
石垣島の新名所!?伝説残る野底マーペーをトレッキング!
目次
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野底マーペー(野底岳)とは?
2022年5月15日世界の果てまでイッテQ!の出川女子会コーナーで「野底マーペー」が紹介されました。
「野底マーペー」とは、車で新石垣空港から約30分、石垣港離島ターミナルからは40分ほどの場所にある自然豊かな山です。標高は282mと石垣島のなかでは2番目に大きな山で、30分ほど山を登って行くと頂上の岩が見えてきます。
本記事では、何度もテレビで取り上げられるほど人気スポット野底マーペーの魅力をご紹介します!
野底マーペー頂上への2つの行き方
野底岳の頂上には2つの行き方があります。1.がっつりトレッキングコース、2.お手軽トレッキングコースの2種類です。
1.野底岳がっつりトレッキングコース
野底岳ガッツリコースは吹通川から車で10分ほどの所に入口があります。野底エリアに入ると道沿いに走ると、『野底マーペー登山道』と書かれた看板が右側にあるので、そこを右折して2分ほどで入口に到着します。入口付近では6月中旬~7月末にかけてサガリバナ、3月頃はホタルなども見ることができます。片道約1時間程のトレッキングですが、道中、天然記念物に指定されたヒカゲヘゴを始めとした様々な亜熱帯植物を見ることができます。
2.野底岳お手軽トレッキングコース
野底岳お手軽コースでは8合目まで車で行き、そこから約20分~30分のトレッキング。多少急勾配ですが、トレッキング時間がそこまで長くないので、一気に頂上まで登れます。また、こちらのお手軽トレッキングコースはツアーとしても開催されており、ガイドのサポートがあるので安心です。
野底マーペーの伝説
この野底マーペーには八重山諸島に伝わる切ない恋愛伝説が残っています!山頂には大きな岩があり、「どこからこの岩は来たのか?」と摩訶不思議に感じられる岩がございます。これこそが野底マーペー伝説が語り継がれる所以なのです。
…昔、西表島からすぐの所にある人の数よりも牛の数の方が多い、黒島という小島にマーペーという美しい娘と、カニムイという若者が住んでいました。マーペーとカニムイは小さなころから仲がよく、家も道をはさんだ向かいにあったため、幼馴染としてずっと一緒に過ごしていました。
毎日朝から晩まで一緒になって遊んだりケンカしたりして過ごしました。マーペーとカニムイの仲の良さは村の人の間でも有名で、「いつになったら結婚するんだろう」なんて言われていました。
ところがある日、突然島に役人がやって来て、村中の人を集めました。「これまで納めていた米や砂糖をもっと多く納めるように、という王様の命令だ。今よりも多くの作物を育てるためには、今の土地では狭くて足りない。よって、新しく米やサトウキビを作ることのできる土地を開拓することとし、ここから広い土地のある石垣島へ人を移すことにした。マーペー側の居住者は、皆明日の朝から石垣島に住むことが決定した」
突然のことに言葉を失う村人たち。しばらくして事態を理解した村人たちはみな口々に「大変なことだ。ぜったいに行かんぞ」と叫びはじめました。「黙れ!これは王様の命令だ!文句をいうものは、今すぐここで叩き切るぞ。」刀を持って凄む役人を前に村人はまた言葉を失いました。
そこへ一人の若者が出てきました。カニムイです。「こちらには、私と結婚を約束したマーペーという娘がいます。その娘だけはどうか連れて行かないで下さい。お願いです」
もちろんカニムイの言うことを役人が聞き入れてくれるはずはありません。しかたなく諦めたカニムイは、マーペーと互いに悲しい目で見つめあったまま、別れを受け入れるしかありませんでした。幼馴染で結婚を約束していながら、王様の理不尽な命令により、マーペーとカニムイは石垣島と黒島という別々の島に住むことになってしましました。
石垣島に住むことになったマーペー達は、野底という村で、鬱蒼と生い茂る森を平地にするために、朝から晩まで休み無く働かされました。マーペーたちの必死の働きにより、海と険しい野底岳にはさまれた村にも、少しずつ作物が実るようになりました。
ところがマーペーたちが野底に来てしばらく経ったある夏、村をマラリアという病気が襲いました。苦しむ村人のために、マラリアを振り払い、村に活気を取り戻すため、祭りを行うことにしました。
多くの村人に違わず、マーペーもマラリアにかかって、寝込んで締まっていました。マラリアで苦しみながら、マーペーは黒島で離れ離れになった恋人のカニムイのことばかりを考えていました。
どうしてもカニムイの住む黒島をひと目見たくて、祭りの日にマーペーは、ひとり家を出て、病気で苦しい体を引きずり、野底岳に登っていきました。マラリアにかかりながらもなんとか野底岳の頂上にたどり着き、マーペーが目にしたものは、石垣島で最も高い於茂登岳でした。
於茂登岳の影に隠れて、どんなに目を凝らしても、いろいろな方向から見てみても、カニムイの住む黒島の姿を見ることは叶いませんでした。精も根も尽き果てたマーペーは、悲しみのあまり、野底岳の頂上でそのまま石になってしまいました…
これが石垣島に伝わる野底マーペー伝説です。
愛する人を思う強い気持ちが自分の身を岩にしてしまったマーペーの思いは今も受け継がれ、野底マーペーは今では恋愛のパワースポットとして石垣島の観光名所となっています。大切な人を思いながら野底マーペーをトレッキングで登れば、思いが届くかも!?
野底マーペーに登る時の服装
野底マーペーはほぼ自然のままの山道を登ります。細い道や道なき道を登っていくので、草、木に必ず当たります。なので、出来れば、薄手の長そで、長ズボン(汚れても大丈夫な服)で行くのをお勧めします。また、靴は山道でも滑らないフェルトブーツというのを貸し出しているので、大丈夫。(個人で行く場合、間違ってもサンダルで頂上を目指さないように)
野底マーペーの頂上で写真を撮りたい方などは、長ズボンや長そでの中に服を着用することをおすすめします。
野底マーペーツアー
野底マーペーを探検しながら頂上を目指していくトレッキングツアーには、車で八合目まで行って、そこから歩いて頂上を目指すツアーと山のふもとから頂上を目指して進むコースと二つがあります。前者は山のトレッキングを楽しみながら、お手軽に魅力を満喫できますし、後者は本格的な山のトレッキングを楽しんでいただけるコースとなっています。
トレッキングツアーは、八合目まで車で向かうツアーですが、その先のトレッキングもしっかり楽しめます。道のりの中には険しいところもありますが、ロープもあり、ガイドもしっかりと付き添いますのでお子様や初心者でも大丈夫♪亜熱帯地方の珍しい動植物の説明を聞きながら山登りを楽しむことができます!
野底マーペーへ向かうお手軽トレッキングツアーの詳細はこちら↓

また、近くにはマングローブが立ち並ぶ絶好のアクティビティスポット、吹通川がありますので、まだまだ元気という方はそちらでツアーを堪能するのもオススメ!自然観察メインにのんびりゆったり楽しめるカヌーor SUPツアーとトレッキングに参加すれば石垣島を完全制覇と言っても過言では無いかも!?
野底マーペートレッキングと吹通川でのカヌーツアーの詳細はこちら↓

まとめ
野底岳は恋愛伝説ももちろん楽しみですが、なんといっても石垣島No.1といってもいいほどの360度パノラマビューを味わえます。ぜひ、時間があれば一度野底岳へトレッキングしてみるのもいいですね。
石垣島のトレッキングの詳細はこちら↓
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