石垣島-名蔵(なぐら)アンパル-
名蔵アンパルとは

石垣島の西部にある最大の湾、名蔵湾に注ぐ名蔵川の河口部に広がる広大な干潟で、マングローブ林をはじめ、八重山特有の珍しい生き物や変わった植物が生息・生育しています。
名蔵川が名蔵湾へ注ぐ一帯の干潟・マングローブ林・原野を、地元では「名蔵網張(なぐらあみばり)」と呼び、これが略されて「アンパル」と呼ばれるようになったと言われています。

亜熱帯地域特有のマングローブ湿地帯は、石垣島の市内観光コースでは唐人墓や川平湾と並んで案内されることが多い人気観光スポットです!名蔵大橋から全景を眺めることができます。
名蔵アンパルは石垣島最大級のマングローブが広がる貴重な自然環境で、その価値の高さから国内外で保護対象に指定されています。
◆アクセス:車で新石垣空港まで約20分/石垣港まで約15分
◆立地:駐車スペースあり/遊歩道:あり
ラムサール条約登録湿地(2005年11月8日登録/登録番号1550/面積157ha)
西表石垣国立公園の特別地域(2007年指定)
国指定鳥獣保護区(野鳥の飛来地としても有名)
名蔵アンパルは沖縄県最高峰の於茂登岳を源とする名蔵川が名蔵湾へ流入する河口付近に広がっており、河川の両岸にはマングローブが群生しています。
干潮時にはマングローブの変わった根っこの全貌を確認することができます。
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名蔵アンパルの行き方・駐車場

名蔵アンパルは新石垣空港から車で約25分、離島ターミナルから車で約15分の場所に位置しています。
②道なりに進み、T字路を左折して211号線へ入ります。
③西方へ道なりにしばらくまっすぐ進みます。”名蔵”の交差点を左折しまっすぐ進みます。
④突き当たりで79号線と合流し南下、名蔵大橋を渡った先の駐車場で停車して階段を降りると名蔵アンパルに到着。
駐車場と干潟への降り方
名蔵アンパルには専用の駐車スペースがあり、名蔵大橋を渡ってすぐの場所にあります。車を停めたら、駐車場脇の階段を降りて名蔵川の川岸・干潟へ出るのが基本ルートです。
干潟は足元がぬかるむため、汚れてもよい靴・サンダルがおすすめです。
名蔵アンパルを訪れるベストシーズン・時間帯

名蔵アンパルは干潟のため、訪れる時間帯や季節によって見られる景色が大きく変わります。
事前にタイミングを合わせると、より楽しめます。
早朝・夕方:生き物の活動が活発になり、夕方は名蔵湾のサンセットも楽しめます。
春・秋:渡り鳥のシーズンで、探鳥(バードウォッチング)に最適な時期です。
なお、マングローブや生き物には国の天然記念物に指定されているものも含まれます。
植物や生き物は持ち帰ったり傷つけたりせず、観察するだけにとどめ、豊かな自然を大切にしましょう。
名蔵アンパルの楽しみ方

名蔵アンパルは、駐車場から川岸へ降りるだけで無料で石垣島の自然と触れ合えるのが大きな魅力です。
干潟でのカニやトビハゼの生き物観察、渡り鳥シーズンの探鳥、名蔵湾を望むサンセットなど、のんびりと自然を満喫できます。
さらにアクティビティスポットとしても人気で、EVトライクで名蔵アンパルから石垣島の人気スポットを巡るツアーや、SUP・カヤックで水上から景色を楽しむのもおすすめです。
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名蔵アンパルで見られる生き物

マングローブの干潟では、『ベニシオマネキ』『オキナワハクセンシオマネキ』『トントンミー』など、八重山特有の生き物たちを観察することができます。
ベニシオマネキ

ベニシオマネキはシオマネキの仲間で、片方のハサミが大きく、その大きなハサミを振って求愛行動をします。
その動きが潮が早く満ちるように潮を招いているようにみえることから、シオマネキという名前がつけられました。
ミナミトビハゼ

ミナミトビハゼは亜熱帯や熱帯気候の河川の汽水域や干潟、マングローブに生息しているハゼの仲間です。
干潟の上でピョンピョンと飛び跳ねる姿がとても愛らしく、夏場は多く見かけられます。
地元の方からは"トントンミー"という愛称で呼ばれています。
セマルハコガメ
名蔵アンパルの亜熱帯の森では、国の天然記念物に指定されているセマルハコガメに出会えることもあります。
危険を感じると甲羅を箱のように閉じることから名付けられた、八重山を代表する希少な生き物です。
ヤエヤマヒルギ

ヤエヤマヒルギはヒルギ科の仲間であり、沖縄本島以南にしか自生しない沖縄のマングローブ林を形成する主要な植物です。
木の中心に太い支柱根が上部を支えており、そこから蛸足のような形で広がっています。
ヒルギダマシ
ヒルギダマシは塩分耐性が高く河口域に分布するマングローブ植物です。
英名ではpencil rootという名前がついている通り、鉛筆のように細長い木々が水面から直立して出ているのが特徴的です。
マヤプシキ
マヤプシキ(ハマザクロ)は塩分の高い海側に自生しているマングローブ植物です。
国内では石垣島以南に分布しており、ヒルギダマシのように地面から突き出る筍根が印象的です。
サガリバナのような美しい花を咲かせることから人気の植物です。
名蔵アンパルで見られる野鳥

名蔵アンパルは干潟・マングローブ・原野が揃う環境から、多くの野鳥が集まる石垣島有数の探鳥地としても知られています。
特に春と秋の渡り鳥シーズンには、多くのバードウォッチャーが訪れます。
カンムリワシ
国の特別天然記念物に指定されている石垣島のシンボル的な猛禽で、電柱や木の上にとまる姿が見られます。
アカハラダカ
秋の渡りの時期に大群で石垣島上空を通過することで知られ、名蔵アンパル周辺はその観察ポイントのひとつです。
サギ類・シギ・チドリ類
干潮時の干潟には、エサを求めてサギやシギ・チドリの仲間が集まります。双眼鏡があると観察がより楽しめます。
名蔵アンパル周辺のおすすめ観光スポット
石垣やいま村

石垣やいま村は八重山の昔の風景が再現された、日本最南端のテーマパークです。
園内には水牛の池やカンムリワシ保護ケージ、かわいいリスザル園などがあるので大人も子供も楽しめます。
所在地:沖縄県石垣市元名蔵967-1
アクセス:石垣港から車で15分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
入村料:大人1000円、小人500円(3歳以下無料)
観音崎

観音崎は小高い丘になっており、白い灯台が目印です。眼下に透明度抜群のエメラルドグリーンの海を一望することができます。
名蔵湾だけでなく竹富島や石垣島のビーチを目にすることができ、夕方には美しいサンセットを楽しむことができます。
住所:沖縄県石垣市新川
アクセス:石垣港から車で約20分
駐車場:あり
フサキビーチ

石垣島トップクラスで人気のあるリゾートホテル、フサキリゾートヴィレッジによって管理されているビーチです。
白い砂浜と美しい海が魅力の天然のロングビーチで、宿泊者でなくとも立ち寄ることができます。
毎年ウミガメが産卵に訪れるほど自然のままの美しいビーチです。
所在地:沖縄県石垣市新川冨崎1625
アクセス:新石垣空港から約19km、車で約35分
駐車場:あり(無料)
食事(周辺):あり
トイレ:あり




















