竹富島-ンブフルの丘-

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ンブフルの丘とは

比較的平坦な竹富島にある丘。

昔、飼っていた牛が夜に脱走して、角を使ってこの丘ができたとのこと。

早朝にその牛が『ンブフル、ンブフル』と鳴いていたことからンブフルの丘と名づけられました。

この丘にはンブフル展望台という標高20ｍの展望台があり、竹富島の町並みや西表島、石垣島を望むことができます。

また、近くには仲筋井戸や水道記念碑があるので合わせて見に行きましょう。

ンブフルの丘の行き方

ンブフルの丘は新石垣空港から車で約30分、石垣港離島ターミナルから定期船約15分、竹富東港下船、徒歩約30分（レンタル自転車あり）の場所に位置しています。

ンブフルの展望台は竹富港から徒歩で約16分の場所に位置しています。

竹富港から集落方面へ真っ直ぐ進み、仲筋井戸を左に曲がってすぐ右折すると左手にンブフルの丘があります。

ンブフルの丘での遊び方

ンブフルの丘に来たら、展望台へ上りましょう。

100円で登ることができ、5分もいれば十分楽しめるので、時間がなくても十分楽しむことができます。

歩いても行けますが、レンタサイクルで行くのがおすすめです。

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ンブフルの丘の詳細

ンブフルの丘は竹富島集落の中心から少し南寄りに位置している丘であり、竹富島で最も高い場所であるンブフル展望台が建てられています。

なごみの塔が有名なのでご存知のない方も多々いるかもしれませんが、ンブフルの丘には面白い逸話があるんですよ。

ンブフルの丘やンブフル展望台の名前になっているンブフルは何が由来か想像つきますか？

竹富島を含む八重山のあちこちには方言の名前がついた聞き馴染みのないスポットがたくさんありますが、この丘は少し変わった命名がされています。

かつて、仲筋村で飼っていた牛が逃げ出してしまい、角で土や石を突き上げて一夜にして高い丘を作りあげました。

牛はその丘に上がり、"ンブフル、ンブフル"と鳴いたといわれています。

この光景を見た酋長がこの丘を土台にして見張り台を設置し、現展望台となっています。

この牛の鳴き声をもとにンブフルと呼ぶようになり、牛丘（ウシムル）とも呼ばれています。

ンブフルの丘の上にある展望台は八重山の民家のような外観です。

横に階段がついており、上へと登ることができます。

入場料は100円、子供は50円であり、窓口に人が居れば入場料を直接支払い、いない場合は階段の横にある缶に入れておきましょう。

階段を登った先の展望台には望遠鏡なども備えられているので、竹富島内を一望でき、海を越えて西表島や石垣島も望むことができます。

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仲筋井戸

仲筋井戸はンブフルの丘のすぐ近くにある井戸であり、その水量の豊富さから水道が開通するまでは村民にとって貴重なライフラインでした。

この井戸にはある逸話が伝承されています。

竹富島ではしばしば干ばつに襲われ、島民は困窮しています。

そんな干ばつの中、村で飼われていた犬が尻尾を濡らして帰ってきたことから不思議がり、犬のあとをつけてみるとこの井戸が発見されました。

まさにここ掘れワンワンと言ったところでしょうか。

水量豊富な井戸のため正月若水、お産の産水などで大事には使用されていました。

幸本(小波本)御嶽

幸本(小波本)御嶽はンブフルの丘から南方へ向かうと右手に位置している御嶽です。

御嶽とは神社のようなものであり、沖縄の神様を祀っている神聖な場所です。

竹富島には28の御嶽があり、その内の6つはムーヤマと呼ばれ最も重要な御嶽があり、幸本(小波本)御嶽はムーヤマに属しています。

集落内には西塘御嶽（ニシトウオン）など御嶽がいくつかあるので併せて回ってみてくださいね。

旧与那国家住宅

旧与那国家住宅は1913年に建設された与那国家の住宅であり、竹富島の近代の住居形態と生活様態を知ることができる竹富島の伝統的建造物となっています。

主屋のふーやと台所のあるとーらが連なっている分棟型の住宅となっており、2007年には国の重要文化財に指定されています。

ンブフルの丘の詳細

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