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黒島-旧乾震堂-

 

旧乾震堂とは

旧乾震堂は乾震堂がかつてあった場所であり、中国の偉い人物を祀った神聖な御嶽です。昔、中国の偉い人の遺体が黒島に漂着しました。その方の身に付けていたお金を持ち出して使ってしまいました。その後、次々と島に災いが起こったため、呪いを解くために乾霊堂に葬り、祀りました。それ以来災いが収まったと言われています。

 

旧乾震堂の行き方

旧乾震堂は徒歩で約51分、車で約14分の場所に位置しています。黒島港を出てまっすぐ南下します。突き当たりを左折してすぐの交差点を右折します。道なりにまっすぐ進むと右手に旧乾震堂があります。

 

旧乾震堂の遊び方

旧乾震堂は島の南端なのでグラデーション状の美しい海を見渡すことができます。海岸線沿いを西方へ進むと、黒島で最も人気のある仲本海岸があるのでシュノーケリングや海水浴を楽しむのもいいですね。

 

旧乾震堂の詳細

乾震堂は伝承によると、1800年頃に黒島灯台の近くのユキラ浜に唐船の難破船が漂着しました。船内にはミイラ化した遺体と絹布類が大量にありました。島民は死体を海に流したといわれています。その後、死体に関わった人たちは次々と死亡し、島内ではネズミが異常繁殖しました。
船の中にあった黒石を死体のかわりに海岸に埋めて供養したところ、ネズミ被害は収まりました。その後、誰かが墓が荒らされていまい、再度ネズミ大量発生の被害に遭いました。その後、島民は拝所を灯台近くの海岸から島の中心地に移し、大法要、供養を行ったことでネズミの大発生が収まりました。

 

旧乾震堂付近のおすすめ観光スポット

黒島灯台

黒島灯台
黒島灯台はハートの形をする黒島の最南端に位置する灯台であり、恋愛成就のパワースポットとしても有名です。
黒島の南方には波照間島しか離島がないため航走する船にとって重要な役割の灯台なんです。アクセスする際には草木が生い茂る道を進んでいきます。視界が開けると透明度抜群の海や緑の中に白を基調とした灯台のコントラストがとても美しいです。

黒島灯台(くろしまとうだい)の基本情報
名称:黒島灯台(くろしまとうだい)
所在地:沖縄県八重山郡竹富町黒島
アクセス:黒島港から自転車で30分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし

 

南風保多御嶽(パイフタワン)

南風保多御嶽(パイフタワン)は仲本海岸から黒島灯台方面へ進んだ場所にある御嶽です。かつて、オモト山から降りたった神が黒島伊古の浜に着き一休みし、一息入れたところが仲盛御嶽といわれています。南風保多御嶽は最初に神の下ったところとしてヤハナムトウ(八社の元)と呼ばれ村人の尊崇を受けました。豊年や海上安全を祈願する御嶽として知られます。

南風保多御嶽(パイフタワン)の基本情報
名称:南風保多御嶽(パイフタワン)
住所:沖縄県八重山郡竹富町黒島
アクセス:黒島港から徒歩で約34分、徒歩で約8分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし

 

仲本海岸

仲本海岸
仲本海岸は黒島南西部に位置する島で最も人気の高いビーチです。エメラルドグリーンの海と天然ビーチのコントラストが美しいスポットであり、ビーチ内には東屋や、トイレ、シャワー、売店など設備が充実しています。また、売店ではレンタル品があるためアクティビティを存分に楽しむことができます。

仲本海岸の基本情報
名称:仲本海岸(なかもとかいがん)
所在地:沖縄県八重山郡竹富町黒島
アクセス:黒島港から自転車で15分
駐車場:なし
食事(周辺):あり
トイレ:あり
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