タカニク (先島諸島火番盛)の風景
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タカニク (先島諸島火番盛)とは
先島諸島火番盛は現地の言葉で『タカニク』と呼ばれ、パナリ島(新城島)の上地島の集落の北側にあります。鎖国体制下の1644年に、薩摩藩支配の琉球王府によって設置された、海上交通の監視・通報(烽火)機能をになった遠見番所跡群の一つです。パナリ島(新城島)上地島へは定期航路も無いため、個人で行くのは非常に困難です。カニクの行き方
各離島から新城島への定期便は運行されていないので、新城島まではツアーを利用してアクセスします。着港した後、集落を正面に見て左手に3分ほど歩くと到着します。タカニクの詳細
タカニクとは先島諸島火番盛(さきしましょとうひばんむい)とも呼ばれている遠見番所跡群の一つであり、1664年に琉球王国を付庸国だった薩摩藩により島の最西端に設置されました。 八重山の各離島との貿易船や敵船などを捕捉や海況を確認するためにつくられめした。新城島は地理的に中国に最も高い場所に位置しているため、異国船のチェックや先島諸島間の連絡網が主な役割となっていました。連絡網には各島の火番盛が煙を上げて知らせていました。 そんな遠見番所だったタカニクは琉球石灰岩を巻き貝のように積み上げた塔になっており、八重山らしい造りとなっています。2007年には13の島、18ヶ所の火番盛が史跡に登録されました。 また、海を見渡すことができるように視界のひらけた小高い場所に設置されているため美しい景観を望むこともできます。上地島の西海岸沿いに設置されているため、地平線へ沈む美しいサンセットを堪能することができます。 タカニクがある新城島は八重山諸島の西表島と黒島の間に位置しており、パナリ島とも呼ばれます。パナリは八重山の言葉で"離れ"を意味しています。新城島は上地島と下地島の2つからなっており、その2つが離れていることから命名されたと思います。タカニクは上地島にある先島諸島火番盛であり、下地島にも火番盛があるので併せて訪れてみるのもいいですね。ただし、パナリ島へは定期船がなくいためパナリ島へ行くにはツアーに参加しなければいけません。そのため、事前に訪れたい場所をガイドに伝えておくほうがよいでしょう。タカニク付近のおすすめ観光スポット
クイヌパナ
クイヌパナは着港して右方向に5分ほど歩いた先にある高台です。クイヌパナの名前は"クイ"が高台、"パナ"が端と言う意味を持っており、これらを合わせた高台の端という意味です。また、クイヌパナには恋の花という意味もあり、美しい景観を望めるクイヌパナにぴったりの名前といえます。石垣の階段を登った先に展望台があり、西表島や下地島、眼下には透明度抜群のパナリブルーを一望することができます。クイヌパナの基本情報
名称:クイヌパナ
所在地:沖縄県八重山郡竹富町新城
アクセス:上地港から徒歩2分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
北の浜
北の浜は上地港から徒歩で約5分の場所に位置する上地島最大のビーチです。手付かずの自然が残っており、透明度抜群のパナリブルーの中には枝サンゴや卓状サンゴが群生しています。もちろん、熱帯魚も豊富に生息しており、ディズニー映画ほファィディングニモで人気のクマノミたちとも出会うことができます。 毎年、ウミガメが産卵に訪れる程の美しい天然ビーチであり、八重山でもトップクラスの美しさを誇ります。白砂ビーチと透明度抜群の海のコントラストが最高に綺麗なので、シュノーケリングだけでなくのんびりと景観を楽しんでみてくださいね。北の浜の基本情報
名称:北の浜
所在地:八重山郡竹富町新城180
アクセス:港から徒歩5分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
恋路ヶ浜
恋路ヶ浜は上地島の南方にある徒歩3分ほどの場所に位置する10m程度の小さなビーチです。遠浅な海であり、サンゴや熱帯魚がほとんど生息していない砂地のビーチです。そのため、シュノーケリングには向いておらず水浴びやビーチコーミング、写真を撮ったりするのにおすすめです。ただし、近くには撮影禁止、立ち入り禁止の御嶽などがあるので、その点気をつけて楽しみましょう。恋路ヶ浜の基本情報
名称:恋路ヶ浜
所在地:八重山郡竹富町新城180
アクセス:港から徒歩3分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
タカニク (先島諸島火番盛)の基本情報
名称:タカニク (先島諸島火番盛)
所在地:沖縄県八重山郡竹富町新城180
アクセス:港から徒歩3分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
タカニク (先島諸島火番盛)の詳細
名称 | タカニク (先島諸島火番盛) |
所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町新城180 (MAPで見る) |
アクセス | - |
駐車場 | なし |
食事(周辺) | なし |
トイレ | なし |