石垣島-吹通川-
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吹通川とは
吹通川とは石垣島港離島ターミナルから車で約40分のところにあるマングローブ川です。
吹通川周辺のヒルギ群落は国の天然記念物に指定されており、石垣島随一のリアルジャングル!『森林浴』という言葉が石垣島で最も合うスポットです。
『マングローブ』というのは、実は熱帯から亜熱帯地域の川で海水と淡水が混ざり合う『汽水域』に生える木の総称です。海からの距離(海水の濃度)によって、それぞれ異なる種類のマングローブが自生しています。
ヤエヤマヒルギのように根が蛸足のような形をした木から、根がまとまっているオヒルギまで、様々な形の根を持つマングローブの木を見ることができます。
また、マングローブ林はカニなどの生物が豊富であることでも知られており、干潮時には干潟観察も楽しむことも!
石垣島で亜熱帯のマングローブジャングルを感じたい方には、特におすすめのスポットです。
吹通川の行き方
◆新石垣空港からアクセス
吹通川は新石垣空港から車で約20分の場所に位置しています。
①国道沿いを北上し、大浜富野線を西方へ進みます。
②富野大川線に入り北上し於茂登トンネルを抜けます。
③県道79号線を右折し、野底方面に向けて進みます。
④左手に海を望みながらしばらく走り、"大田"のバス停を右折すると到着です。
⑤駐車場のあるアクティビティのスタート地点にもなる吹通橋が現れます。
◆市街地からアクセス
市街地から吹通川へ行く場合は市街地から県道87号線を北上し、於茂登トンネルを抜けます。
残りのルートは空港からのアクセス経路と同様です。
吹通川での遊び方
吹通川は石垣島でも最も満足度の高いアクティビティスポットの一つです!
主にカヤックとSUP(スタンドアップパドルボード)で楽しむことができます。
吹通川でのカヌー・SUPは、まず海からスタートしてマングローブ川に入っていきます。
なので、一度のクルーズで透明度抜群の海と天然記念物のマングローブ川の2か所を楽しむことができちゃうんです!
通常吹通川のアクティビティツアーは、滝も目指します。通称『縁結びの滝』とも言われ恋愛のパワースポットとしても人気!
滝では座ってのんびりと過ごしても良いですし、友人と一緒にワイワイ水遊びをしたり、と様々な楽しみ方があります。
吹通川の詳細
吹通川は野底岳を源流とする、石垣島の北西部に流れる全長2.2kmの河川です。
河口付近は淡水と海水が混じり合う汽水域であり、多種多様な生き物が生息しています。
ヒルギは天然記念物にも指定されており、ヤエヤマヒルギやオヒルギ、メヒルギなどから形成されます。
このマングローブは防風林や防潮の役割を担うため、風が強く海のアクティビティが中止になる日でも吹通川のアクティビティは催行されるなんてことがしばしばあります。
吹通川の生き物
◆ヤエヤマシオマネキ
ヤエヤマシオマネキはシオマネキのの仲間であり、潮が満ちてくると大きなハサミを振っているところを見ることができます。
そんなかわいらしいヤエヤマシオマネキの近くには泥のかたまりが至る所に落ちています。動きが機敏なため、音を立てずにじっくり観察しましょう。
◆ミナミコメツキガニ
吹通川の干潟で見られるカニには球状の体に目が飛び出たような形をしているミナミコメツキガニもいます。
フォルムがとても可愛らしく、多数で群れを組むことから軍隊ガニとも呼ばれています。
シオマネキに比べて動きもゆっくりなので、じっくり観察することができますよ。
◆ミナミトビハゼ
ミナミトビハゼは地元では干潟の上でぴょんぴょんはねる姿が愛らしいムツゴロウの仲間です。
地元では"トントンミー"という名前で呼ばれ、親しまれています。
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吹通川の詳細
所在地 | 沖縄県石垣市野底(Mapで見る) |
アクセス | 新石垣空港から車で約20分 石垣港離島ターミナルから約35分 |
駐車場 | 無料駐車場:あり(吹通橋駐車場で検索) |
トイレ | なし |
営業時間 | - |
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