黒島-伊見底御嶽-
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伊見底御嶽とは
伊見底御嶽はかつて大和から黒島を訪れた船に絡み付いていた蛇神の上陸したゆかりの地に建てられた航海安全の神が祀られて信仰される御嶽です。近くには保里御嶽や西の浜があり、黒島港も近いのでフェリーの待ち時間に散策してみるのもいいですね。
伊見底御嶽の行き方
伊見底御嶽は黒島港から徒歩で約1分の場所に位置しています。港を出て右に曲がるとすぐにあるので簡単に見つけられますよ。
伊見底御嶽の遊び方
伊見底御嶽は航海安全の神を祀っているためにフェリーに乗る前やクルージングなどのアクティビティを楽しむ前に訪れるといいですね。また、流れが早く海水浴やアクティビティは楽しめませんが美しい景観を望める西の浜が近くにあるので、是非足をお運びくださいね。島きってのサンセットを眺めることができますよ。
伊見底御嶽の詳細
伊見底御嶽は黒島港からすぐ近くにある航海安全を祈念した御嶽です。この御嶽には面白い逸話が残っています。
かつて、大和の国から航海してきた船が着岸した場所であり、保里村の西北方に位置しています。着眼した際にこの船の帆柱に蛇が巻き付いているところを発見されました。蛇は自ら上陸して島に向かってはい出しました。その後、蛇が全くいなかった黒島ですが、急増したと知られています。この蛇は神の化身で あり船を守護したといわれており、蛇神が上陸したことにより船員たちも黒島に上陸したと伝えられています。
以上の通り、伊見底御嶽が建立された場所は蛇神の上陸したゆかりの地であり、航海安全の神として信仰されています。
黒島には10カ所以上の御嶽があり、少子化や災害で廃村になり既に廃止された御嶽もあります。御獄は沖縄本島ではウタキやオンと呼ばれていますが、黒島ではワン呼ばれています。
伊見底御嶽付近のおすすめ観光スポット
保里御嶽
保里御嶽は伊見底御嶽のすぐ近くにある御嶽であり、航海安全の神が祀られる御嶽です。黒島では漁業や海に関する行事、貿易船もいった航海することが多かったため、島内の3箇所を除いて海岸線沿いに御嶽の多くが建てられており、保里御嶽もその一つです。黒島港のすぐ近くにあるため航海前に訪れると良いでしょう。
伊見底御嶽についてご紹介した際に蛇神が巻き付いていた船がありましたね。そこの船に乗船していた船員の1人が黒島の島民の女性の結婚し、永く黒島で暮らしていました。ですが、夫が大和に戻る必要ができてしまい、残された妻は一路平安・健康帰郷を神に祈り念願をかけました。すると、無事に夫が帰国したとの知らせが届いたことから、この妻が祈った場所を霊所として御嶽（旅御嶽）を建て信仰されています。航海安全の神が祀られます。
住所：沖縄県八重山郡竹富町
アクセス：黒島港から徒歩で約1分
駐車場：なし
食事（周辺）：なし
トイレ：なし
西の浜
西の浜は伊見底御嶽よりさらに西海岸沿いを西方へ進みます。黒島港からだと徒歩で約3分でアクセスすることができるビーチです。
透明度抜群のエメラルドグリーンの海と約2km続くのホワイトサンドのコントラストがとても美しくい天然のロングビーチです。潮の流れがとても速いため遊泳禁止となっており、海水浴やアクティビティは楽しむことができませんが、景観がとても美しいのでみてるだけでリラックスします。観光客が少ないので絶景を独り占めすることもできます。
4月から9月にかけてはウミガメが産卵で訪れる手付かずの自然が残る天然ビーチなので、運がが良ければウミガメが海でプカプカと浮かんでいるところを目にすることができるかもしれませんね。
所在地：沖縄県八重山郡竹富町黒島
アクセス：黒島港から徒歩で3分
駐車場：なし
食事（周辺）：なし
トイレ：なし
黒島展望台
黒島展望台は黒島の中央あたりに位置しているため、伊見底御嶽からは道100選にも選ばれた県道213号線を集落方面へ向かう道中にあります。黒島小中学校の横にあるので簡単に見つけることができます。
黒島展望台は渦を巻くような形をしており、登りながらあたりを見渡すことができます。高さ10mほどしかありませんが、黒島内が平坦の造りとなっているため黒島内を一望することができます。天気の良い日には島内だけでなく海を挟んだ先に西表島や竹富島、石垣島を一望することができます。
住所：沖縄県八重山郡竹富町
アクセス：黒島港から徒歩で約1分
駐車場：なし
食事（周辺）：なし
トイレ：なし
伊見底御嶽（イミスクワン）の詳細
| 所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町 |
| アクセス | 黒島港から徒歩で約1分 |
| 駐車場 | なし |
| トイレ | なし |
| 営業時間 | - |
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