沖縄の人気シュノーケリングスポット30選!沖縄在住スタッフが徹底解説!
目次
沖縄の海に行ったら、絶対にシュノーケリングをやってみたい!という方は多いですよね。
沖縄の美しい海で、水の中の世界を思う存分満喫!
しかもシュノーケリングなら、特別な資格や機材が必要ないので、誰でも気軽にチャレンジできてしまいます。
しかし、実は沖縄のビーチの中には、シュノーケリングが禁止されている場所もあることをご存じでしょうか?
沖縄旅行でシュノーケリングを楽しみたいなら事前にしっかりとシュノーケリングスポットを調べておくのがおすすめです。
今回は、沖縄でシュノーケリングを楽しむならココ!というおすすめスポットを30か所紹介します。
沖縄のおすすめシュノーケリングスポット30選!
沖縄のおすすめシュノーケリングスポットについて、それぞれシュノーケリングで楽しめるポイントに触れながら紹介していきます!
沖縄にはシュノーケリングスポットがたくさん!
え!?30か所も!?
と思った方も多いと思いますが、30か所どころではなく数えきれないほどのシュノーケリングスポットが、沖縄にはあります。
今回はエリアごとにおすすめのスポットをしぼっているので、実は30か所でも少ないくらいなのです!
今回は、エリアごとにおすすめのシュノーケリングスポットを厳選してお伝えしていきます!
沖縄シュノーケリングに適したシーズンは?
基本的に、沖縄は1年を通して安定して暖かい気候なので、結論から言うと、年中いつでもシュノーケリングを楽しむことができます。
年中楽しめる沖縄シュノーケリングの中で、特にベストシーズンを選ぶなら10月です!
なぜ10月がおすすめなのか、詳しく説明していきますね。
沖縄の海でも遊泳期間でない時期は、遊泳できない場所も増えてくるため、基本的にオフシーズンはおすすめできません。
沖縄では3月に海開きが行われ、大体10月末で終了するのがスタンダード。
このため、3月から10月の間でシュノーケリングを楽しむのがおすすめです。
ところが、この期間の中でも梅雨や台風が多い時期は海が荒れやすく、天気も悪いため海に入れない日もあります。
また、例年7月中旬から台風が到来します。
こうした天気の具合が落ち着くのが、大体10月ごろ。
と、このような理由からシュノーケリングを楽しむなら、天候的に安定した10月がおすすめです!
本州だとこの時期はもうすっかり秋なので寒いイメージしかありませんが、沖縄の場合は平均気温25℃前後ととても暖かな日が続きます。
水温も26℃くらいなので、バッチリ楽しめますね!
沖縄諸島エリア(沖縄本島周辺)
さて、ここからはおすすめのシュノーケリングスポットを一つ一つ紹介していきます!
まずは、沖縄諸島エリアから「本島」「慶良間諸島」「水納島」に分けて14か所のシュノーケリングスポットを紹介します。
沖縄本島
沖縄旅行と言えば、美ら海水族館・首里城などなど、有名観光スポットが目白押しの沖縄本島。
本島の中で旅行を完結する場合におすすめのシュノーケリングスポットを4つ紹介します。
真栄田岬(まえだみさき)青の洞窟
世界中に点在する「青の洞窟」というシュノーケリングスポット。真栄田岬には、日本で一番有名な青の洞窟があります!
青の洞窟は、海の中にある岩が浸食されたことでできた洞窟に、太陽の光が差し込むことで幻想的な世界をつくりだします。
日本一有名な真栄田岬の青野洞窟に集まる魚はなんだか人懐っこい子が多いのが特徴です。
魚と触れ合いたい人におすすめのシュノーケリングスポットです!
足がつくところもありますが、場所によってはかなり深かったり潮の流れが急だったりするので、ツアーなどに参加して安全に楽しみましょう!
沖縄本島(真栄田岬)青の洞窟シュノーケリングツアーをチェック!
瀬底(せそこ)ビーチ
那覇空港から車に乗って約90分でアクセスできる瀬底島にある瀬底ビーチ。
本島の中で一番と言われるほどの透明度を持つ海が広がっています。
砂浜の砂の粒が大きいので、海水と混ざることなく高い透明度を保っています。
透明度の高い海でのシュノーケリングは、海中世界をより鮮明に観察することができるのでおすすめです。
瀬底ビーチは遠浅の海なので、最も深いところでも腰元くらいの高さまでしか水がきません。
泳ぎが苦手!シュノーケリングが初めて!という方でも安心してチャレンジできるシュノーケリングスポットです。
古宇利島(こうりじま)
古宇利島は、本島と橋でつながっているため陸路&日帰りで行くことのできる離島の一つです!
古宇利島の海には、本島でも指折りのサンゴ群生がのびのびと育っています。
サンゴがたくさんいるということは、透明度が高く美しい海であることの証です。
特に古宇利島の中でも、シュノーケリングにおすすめの場所は、トケイ浜です。
あまりに水が綺麗なため、ゴーグルをつけなくても熱帯魚たちが泳ぐ姿を見ることができます。
浅いところでもたくさんの魚を見ることができて、エサをあげればたくさん寄ってくるので、お子さんに喜ばれます。
お子さん連れにおすすめのシュノーケリングスポットです!
崎本部(さきもとぶ)ゴリラチョップ
崎本部緑地公園は、「ゴリラチョップ」という愛称で親しまれている公園です。
面白い愛称は、ゴリラがチョップしているように見える形の岩が由来です。
この岩があるゴリラチョップビーチは、無数のサンゴたちが育つ美しい海です!
この海を見たら何も言葉が出ないほど感動してしまいますが、水中もまた素晴らしい世界が広がっています。
膝をこすってしまう程の浅いビーチにも関わらず、カラフルな熱帯魚たちが所狭しと泳いでいるのが大きな特徴です。
たくさんの観光客がマリンアクティビティを楽しんでいるので、人が多いところが苦手な人にはおすすめしませんが、初めてシュノーケリングに挑戦する人におすすめです!
慶良間(けらま)諸島
慶良間諸島は、有人・無人島を合わせて20余りの島々で構成されています。
ここの海はケラマブルーと呼ばれ、沖縄県内で最も透明度の高い海の一つであることが世界中に知れています。
抜群の透明度の秘密は、たくさん群生しているサンゴにあると言われています。
248種類のサンゴは、海の中ですくすく育っていますが、生命を終えると死骸が浜に積み重なっていきます。
サンゴの死骸によって海の水はろ過され、海の汚れが減っていき、透明度が高くなります。
そして透明度の高い水は、太陽の光を存分にサンゴに届け、サンゴはのびのびと光合成することができるのです。
そんな豊かなサンゴの様子を見ることができる慶良間諸島のシュノーケリングは、5つのシュノーケリングスポットでチャレンジするのがおすすめです!
渡嘉志久(とかしく)ビーチ(渡嘉敷島)
慶良間諸島に属する渡嘉敷島のメインビーチは、阿波連ビーチといって美しいケラマブルーに観光客が押し寄せる人気ぶりです。
このため阿波連ビーチは人が多く、波が強いこともあって水が濁りやすくなっています。
それに比べてトカシクビーチは、人が少なく波が穏やかなので、ケラマブルーの良さを生かしたまま自由にシュノーケリングを楽しむことができるのがおすすめポイントです!
ビーチから100mくらいのところでは、ウミガメに出遭える確率も高く、ウミガメを目当てにトカシクビーチを目指す人もたくさんいます。
阿真(あま)ビーチ(座間味島)
座間味島は、那覇から高速船で約1時間で行くことのできる慶良間諸島の離島の一つです。
座間味島には古座間味ビーチというメインビーチがあり、そここそミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得し、ケラマブルーを世界中に広めることとなったビーチなのです。
一方、阿真ビーチは古座間味ビーチよりも知名度が低く、観光客も古座間味ビーチほど多くはありません。
大きなおすすめポイントはウミガメです!
阿真ビーチは満潮時に、ウミガメが海草を食べにやってくるので、一緒に泳ぐことができます!
阿真ビーチに来る人のほとんどはウミガメ目当てと言ってよいほどです。
ウミガメを見たい!一緒に泳ぎたい!という明確な目的がある人におすすめのビーチです。
北浜(にしばま)ビーチ(阿嘉島)
阿嘉島は、慶良間諸島の中でも小さめの有人島ですが、とても美しいビーチが多いことで知られています。
北浜と書いてニシバマと読むニシバマビーチは、阿嘉島のビーチの中でも特にシュノーケリングにおすすめです。
大きなポイントは、人が少ないということ!
元々住んでいる島民も、他の島に比べて少なく、また観光客も渡嘉敷島や座間間島と比べると少ないです。
このため、サンゴがのびのびと成長することができ、より透明度の高い海を保つことができているのです!
ほんの数メートル泳ぐだけで、たくさんの元気なサンゴを見ることができ、またそこにたくさんの熱帯魚たちが訪れるので、海中世界をゆっくりと楽しみたい人におすすめのビーチです。
ナガンヌ島
ナガンヌ島は、他の離島と一味ちがってばっちりリゾート開発されている観光客のための島です。
このためリゾート施設が充実していますし、那覇から最短20分で行くことができるので日帰りの観光客にも人気です。
ナガンヌ島の海はかなり透明度が高く、浅瀬の魚たちは水に潜らなくてもみることができます。
このため、足がつく浅瀬でシュノーケリングをすることができるのがおすすめポイント!
抜群の透明度の海で、安全にシュノーケリングをできるのは初心者にとって嬉しいですよね。
多くの日帰り観光客が本島に帰った頃合いが絶好のシュノーケリングタイム!
広い海をひとり占めしている感覚で、海を楽しむことができます。
嘉比島(がひじま)
その名前を初めて聞いた!という人も多いのではないでしょうか?
嘉比島は、座間味島から5分程度で行くことができる無人島です。
普段は人がいない島なので、当然豊かな自然がそのまま残されているのが大きなポイントです。
観光客がよく訪れる有人島のビーチとは比べ物にならないほど、海の中の世界が充実しています。
慶良間諸島ののびのび育ったたくさんのサンゴを見たい!という人には、特に嘉比島のビーチをおすすめします!
座間味島から、カヌーやカヤック、SUPを利用して嘉比島まで行くこともでき、冒険心もくすぐられます。
こうし他方法で嘉比島に行きたい場合は、1日プランのツアーに参加しましょう。
水納島(みんなじま)
本島の渡久地港から高速船に乗って約15分でたどり着く離島、水納島。
空から見ると、クロワッサンのような面白い形をしていて、クロワッサンアイランドと呼ばれることもしばしば。
そんなクロワッサンアイランドには、50人前後の島民が暮らしていて、離島ならではののどかさと360°を囲む美しい海があり、島自体がミシュラン一つ星を獲得するなど、お墨付きの観光スポットです。
水納島の海は、訪れた人を絶対に感動させるほど美しく、カラフルなサンゴや熱帯魚たちがのびのびと暮らしている様子を見ることができます。
小さな島ですが、シュノーケリングにおすすめのビーチが5つもありますので、紹介していきます!
水納(みんな)ビーチ
水納ビーチはそれほど広くはなく、オンシーズンは砂浜がパラソルで埋め尽くされます。
本島から船に乗って15分程度で行くことができる水納島の中で、最も有名なのがここ水納ビーチ。
遠浅の海なので浅瀬が長く、沖の方へ出てシュノーケリングを楽しみます。
波も比較的穏やかですが、マリンショップのツアーなどに参加するとより安全にシュノーケリングを満喫できます。
真っ白なパウダー状の砂浜が印象的な水納ビーチは、たくさんの人が訪れるため設備も十分整っています。
本島ではシュノーケリングが禁止されている場所も多いため、安全なところで思いっきりシュノーケリングを楽しみたい初心者におすすめのスポットです。
西の浜ビーチ
水納島の港から西へ約1㎞進むと見えてくるのが、西の浜ビーチです。
普段は観光客が少ないため、プライベートビーチのような静けさがあります。
岩場に囲まれたビーチには少し狭めの砂浜があり、そこから透明度の高いエメラルドグリーンの海が広がっています。
ポイントはやはり、周りに誰もいない秘密基地のような雰囲気です!
監視員もおらずネットもない自然のままのビーチで、設備自体何もないので初心者やお子さん連れにはあまりおすすめできませんが、ある程度経験があり人目を気にせず充実した時間を過ごしたい人におすすめのシュノーケリングスポットです。
カモメ岩ビーチ
カモメ岩ビーチは中級者向けのシュノーケリングスポットです。
特に、沖の方へ行くとたくさんの魚たちが泳ぐダイビングスポットがあるため、この付近でのシュノーケリングは最高です!
名前の由来となっているカモメ岩は、少し沖の方へ行くと見つけられます。
実はこの岩の周りが絶好のポイントなので、まずはこの岩を目指して泳いでみましょう。
ビーチとして設備が充実していないので、安全面が心配な人もいると思います。
泳ぎが得意で、ある程度シュノーケリングの経験がある中級者向きのおすすめシュノーケリングポイントです。
水納港南ビーチ
水納ビーチの反対側にある港南ビーチは、本島から船で訪れた時すぐにアクセスできることもあって、人気のあるビーチです。
水納ビーチ同様、遠浅のビーチなのでお子さんも安心して海に入ることができます。
水の透明度が高く、肉眼でも泳いでいる熱帯魚を見ることができるのも大きなポイント。
お子さんに初めてのシュノーケリングを挑戦させたい時などにおすすめの安心シュノーケリングスポットです!
灯台下のビーチ
灯台下のビーチは他の水納島のビーチとちがって、砂浜が砂ではなくサンゴの死骸が多いという特徴があります。このため、浜辺を歩く時はマリンシューズの着用がおすすめです!
港から600mほどの距離なので、歩いていくこともできるアクセスの良さも利点です。
どちらかと言うと観光客が少なめですがビーチは広大です。
のんびりと海を貸し切りたい人人におすすめのビーチです。
八重山諸島エリア
八重山諸島は、石垣島をはじめとする有人島12島と尖閣諸島などの無人島を合わせて23島の島々から構成される島嶼群です。
本島から南西に400~500㎞ほど離れているため本島よりもさらに温暖な気候なのが特徴的です。
八重山諸島を代表する石垣島には、日本各地からアクセスできる石垣空港あります。
石垣島を経由すれば、同エリアの離島には簡単に行くことができるので、離島でのんびりシュノーケリングを楽しみたいという人は、石垣島へ渡ることがおすすめです!
八重山諸島の海も、慶良間諸島と同じように透明度が高く、あまりの美しさに名勝に指定されているビーチもあるほどです。
石垣島
沖縄県の離島と言えば石垣島!
石垣島の海は透明度が高いことも有名ですが、マンタやウミガメを見られることで観光客に大人気の離島です。
特にマンタとは高確率で会うことができるスポットは少なく、石垣島はその内の一つです。
シュノーケリングスポットも数々ありますが、今回はその中から4つのスポットを紹介します。
青の洞窟
石垣島の青の洞窟は、島の北の方にあります。
通常観光客が自力で行くようなところではないので道中険しいところもあり、ツアーなどに参加して安全に行くのがおすすめです。
青の洞窟内は神秘的なブルーに包まれていて、一方踏み入れれば別世界が広がっています。
そんな青の洞窟の周辺にはカラフルな熱帯魚やサンゴ礁がたくさん棲息しています。
洞窟探検も含め、通常のシュノーケリング体験とは一味違う楽しさがあります!
アウトドア大好きな人におすすめのシュノーケリングスポットです。
幻の島
八重山諸島に所属する無人島で「幻の島」と呼ばれる島があります。
幻と呼ばれる理由は、一面に広がる砂浜の島が満潮になると海に沈んでしまい、姿を消したり形を変えたりします。
幻の島の正体は「浜島(はましま)」と言って、その名の通り砂浜だけでできた小さな島です。
この島に行ってシュノーケリングをするためには、ツアーに参加して船に乗る必要があります。
浜島は、サンゴ礁に囲まれている場所にあるので、シュノーケリングで潜ると色とりどりの美しいサンゴを見ることができます。
運が良ければウミガメをはじめ、マンタやイルカの姿を見られる時もあります!
限られた時間しか上陸することはできないですが、その分人の手がつけられていない美しい世界が待っています。
川平湾(かびらわん)
石垣島で最も有名な川平湾は、海の水の透明度が抜群に高くとても綺麗な場所です。
潮の流れが速いこともあって遊泳ができませんが、川平湾から少し沖の方へ行くと絶景のシュノーケリングスポットが待っています。
ツアーに参加してシュノーケリング船に乗れば、安全に行くことができるのでおすすめです。
なんとこのスポットでシュノーケリングに挑戦すると、マンタに会えるかもしれません!
マンタは一年中会うことができるのですが、最も出会える確率が高いのは9~11月だと言われています。
絶対マンタに会いたい!という人はこの時期に川平湾でのシュノーケリングツアーに参加してみてください。
大崎(おおさき)ビーチ
大崎ビーチは、石垣島の北西部にある屋良部半島というところのさらに南西にあるビーチです。
石垣島の中でもトップレベルの透明度が高い海は、観光客が少ないから保つことができるのでしょう。
このビーチのポイントは、浅瀬でもサンゴがたくさん棲息していること!
ビーチとして整備がされていないので安全面で十分な配慮が必要ですが、沖へ300mほど進むと美しいサンゴ礁の群生を見ることができます。
豊かなサンゴ礁に周りには、かわいい熱帯魚たちがたくさん泳いでいるのでまさに絶好のシュノーケリングポイント!
人の手が加えられていないありのままの自然を満喫したい人のおすすめのシュノーケリングスポットです。
西表島
西表島は島の90%が亜熱帯ジャングルに包まれている自然豊かな島です。
豊かな自然の中では、数々の希少な動物たちが暮らしており、イリオモテヤマネコなどは西表島を代表とする天然記念物ですね!
陸上の自然が豊かなこともあって、海の水を綺麗にろ過する力は抜群!
そのため海の水の透明度がとても高く、その分サンゴたちも豊かに育っています。
豊かな自然の連鎖が伺える西表島では、4つのおすすめシュノーケリングスポットがあるので、紹介します。
バラス島
「奇跡の島」と呼ばれるバラス島は、西表島の北の方にある上原港沖にある離島です。
なんとこの島は、サンゴのかけらででききているという大きな特徴があります!
つまり、周囲は無数の生きたサンゴで囲まれているのです。
きっとそれはみなさんの想像を遥かに超えていて、ここが奇跡の島か!と思う程美しい世界が広がっています。
バラス島でのシュノーケリングツアーや上陸ツアーは西表島の中でも人気のツアーとなっています。
星砂(ほしすな)の浜
星砂の浜は、砂浜に星の形をした砂を見つけることができるとして有名な場所で巣。
ここの海は、水温が比較的高く波が小さいという特徴があるため、泳ぎが苦手な人や小さなお子さん連れに人気があります。
少し泳いだだけで、ある程度の深さが出てくるため、すぐにサンゴや小さな熱帯魚たちと出会うことができるのも魅力的です。
こうした環境のため、面倒な移動や準備を必要とせず、何のハードルもなくシュノーケリングを行うことができるのが大きなポイント!
シュノーケリングを初めてやってみたい方にもおすすめのシュノーケリングスポットです。
耳切(みみきり)の浜
あまり聞きなじみのない場所かもしれませんが、西表島の上原港から車に乗って約10分で行くことができるビーチです。
道中、西表島自慢のジャングルを横断することになるので、服装や靴には注意しましょう。
ジャングルを抜けると見えてくるビーチは、ひっそりとしていて人の気配はありません。
地元の人に愛される耳切の浜は、簡易的なトイレがあるだけで他の設備はありません。
ウミガメが産卵しに訪れるくらいですから、豊かな自然がそのまま残されているビーチです。
もちろん、海に潜ればウミガメに出遭えることだってあります。
他の観光客から離れて、プライベート感を味わいたい人におすすめのシュノーケリングスポットです。
小浜島(こはまじま)
八重山諸島のほぼど真ん中、石垣島からフェリーで約30分のところにある小浜島!
その場所から、「八重山諸島のへそ」と呼ばれています。
陸上はシュガーロードと呼ばれるほどにサトウキビ畑が広がっていて、黒糖の生産で有名です。
小浜島の魅力は陸上だけに留まりません。
優雅に泳ぐマンタや「石西礁湖」と呼ばれる日本最大級のサンゴ礁群が海の中で暮らしていて、美しく豊かな世界が広がっています。
そんな小浜島から、2つのシュノーケリングスポットを紹介します。
トゥマールビーチ
トゥマールビーチは、小浜港から徒歩で行けるビーチの一つ。
遠浅の海で、ここ自体は浅瀬でシュノーケリングを楽しんだり、水遊びを楽しむことができます。
トゥマールビーチから、ツアーに参加することで幻の島(浜島)やバラス島へアクセスできるので、トゥマールビーチへはたくさんのシュノーケリング挑戦者が集まります!
ここを拠点に、浜島やバラス島などのシュノーケリングスポットへ行ってみるのもいいですね。
細崎(くばざき)海岸
NHK連続テレビドラマ小説「ちゅらさん」でおなじみとなった細崎海岸は、小浜島の西にある細長い岬の先端にあります。
コハマブルーと呼ばれる美しい海と、西表島を間近で眺めることができる絶景ポイントでもあります。
細崎海岸の近くには大きなマンタの回遊ルートがあるので、運が良ければ特大マンタの遊泳を見ることができます。
潮の流れが速いため、ツアーなどに参加して安全を確保した状態でシュノーケリングに臨むのが良いでしょう。
波照間島(はてるまじま)
波照間島は日本最南端の有人島で、480人前後の人たちが暮らしています。
波照間島の特徴はとにかく美しいサンゴにあります。
透き通った波照間ブルーの海の中で、青く輝く光を受けながら眺めるサンゴはまさに海中の天国!
そんな波照間島のニシ浜ビーチは日本一のビーチと言われているほど、シュノーケリングにおすすめです!
ニシ浜ビーチ
国内のビーチランキングで見事一位の座を獲得したのが、波照間島のニシ浜ビーチ!
2017年度に行われたトリップアドバイザーの「日本のベストビーチ2017」で一位を獲得しています。
実はニシ浜ビーチは、毎回このランキングの上位に入っていて、多くの観光客が「今まで見たビーチの中で一番美しい」と評価しています。
特に高い透明度は言うまでもなく、そこに住むサンゴ礁やウミガメの様子を見ることができるのが最大の魅力です。
世界屈指の海の水中世界は、言葉にできないほど美しく、様々な表情を見せてくれます。
知名度が上がるにつれて観光客がたくさん来ますが、それに伴って海の宝物が壊れていってしまいます。
ランキング1位を誇る美しいニシ浜ビーチに訪れる時は、マナーを守って楽しみましょう!
宮古諸島エリア
沖縄の離島で一番有名な島が、宮古島。
その宮古島を中心として12の島々のことを宮古諸島と分類します。
宮古諸島の大きな特徴は、宮古島から3つの橋がそれぞれの島に掛けられており、船を使わずに陸路で移動できるという点です。
このため、レンタカーショップなども充実しています。
エリア内の移動が簡単にできるので、たくさんのシュノーケリングスポットをまわることができますね!
そんな宮古諸島でおすすめのシュノーケリングスポットを6つ紹介していきます。
宮古島
宮古諸島の中心地「宮古島」は、サンゴの楽園と呼ばれています。
島自体がサンゴの隆起によってできていて、島内には川が全くないのが大きな特徴です。
このため、雨などによって川から海へ土砂が運ばれることがありません!
つまり、海の水を綺麗なまま保つことができるのです。
宮古島のビーチはどこも美しく魅力的ですが、シュノーケリングスポットとしておすすめしたいのは4か所です!
イムギャーマリンガーデン
宮古島の南にある海浜公園は、自然のありのままの姿を生かしたとても面白い造形をしています。
自然の力によって作り出された不思議な形の岩々を抜けると、小さなビーチがあって海水浴も楽しむことができます。
岩の周りは絶好のシュノーケリングスポット!
海底にはサンゴがたくさん群生していて、それに伴って小魚たちがのびのびと泳いでいます。
浅いところもありますが、深いところだと15mくらいになるのでシュノーケリングとして最高のポ
イントです。
また、岩に囲まれたポイントはプールのようになっているため、波が非常に穏やかでシュノーケリングに専念することができます。
天然のプールで気兼ねなくシュノーケリングをやってみたい人におすすめのシュノーケリングスポットです。
吉野(よしの)海岸
吉野海岸は、宮古島の東側にあります。
この海岸では、浜のすぐそばまでサンゴが育っているのが大きな特徴です。
波打ち際に立てば、すぐにサンゴを見ることができます!
それだけ多くのサンゴが生息しているということは種類もかなり豊富。その分、そこに生息する魚の種類も多くなります。
このため、色々な種類のサンゴや魚を眺めたい!という人にはうってつけです。
たった1m程度の深さで水中の美しい世界を満喫できるため、初心者の人であまり泳がずにシュノーケリングを楽しみたい人におすすめのシュノーケリングスポットです!
新城(あらぐすく)海岸
宮古島で有名なシュノーケリングスポット新城海岸は、宮古空港から車に乗って約30分のところにあります。
この場所の特徴は、熱帯魚やサンゴがたくさん棲息していることに加えて、ウミガメとの遭遇率も高いところです。
海自体は遠浅なので、干潮時はかなり浅くなります。満潮時を狙っていくと十分楽しめるでしょう。
シギラビーチ
宮古島南部に位置するシギラビーチは、波がかなり穏やかなのが大きな特徴です。
このため水が濁りにくく、水の透明度が保たれています。
水深が浅いところですが、浅くても群生しているサンゴの姿を見ることができ、かわいらしい熱帯魚たちの観賞に最適です。
そんなシュノーケリングに良い環境の中でさらなるポイントが、ウミガメが産卵しに来るということ。
海の中を泳ぐウミガメを間近で見ることができるかも!
特に、お子さん連れで落ち着いた海で竜宮城体験をしたい!という人におすすめのシュノーケリングスポットです。
池間島(いけまじま)
宮古島と池間大橋でつながる池間島の海は、イケマブルーと呼ばれる非常に美しい色を持っています。
池間大橋から眺める時点で、感動して言葉にならないような絶景が待っています。
小さな島ですので、一日で観光スポットを見て回ることができ、宮古島を拠点に日帰りでシュノーケリングを楽しむことができます。
池間島には、日本有数のシュノーケリングスポットといわれている八重干瀬があります。
八重干瀬について紹介していきましょう!
八重干瀬(やびじ)
シュノーケリングをするなら絶対に行って欲しいところNo.1と言っても過言ではない八重干瀬は、池間島から北へ進んだところにあります。
南北に11㎞、東西に7㎞にも及ぶ広範囲にサンゴ礁群が広がっていて、日本最大級のサンゴ群生地として知られています。
このスポットへはボートなどでいくことになりますが、天気が良く波が穏やかな日にしか行けない貴重な場所です。
そんなレア感を出されると、なおさら行きたくなりませんか?
広大な範囲のため、観光客がたくさんいても密を避けてシュノーケリングを楽しむことができるところもおすすめポイントです。
沖縄に行ったら絶対サンゴの絶景を見たい!という人は迷わず八重干瀬を目指しましょう。
下地島
伊良部島の隣にある小さな島、下地島。
伊良部島とは6つの橋がかかっており、簡単にアクセスすることができます。
しかし2015年に伊良部島と宮島が伊良部大橋で結ばれるまでは、観光スポットとしてあまり注目されていませんでした。
下地島にも小さいですが空港があり、那覇から直接アクセスできるのも良い点です。
近年徐々に知られるようになった下地島には、シュノーケリングを楽しむのに絶好のビーチがありますので紹介します。
中の島ビーチ
中の島ビーチは、最近ようやく日の目を見ることになったおすすめビーチの一つです。
ビーチとしてはあまりインパクトのある特徴はありませんが、海の中に潜ると一変!最高の世界が待っています。
海に入ってすぐ目にすることができるのがサンゴ礁。
宮古諸島のサンゴ礁は、群を抜いて種類が多く活き活きとしていることで知られており、下地島も例外ではありません。
さらに外海の影響をあまり受けない海なので、穏やかで落ち着いた雰囲気も良いポイント。
人が少ないビーチで、プライベート感覚でシュノーケリングを楽しみたい人におすすめのシュノーケリングスポットです。
沖縄シュノーケリングの注意点
沖縄でシュノーケリングを思いっきり楽しむためには、色々と注意と準備が必要です。
今回は、4つの注意点と必要な持ち物や服装について解説します。
紫外線に注意
基本的に沖縄の陽射しは本州と比べてかなり強いです。
しかも、シュノーケリングに適した透明度の高い海はより太陽の光を通すので、海の中にいてもがっつりと紫外線の影響を受けます。
このため、紫外線対策は冬場も含めどのシーズンでも必須。
同時に熱中症にも気を付けて、しっかり水分補給をしましょう。
危険生物に注意
海の中は美しく幻想的な世界ですが、そこには人にとって危険な生物も多く潜んでいます。
よく知られているのがクラゲです。
人がよく集まるビーチにはクラゲが入って来られないようにするネットなどが張り巡らされていますが、シュノーケリングにおすすめのビーチや海では防護ネットがないところもあります。
こうした危険生物から身を守るためには、肌を露出しすぎないことが大切です。
マリンシューズやグローブ、ラッシュガードやレギンス、マリンスーツなどを利用して、危険生物から身を守りましょう。
突然のスコールに注意
沖縄では突然、バケツをひっくり返したようなスコールに見舞われることがあります。
シュノーケル中、海の中にいてスコールが降ってくるなんてこともあり得るのです。
特に怖いのは海の真ん中でスコールに遭遇してしまった時。
こうした時は、同行しているツアーガイドやインストラクターの指示にしっかりと従いましょう。
こうした時のことを考えると、やはり一人きりで海に潜るのは大変危険なので絶対に控えるようにしましょう。
個人シュノーケリングは十分気を付ける
シュノーケリングはとても楽しいマリンアクティビティですが、十分な配慮を怠ると重大な事故を招きます。
特にシュノーケリング中に多い事故シチュエーションが、個人でのシュノーケリング。
いくら経験があるとは言え、海の様子はその日によって違います。
波が思ったよりも強くて流されてしまった、シュノーケル中に水が口に入ってきてパニックになってしまった、これらは気を付けていても起こる時には起きるアクシデントです。
こうした事故や危険を未然に防ぐためには、一人で海に潜るのは避けましょう。
特に初心者の人は、インストラクターが同行するツアーに参加するのがおすすめです。
それでも個人でシュノーケリングをしたい!という人は、自己責任になってしまいますので十分気を付けてください。
おすすめの持ち物と服装
・紫外線から身を守る「UV対策グッズ」
・「ラッシュガード・マリンスーツ・マリンシューズ・マリングローブ」…など
・水分補給用の飲料
シュノーケル中~上級者の人は、自分のシュノーケル装備を持っていると思うので気にしなくて良いですが、初心者の人は大抵現地のマリンショップで必要な装備をレンタルすることができます。
このため、基本的には手ぶらでシュノーケリングに参加するのでOK!
また、熱中症対策のための飲料はしっかり準備しておくことをおすすめします。
おすすめしたビーチやスポットの中には、売店がないところもたくさんあります。
現地で調達が難しい場合もありますので、ドリンクは事前に準備しておきましょう!
沖縄旅行で各諸島に移動はできる?
せっかく沖縄に行くなら、一度に行きたいところ全てまわりたい!というのが多くの人の願いですよね。
石垣島の海にも行きたいし、慶良間諸島にも行ってみたい!
でもそんなことってかのうなのでしょうか?
諸島間の移動手段は基本的に飛行機のみ
ここで紹介したエリア間の移動は基本的に飛行機のみとなります。
例えば、本島は那覇を拠点にして那覇空港。八重山諸島なら石垣島の石垣空港。宮古諸島なら宮古空港。
このように、エリアの拠点までの移動は飛行機になります。
場合によってはフェリーや高速船という手もありますが、本島から日帰りで行けるポイントはごくわずか。じっくり楽しみたい!と思うなら素早く移動できる飛行機がおすすめです。
飛行機は移動時間こそ他と比べて短く済みますが、一日に何本もあるわけではないため、拠点に飛んだらその日の内に本当に帰れないことの方が多いということはしっかり覚えておきましょう。
【結論】1回の旅行内での諸島間移動は難しい
このように、沖縄の離島間の移動は結構大変です。
飛行機を使っても、なかなか思うように移動することは難しいでしょう。
このため、結論としては1回の旅行内で行きたいところに全て行くというのが難しいと言えます。
何度も足を運んで、お気に入りのシュノーケリングスポットを見つけていくのも旅の面白さですね!
まとめ
沖縄諸島・慶良間諸島・八重山諸島・宮古諸島の4つのエリアの中から、シュノーケリングにおすすめのスポットを30か所紹介しました。
沖縄の海の場合は、
・美しいサンゴや熱帯魚が見たい
・ウミガメが見たい
・マンタを見たい
・美しい海を潜ってみたい
このように、目的に合わせてシュノーケリングスポットを選ぶのがおすすめです。
一度に行きたいところ全てをまわることは難しいので、何度も足を運んで是非お気に入りのシュノーケリングスポットを見つけてみてください!