黒島-船浦御嶽-
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船浦御嶽(フノーラワン)とは
船浦御嶽(フノーラワン)は黒島の南西部に位置する宮里海岸にある豊年祭の船漕ぎが行われる御嶽です。
黒島の造船は木材資源が豊富な西表島から取り寄せて行われていたと考えられています。
黒島で初めての造船所は南フタ村のまき泊であり、その後宮里村の船浦に造船所を移転して発展しました。
そのため、茲に船浦御嶽を創建されました。
船浦御嶽は黒島港から徒歩で約25分、車で約5分の場所に位置しています。
黒島港を出てまっすぐ南下します。
突き当たりを左折してすぐの交差点を右折すると右手にあります。
船浦御嶽の遊び方
船浦御嶽は造船の安全以外に航海祈願の御嶽でもあるので、フェリーのクルージングや海のアクティビティの安全を祈念しに訪れるのもいいですね。
また、近くには珊瑚や熱帯魚が多く生息する宮里海岸があります。
シュノーケルセットの貸し出しはありませんが、持参すれば存分に生き物観察を楽しむことができますよ。
船浦御嶽の詳細
船浦御嶽は豊年祭の船漕ぎが行われる宮里海岸の近くにある御嶽であり、造船の祈願や航海安全、進水式(すらおろし)の儀式などが行われます。
祭祀の際には神司をはじめに船大工や島民が多く参列して儀式が執り行われました。
黒島の最初の造船所はパイフタ村のマキ泊にあり、1678年に黒島の造船所が古見村に移転した理由は船材の調達に便利だったためです。
古見の造船所はその後、石垣島の石垣村の海岸に移転して古見船浦という名前を残しています。
移転した後に造船が盛んに行われるようになりました。
黒島の船浦御嶽は造船所が古見に移転した後もそのまま信仰が継続されています。
この場所には造船業が盛んになることを祈念してこの御嶽が創建されました。
船浦御嶽付近のおすすめ観光スポット
牛頭岩
牛頭岩は船浦御嶽のすぐ近くにある宮里海岸にそびえ立つ牛の頭の形をした岩です。集落方面から海岸へ向かう道中に小さな看板があるので、案内通りに訪れるようにしましょう。
黒島を含む八重山には変わった形の岩である奇岩がたくさんありますが、牛の形の岩は人口よりも牛の頭数の方が多い黒島にぴったりの観光スポットですね。
アクセス: 港から車で約5分、徒歩で約20分
プズマリ(先島諸島火番盛)
プズマリ(先島諸島火番盛)は船浦御嶽近くの宮里海岸の集落寄りの場所にある史跡です。
貿易船や異国船監視などに監視するために造られた火番盛の一つであり、昔は電話がなかったため異国船を発見した時に狼煙を上げて知らせていました。
周辺離島がリレー方式で狼煙を上げて石垣島の琉球府の役所へ伝えています。
八重山諸島や宮古諸島などにいくつか火番盛があり、それらを総称して先島諸島火番盛と呼んでいます。
所在地:沖縄県八重山郡竹富町黒島
アクセス:黒島港から自転車で5分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
番所跡
番所跡はプズマリのすぐ近くにある番所の跡地です。
かつては黒島を含む八重山の島々は薩摩藩の支配を受けており、八重山の総元締だった蔵元の末端機関だった村番所跡がこの番所跡です。
当時、琉球王府から派遣された役人がこちらの番所にて人頭税の徴収や島に出入する船舶の荷役の管理・統制などを行っていました。
現在は使われておらず史跡として残っており、番所跡に関する説明書きもあるので黒島の歴史や文化を深く知ることができます。
住所:沖縄県八重山郡竹富町黒島1
アクセス:黒島港から徒歩で約23分、車で約4分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし
船浦御嶽(フノーラワン)の詳細
所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町黒島 |
アクセス | 黒島港から徒歩で約23分、車で約4分 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
営業時間 | - |
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