるっとドライブする感覚で訪れたら、そこには絶景が待っています。
ここは、日本の都市公園百選にも選ばれた有名な国指定の名勝で、細長い岬となっています。
ビーチのような穏やかな海と言うよりは、ありのままの海の姿をそのまま見ることができます。
岬から眺める海と空の広大な風景は、時間を忘れて見入ってしまうほどの雄大さです。
さらに、東平安名崎には素敵な植物がたくさん茂っているのも見所です。
真っ白でかわいらしいテッポウユリ、ピンク色でキュートなグンバイヒルガオなど、宮古島ならではの南国の植物たちが爽やかな風にそよいでいます。
宮古島の自然を満喫したいなら、絶対に訪れたい人気観光スポットです!
伊良部島(いらぶじま)
宮古島の西側に位置する伊良部島は、宮古島と伊良部大橋によってつながっています。
5000人ほどの人たちが生活を営んでいて、宮古島との往来も盛んです。
宮古島には、レンタカーやレンタサイクルのショップが充実しているので、これを利用して伊良部島へ渡れば、宮古島とは違った風景を楽しむことができます。
美しく輝く宮古ブルーを目にしながら、島をぐるっと周るドライブはデートにおすすめ。
伊良部島の海には、有名なダイビングスポットがたくさんあり、世界中のダイバーが伊良部島の青の洞窟に恋焦がれています。
宮古諸島でマリンアクティビティを楽しむなら、伊良部島がおすすめです。
伊良部島へのアクセス
<那覇空港から宮古空港>
約50分
<宮古島市から伊良部島>
車で約20分
伊良部島の人気観光スポット
マリンアクティビティを楽しむのにおすすめの伊良部島で人気の観光スポットを2つ紹介します!
青の洞窟
伊良部島の輝く海の一角には、青の洞窟と呼ばれるシュノーケリング・ダイビングにおすすめのスポットがあります。
この場所の魅力は、水中から水上を見上げた時に見える幻想的な風景にあります。
陸上から見るとただの洞窟なのですが、洞窟に差し込む光と光がつくり出す闇によって、水中には何とも形容しがたい幻想的な世界が広がっています。
伊良部島で最も人気のある観光スポットで、ここに行くためにはシュノーケル船に乗るか、カヤック・グラスボートを漕いで行く必要があります。
初めて行く人は場所もわかりにくいので、ツアーに参加すると良いでしょう。
牧山(まきやま)展望台
伊良部島のシンボルでもある伊良部大橋を一望できるスポットが牧山展望台です。
伊良部島の中で一番高い場所にあり、そこから眺める景色は絶景です。
伊良部大橋の先につながる宮古島、そして天気が良ければ池間島と来間島まで見えてしまうのがおすすめポイント!
展望台は、サシバという鳥をモチーフにしていて、これも記念撮影におすすめのスポットです。
伊良部島の澄んだ空気で心身を癒しながら散策するのは、日常から離れた贅沢でもありますね。
池間島(いけまじま)
池間島は、宮古島から北西へ1.5㎞ほど進んだところにある小さな島です。
宮古島とは池間大橋でつながっているので、車で簡単に行くことができます。
この橋ができたことによって、アクセスが良くなり訪れる観光客も増えました。
広大な土地にはさとうきび畑が広がり、のどかでゆったりとした様子。
そんな風景を眺めながらのドライブもおすすめです。
池間島の最大の魅力は海の中にあります。
八重干瀬と呼ばれる日本最大のサンゴ礁群があり、色とりどりのサンゴを間近で見ることができるのです!
池間島に行くなら、海へも絶対足を運びたいですね!
池間島へのアクセス
<那覇空港から宮古空港>
約50分
<宮古島市から池間島>
車で約25分
池間島の人気観光スポット
美しくカラフルなサンゴ礁が有名な池間島での人気観光スポットを2つ紹介します!
八重干瀬(やびじ)
八重干瀬は、美しい宮古諸島の海を進んでいくとあるサンゴ礁による環礁です。
様々な色と豊富な種類のサンゴだけでなく、そこに集まる熱帯魚たちの様子を間近で見ることができるスポットです。
八重干瀬までは、ツアーやショップの船を利用して行くことができます。
ここでは、シュノーケリングやダイビングで、水中世界を楽しむのがおすすめです!
大きなサンゴ礁が波を防いでくれるので、沖の方でも海は穏やかなのも嬉しいポイント。
お子様連れでも安心して楽しむことができますし、マリンアクティビティが初めての方でも自分のペースで水中世界に浸ることができます。
ハート岩
干潮時にしか見ることができないハート岩は、インスタ映えスポットとして大人気!
この岩は、池間島のイキヅービーチにあります。
このビーチ、NHK連続テレビ小説の「純と愛」のロケ地となったことで、一躍有名になった場所なんです!
海の美しさは言うまでもありませんが、自然の力によってハートのような形にくりぬかれた岩はなんともロマンチック。
池間島に訪れたなら、ハート岩での記念撮影は欠かせません。
下地島(しもじしま)
小さいですが、空港を構える下地島。
成田空港からLCCの就航機が飛んでいるので、直接下地島へアクセスできるようになりました。
空港はかつて、パイロット訓練用として使われていましたが、今はほとんどその用途は果たしていません。
伊良部島とは隣接していていますが、水路で繋がっていて陸続きではありません。
しかし、伊良部島とは6本の橋でつながっているため、往来が盛んです。
伊良部島を経由すれば、伊良部大橋を渡って陸路で宮古島へアクセスすることもできます。
小さな島ですが100人前後の人たちが生活を営んでおり、昔から人が暮らしていた歴史が残されています。
下地島には、実は観光におすすめの素敵な観光スポットがいくつもあります!
伊良部島と合わせて足を運ぶのがおすすめです。
下地島へのアクセス
<那覇空港から宮古空港経由>
約50分
※宮古空港から下地島まで、車で約25分。
<成田空港から下地島空港>
約3時間
<関西国際空港から下地島空港>
約2時間30分
下地島の人気観光スポット
小さな離島下地島にある人気の観光スポットを2つ紹介します。
17END
宮古諸島を訪れるなら、絶対時間をとって足をのばして欲しいのが下地島の17END呼ばれる絶景スポットです。
ビーチではありませんが、砂浜を備えた海岸沿いにある17ENDは、透明度の高い海で人々の心をわしづかみにします。
「まるで天国のよう」と称される美しさの秘密は、干潮時にのみ姿を現す砂浜にありました。
真っ白な砂浜がよく見える透明度の高い海。
本来コバルトブルーの水は、白い砂浜の色と混じり合って美しいエメラルドグリーンをつくりだします。
明るい時間に海を眺めるのも良いですが、夕暮れの時間に行くともっと素晴らしい景色を見ることができます。
真っ赤な太陽が美しい海に沈んでいく様子は、肉眼で見ることで思い出に深く刻まれること間違いなしです!
通り池
下地島で最も人気のある観光スポットが通り池です。
陸上から見ると、二つの池が仲良く並んでいるように見えますが、地下では繋がっているという不思議な池。
この池には、下地島に伝える人魚の伝説が残されています。
陸上から眺めるだけでも価値はありますが、なんと言っても通り池は有名なダイビングスポットですから、潜ってこそその真価を発揮します。
通り池にたどり着くまでに、大きな海底トンネルを進んでいくので、冒険心がくすぐられますね。
また、その水中の風景は見事なもので、深い青色に体が包まれていきますが、だんだんと緑色に変わっていきます。
水中を照らす太陽の光の加減がつくりだす自然のマジックショー。
是非、ダイビングに興味のある方は通り池でトライしてみてください!
まとめ
沖縄にはたくさんの離島がありますが、その中でも20の島を厳選してお伝えしました。
離島旅行では、都会の喧騒や日々の生活から完全に離れて、ゆったりした時間を過ごしたいですよね。
今回紹介した島々は、そんな願いを叶えつつ、拠点ポイント(沖縄本島・石垣島・宮古島)から比較的アクセスがしやすいのが特徴です。
現在は新型コロナの影響もあって、交通機関や関連施設の営業時間などが変更になっている場合がありますので、下調べをしっかり行っておくようにしましょう。
本島のように観光客が多い密な環境を避けて、離島でソーシャルディスタンスを保ちながら過ごすのも、今こそ特におすすめです。