竹富島-ニーラン石-
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ニーラン石とは
西桟橋とコンドイビーチの間にぽつんとある石。
『ニーラン』とは現地の言葉で『神の国』の意味で、神々が竹富島に五穀豊穣をもたらすために、この石に船の縄を結び付けて停泊していたと言われています。
ここでは旧暦8月8日にニライカナイの神を迎える『世迎い』の儀式が行われます。
ニーラン石の行き方
ニーラン石は徒歩で約27分、車で約6分の場所に位置しています。
竹富港を出て集落を方面へ進みます。
右手に竹富島レンタサイクルが見えたら次のT字路を越えて、その後の交差点を右折します。
しばらく道なりをに進み、左手に一般財団法人 竹富島地域自然資産財団が見えた後の交差点を右折します。
次の交差点を左に曲がって道なりに進むと左手にニーラン石があります。
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ニーラン石での遊び方
西桟橋とコンドイビーチの間にありますが、知っていないと見逃すほどの石なので、見に行く際はしっかり場所を把握していきましょう。
観光の順番として、安里屋クヤマの墓、西桟橋、ニーラン石、コンドイビーチへ行くの一般的なコースです。
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ニーラン石の詳細
ニーラン石の"ニーラン"は上でもご紹介した通り、海のはるかかなたにある国という意味を持っており、竹富島では神聖な石として伝説が言い伝えられています。
かつて、竹富島の五穀豊穣を祈るためにニーラン(海のはるかかなたにある国)からやってきた神々が、島の上陸する際に海から網をかけたのがこの石だといわれています。
そのため、ニーラン石だといわれるようになりました、神々のご祈願により、豊作・豊漁に恵まれたため、それ以降竹富島では毎年旧暦の8月8日に神々への感謝と歓迎の意味を込めてニーラン石の前で"世迎え"の儀式ざ執り行われます。
コンドイ浜と西桟橋の間にぽつりと佇む見た目ただの石のため、ついつい見落としがちのスポットです。
ですが、竹富島の方々にとってとても大事な石なので、せっかく訪れたなら1度目にしてみてもいいかもしれませんね。
近くにはビーチや集落もあるので徒歩でもレンタサイクルでも気軽に足を運ぶことができます。
世迎えの儀式やニーランの歴史などについて事前に知っておくとより竹富島観光を楽しむことができますよ。
神様の玄関口であるニーランの石は何かスピリチャル的なパワーを感じられるかもしれませんね。
また、眼前には海が広がっており、夕刻時には美しいサンセットを望むことができます。
そんなニーラン石以外にも竹富島には多くのの史跡があるので、いくつかご紹介いたします。
竹富島の史跡
西塘御嶽(ニシトウオン)
西塘御嶽(ニシトウオン)は竹富島出身の偉人であり、土木建築家であった西塘氏を祀った御嶽です。
西塘は1500年のオケヤアカハチの乱の際に琉球王府の大将に見出されて、琉球にて勉学を修めました。
特に、土木技術に秀でており、首里城壁を設計や園比屋武御嶽石門を造りました。
その後、八重山の頭(カシラ)となり、一時期は竹富島で政治を執っていました。
ですが、干ばつが多く小さな島であったため八重山の政治の拠点を石垣島に移り、余生を過ごしました。
石垣島に拠点を移した後も愛郷者だった西塘は竹富島のことを想っていました。
そのため、没後は竹富島にて祀られ、そのお墓が西塘御嶽となりました。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富島
アクセス:竹富港から徒歩で15分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
竹富島蔵元跡(たけとみじまくらもとあと)
竹富島蔵元跡(たけとみじまくらもとあと)は上でご紹介した西塘が八重山統治した際の最初の役所(番頭)の跡地です。
県の指定文化財にもなっており、1543年には石垣島に移されたため現在は石垣のみが残っています。
近くにはカイジ浜(星砂の浜)もあるので、シュノーケリングや海水浴へ行く際に併せて立ち寄ってみてくださいね。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富
アクセス:竹富港から徒歩30分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
ミーナ井戸( ミーナカー )
ミーナ井戸( ミーナカー )は集落内にある井戸であり、当時飲料水としても利用されていた村民たちの重要なライフラインとなっていました。
井戸の中は真っ暗であり電気がないと危険なため懐中電灯など灯りを照らせるものを持って訪れる方が良いでしょう。
また、足場は岩と土などとても滑りやすくなっているので、足元には十分注意をしましょう。
ミーナ井戸には"小石を井戸の中に投げ入れて、今から中に入りますって合図を井戸に送ってから入ること "注意書きが刻まれる石標があるので、注意書きに沿って訪れましょう。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富
アクセス:竹富港から徒歩で約14分、車で約3分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:あり
新里村遺跡
新里村遺跡は竹富島の集落の発祥の地とされている集落の遺跡であり、12世紀ごろの刀や鉄器などの出土品があるとても貴重な遺跡です。
現在は石垣のみしか現存しておらず、現在の竹富島の集落とは異なる屋敷構造となっています。
住所:八重山郡竹富町竹富島
ニーラン石付近のおすすめ観光スポット
コンドイビーチ
コンドイビーチはニーラン石から向かうにはニーラン石を出て右に曲がります。
道なりに進み、一つ目交差点を右折すると正面にコンドイビーチがあります。
コンドイビーチは竹富島西海岸に位置しており、真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海とコントラストがとても美しいビーチです。
視界が拓けているので水平線までキラキラと輝く美しい海を望むことができ、夕刻時には水平線上に徐々に沈んでいくサンセットを眺めることもできます。
遠浅で潮の流れも穏やかな海であり、シャワー・トイレも完備されているためお子さま連れや泳ぎが苦手な方も安心して海遊びが楽しむことができます。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富
アクセス:竹富港から徒歩で25分
駐車場:あり
食事(周辺):あり
トイレ:あり
西桟橋
西桟橋はニーラン石から向かうにはニーラン石を出て左に曲がります。
しばらく道なりに進み、一つ目の交差点を左折すると正面に西桟橋があります。
西桟橋は西表島からの船の荷揚げに使われており、全長105mにも至る大きな桟橋です。
竹富島は農耕に向いておらず、西表島へ農耕を行うための船をつけるために西桟橋が作られました。
現在では使用されていませんが、2005年に黒島の伊古桟橋とともに登録有形文化財に指定されました。
海に向けて105mほど桟橋が延びているため、わたって進んでいく周囲には透明度抜群の海に囲まれます。
覗き込むと海底にはカラフルなサンゴや熱帯魚をたくさん目にすることが出来ます。
サンセットスポットとしても星空スポットとしても人気であり、竹富島の絶景を望むなら西桟橋で決まりです!
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富島
アクセス:竹富港から自転車で15分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
星砂の浜(カイジ浜)
星砂の浜(カイジ浜)はニーラン石から向かうにはニーラン石を出て右に曲がります。
道なりにまっすぐ進み、交差点を越えてもうしばらく進むと右手に星砂の浜があります。
星砂の浜は竹富島で最も人気のビーチであり、砂浜には星の形をした有孔虫の殻を拾うことができます。
星の形をしていることから星砂の浜と呼ばれており沖縄の人気なお土産です。
シュノーケリングやダイビングもできるので、アクティビティも併せて体験してみてくださいね。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富島
アクセス:竹富港から徒歩で30分。竹富港からバスで10分
駐車場:あり
食事(周辺):なし(売店あり)
トイレ:あり
ニーラン石の詳細
所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富(Mapで見る) |
アクセス | 竹富港から車で8分 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
営業時間 | - |
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