竹富島-人頭税の碑-
人頭税の碑とは
人頭税とは、古琉球時代から明治後期に至るまで八重山の各個人にかされた税制制度です。15歳~50歳までの人全員に割り当てられた今でいう税金で、男性は穀物、女性は織物を収めていたそうです。
個人の能力に比例しない税制だったため、体が不自由な人も同一の納税がありました。この人頭税は明治36年まで続いたとのことです。
人頭税の碑の行き方
人頭税の碑は竹富港(竹富島の港)から徒歩で約18分、車で約6分の場所に位置しています。
竹富港から集落方面へ進みます。集落に入ってからしばらく道なりに進み、仲筋井戸がある突き当たりを左に曲がってすぐ右折すると、右手に人頭税の碑が建てられています。
↓石垣島から15分!竹富島の詳細はこちら↓
人頭税の碑での遊び方
八重山諸島へ行ったら、ぜひ琉球王府の重い税制がかつてはあったことを学びましょう。
人頭税廃止百年記念碑というのが竹富島、石垣島、与那国島にあるほど重い税制だったことが伺い知れます。
竹富島で見たらぜひ石垣島の人頭税廃止百年記念碑人頭税廃止百年記念碑も合わせて見てみよう!
人頭税の碑の詳細
人頭税の碑は2002年に竹富島に建てられた石碑で、人頭税廃止100年を記念して設置されました。
人頭税は1637年から1902年まで八重山地方で課された頭割りの税金であり、島民はその重税に苦しんでいました。
明治時代になって人頭税廃止運動が起き、明治36年に新税法に移行し、人頭税は廃止されました。
竹富島の周辺には他の史跡や記念碑もあり、一緒に観光することができます。先人への感謝を忘れず、竹富島の歴史を感じてください。
人頭税の碑付近のおすすめ観光スポット
仲筋井戸
仲筋井戸は人頭税の碑から向かうには人頭税の碑を出て左に曲がり突き当たりのT字路正面にあります。
非常水量が多いため海底水道が曳かれるまでは村民にとっての貴重ライフラインでした。。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富
アクセス:竹富港から徒歩で20分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
ンブフルの丘
ンブフルの丘は人頭税の碑から向かうには人頭税の碑を出て左に曲がると右手にあります。
竹富島は比較的に平な島ですが、このンブフルの丘だけは小高くなっており、この上に建てられた展望台は標高20mに位置する島で最も高い場所にあります。
現在では崩壊しかねないとのことで入場できなくなっていますが、近くで鑑賞はできるので気軽に立ち寄ってみてくださいね。
そんな展望台があるンブフルの丘は昔、村で飼われていた牛が夜中に脱走して角を使って作ったといわれています。
早朝に発見された際に丘の上で牛が"ンブフル、ンブフル"と鳴いていたことからンブフルの丘と名づけられました。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富
アクセス:竹富港から徒歩で約19分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
旧与那国家住宅
旧与那国家住宅は人頭税の碑から向かうには人頭税の碑を出て左に曲がり突き当たりを左折します。
Y字路を右折し、T字路を越えた次の交差点を右折すると右手に旧与那国家住宅があります。
1913年に建設された与那国家の住宅であり、竹富島の近代の住居形態と生活様態を残してあり、とても貴重な建造物であることから2007年には国の重要文化財に指定されています。
主屋のふーやと台所のあるとーらが連なっている分棟型の住宅となっています。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町字竹富536番地
アクセス:竹富港から車で7分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
人頭税の碑の詳細
所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富(Mapで見る) |
アクセス | 竹富港から車で7分 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
営業時間 | - |
全アクティビティを見る↓
石垣島ツアーズ
- 口コミ
-
全0 件