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竹富島-肝合掌御嶽-

肝合掌御嶽(シムザーシオン)とは

肝合掌御嶽(シムザーシオン)は竹富島北部に位置する御嶽であり、近くには美崎御嶽や親泊御嶽などがあります。

竹富島の有名な建築家であり偉人の西塘は一人の息子の宇座がいました。

そんな西塘は1500年のオヤケアカハチの反乱の際に才を見出されて、首里で学問を修めました。

その際に、妻子を首里へ連れて行くことが出来なかったため竹富島に置いていきました。

宇座は魚釣りが好きだったため、時間があると小舟で魚釣りに出かけていました。

ある日、魚釣りに出かけた宇座は突然の嵐に見舞われて南の島へと漂着しました。

一人息子である宇座はを失った母のカナメは宇座はことばかり考え、自宅の畑のユーナ木の側から雨の日も風の日も1日中宇座が無事に帰ってくれるよう祈願していました。

その頃は宇座は漂流先で公職に就き、立派に働いていました。このことをある船員によって母カナメへと伝えられました。

カナメは大喜びするとともに毎日祈願していた場所を守神として拝むようになりました。この地が現在の肝合掌(シムザーシ)御嶽となっています。

 

肝合掌御嶽の行き方

肝合掌御嶽は竹富港から徒歩で約13分、車で約4分の場所に位置しています。

竹富港を集落方面へと進み、竹富島レンタサイクルの手前のT字路を右折します。

道なりにまっすぐ進んでいき、一つ目のT字路を左折すると左手に肝合掌御嶽があります。

 

肝合掌御嶽の遊び方

肝合掌御嶽は上で紹介した逸話の通り、航海安全を祈念した御嶽です。そのため、フェリーや海遊びする際に訪れると良いでしょう。近くには親泊御嶽や美崎御嶽もあるので併せて散策してみてくださいね。

 

肝合掌御嶽の詳細

肝合掌御嶽は竹富島の北部に位置する航海安全に関する御嶽です。

上でもご紹介しましたが、本御嶽に関する逸話について詳細をご紹介いたします。

八重山の頭を務めた建築家であり偉人の西塘には一人の息子の宇座がいました。

西塘は1500年に起きたオヤケアカハチの反乱の際に才を見出されて琉球へ上ることとなりました。

琉球では建築学に優れており、様々な建築を手かげた後に八重山の頭までのぼりつめました。

琉球へ上る際には妻子を連れて行くことができませんでした。竹富島へ残った一人息子の宇座は魚釣りがとても好きであり、暇さえあればいつでも小舟に乗って魚釣りをしていました。

ある日、いつものように小舟に乗り魚釣りへ出掛けていると突然の嵐に遭ってしまい、木の葉のように巻き込まれてしまいました。

南の島へと漂着したため一命は取り留めましたが、それ以来、一人息子を失った母親のカナメは、宇座のことを気にし続けていました。

そのため、自分の畑にあるユーナ木の近くで雨の日も風の日も昼夜問わず朝宇座が無事で帰ってくれるように祈っていました。

それからしばらくして八重山の御用船が沖縄から八重山へ向かう道中に暴風に遭見舞われて、宇座同様に南の島へと漂着しました。

その際に船員たちは宇座へ『貴方はどなたです』と問うと宇座は大きな声で『私は竹富島の西塘の子です。

7年前この島へ漂流してきて、この島人に可愛がられて相当な役職に就きました。

何不自由なく暮らしています。八重山へ帰りたいですが役職にいる身で勝手に帰ることができません。』と答えたといいます。

船員達は数日の後に八重山に帰り、宇座の母であるカナメに宇座が元気で公職に就いていることを伝えたころ、カナメは大喜びし、毎日祈願した場所を守神としてその後拝むようになりました。

この地が現在の肝合掌(シムザーシ)御嶽です。旅の守り神として拝まれています。

 

肝合掌御嶽付近のおすすめ観光スポット

竹富島ビジターセンターゆかぶ館

竹富島ビジターセンターゆかぶ館
竹富島ビジターセンターゆかぶ館は肝合掌御嶽から向かうには肝合掌御嶽を出て左に曲がります。曲がってすぐのT字路を左折し、突き当たりのT字路をさらに左折すると左手に竹富島ビジターセンターゆかぶ館があります。
竹富島ビジターセンターゆかぶ館は竹富島の観光スポットや島の自然、歴史、伝統文化について知ることができる施設です。また、大画面のシアターにて映像資料を観賞することもできます。竹富港のすぐ近くに位置しているためフェリーの待ち時間に利用するのもいいですね。

竹富島ビジターセンターゆがふ館の基本情報
名称: 竹富島ビジターセンターゆがふ館
住所: 沖縄県八重山郡竹富町竹富島
アクセス: 竹富港から徒歩で1分
営業時間: 8:00分~17:00分
駐車場:なし
食事(周辺):あり
トイレ:あり

 

小城盛(クスクムイ)

小城盛
小城盛(クスクムイ)は肝合掌御嶽から向かうには肝合掌御嶽を出て左に曲がります。しばらく道なりに進むと右手に小城盛があります。
小城盛は竹富島付近の海上を行き来する貢船や異国船を監視し、石垣島の蔵元へ通報するために狼煙をあげる火番盛でした。小城盛は他の火番盛とともに先島諸島火番盛の一つとして国の文化財に指定されています。

小城盛の基本情報
名称:小城盛(クスクムイ)
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富
アクセス:竹富港から車で6分
駐車場:なし
食事(周辺):あり
トイレ:なし

 

なごみの塔

なごみの塔
なごみの塔は肝合掌御嶽から向かうには肝合掌御嶽を出て左に曲がります。しばらく道なりに進み、一つ目の交差点を右折します。しばらく道なりに進み、2つ目の交差点を左に曲がります。左手に赤山展望台が見えると右手になごみの塔があります。
なごみの塔は竹富島の集落の中心地に位置しており、かつてはここから集落全体を一望することができました。ですが、2016年に崩壊の危険性があることが理由で立ち入りが禁止となりました。

なごみの塔の基本情報
名称:なごみの塔
所在地:沖縄県八重山郡竹富町竹富
アクセス:竹富港から徒歩15分
駐車場:なし
食事(周辺):なし
トイレ:なし

 

船浦御嶽(フノーラワン)の詳細

所在地 沖縄県八重山郡竹富町竹富
アクセス 竹富港から車で4分、徒歩で13分
駐車場 なし
トイレ なし
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